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外胚葉、中胚葉、内胚葉、タイプ別バルクアップ内肺葉編

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 我々の身体にはタイプがある。外胚葉、中胚葉、内胚葉である。これは胎児が形成される際に外皮、神経から作られていくのが外胚葉、骨格から作られていくのが中胚葉、消化器官から作られているのが内胚葉である。

 

 日本ではストレートだのウェーブだのわけのわからない区分が流行っているようだがあんなもんはただのインチキである。身体のタイプはこの3つしか存在しない。もしそんなタイプとパーソナルトレーニングを組み合わせているようなトレーナーがいたら即縁を切ろう。インチキである。身体のタイプは外胚葉、中胚葉、内胚葉この三つのみである。

 今回の3記事ではこれらのタイプにどのような特徴があるのか、最適なトレーニング、ミールプランは何であるかを解説する。これらの内容は筆者の過去の文献「ボディビルのトレーニングメニューの組み方」等と矛盾する物があるが、停滞打破のバリエーションと考えて貰えれば幸いである。



1 内胚葉タイプの診断
 内胚葉タイプは英語でEndomorphと言う。外国でボディメイクを行う時この単語は頻繁に出てくるので覚えておこう。以下本記事では内胚葉と表記する。内胚葉の人の骨格は下半身が太く、上半身が細い。代謝が不活発なため太りやすい。背は遺伝に左右されるが栄養吸収が良いため高めな傾向にある。

 自分がどのタイプか見極めるとするならば、まずは手を見る。手が小さいのが最大の特徴である。更に足のサイズも小さい、大腿に比べて下肢の比率が短いならば間違いなく内胚葉である。スクワットをした時にケツが踵より下に出てしまうならば間違いなく内胚葉である。

下肢が短いのはリフティング競技には有利に働く。特にスナッチの動作では下肢が短いと上図の停止ポジションでバランスが取りやすい。たまにこの状態でケツを地面に付けている選手もいる。話が横にそれるがコロンビアの選手は下肢が長い黒人が多く、ハーフスクワットみたいな状態から挙げてしまう選手が多い。


 また実はヨーロッパ人種所謂白人は内胚葉が多く、膝上のほうが膝下より圧倒的に長い内胚葉体型が殆どである。

バレードイツ代表
キューバ代表 膝下が全然違うのがわかるだろうか

 更に最も確実な方法としてカーフで判断というのがある。内胚葉の人間は例外なくカーフが太く、とても長い。


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