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たくさん失敗して見つけた、家庭円満に効く家電 3選

戦後日本に普及した3種類の耐久消費財を「電化製品の三種の神器」と呼ぶことを、子供の頃に習った方も多いのではなかろうか?
下記のような歴史の変遷を取っている。

【Introduction】家電の歴史って

1950年代後半の神武景気時代】
白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の家電3品目

1960年代半ばのいざなぎ景気時代】
カラーテレビ (Color television)・クーラー (Cooler)・自動車 (Car)の3C

2000年代前半
デジタルカメラ・DVDレコーダー・薄型テレビのデジタル三種の神器

歴史が示すように、家電の進化は、日本国民の生活を大きく改善してきた。

tarakoの考察では、家電は、
1950年代には「労働力の代替」「メディア」のパラダイムシフトが起こり、
1960年代以降はそれを基に「付加価値型」の進化を遂げており、
それは、日本の製造業の戦略の歴史そのものであるという点である。

さらに面白いのは、現在、多くの家庭に求められているのは、
1950年代の「労働力の代替 (裏時間の利用)」に回帰している点である。

それでは、

【本題】家庭円満に効く家電 3選

そもそも、これらの家電の便利さを知ったのはアメリカに住んでいた時である。海外ではかなり昔から一般的に普及してきたものだが、

今の日本では、かなり多くの家で普及しているメジャーなものかと思うが、
これから結婚を考えている、子供が生まれる、共働きで家庭のルールに縛られている、
といったご家庭では、少々値が張るものもあるが、ご一考いただければ幸いである。

  ① ディッシュウォッシャー:

ディッシュウォッシャーに最大限格納できるよう、食器の形などには気を使う必要がある。

食器を一網打尽に洗っておいてくれるのは気持ちが良いものだ。

一回の洗浄でどれだけ多くの食器を効率的に格納できるかが勝負である。

  ② 洗濯乾燥機:

決して最高級のものでなくても良い。
但し、ご自宅に設置できるサイズの中で、最大容量のものを選ぶことをお勧めする。

出勤前に回していくもよし、寝る前にもうひと回ししてもよし。
子供の大量の着替えも一網打尽で気持ちがいい。

あの労働集約的極まりない、洗濯ばさみとはさよならである。
(乾燥機ダメな服は仕方ないが。。)

  ③ スロークッカー:

旦那さまでも簡単。
基本は具材切って、調味料入れて、スイッチオン。以上!

牛筋などの調理が大変な肉も、
会社から帰ってきたらトロトロになっている。

最近では、スロークッカー向けのレシピも豊富なので、飽きが来ない(下記例)。


【おまけ】失敗だった家電

① 掃除ロボット:
出勤して帰ってくると、部屋の端っこでもがいた形跡あり。
自分はちゃっかり充電ユニットにドッキングしてのんびりしていらっしゃる。
部屋の大部分が掃除未完了。。。結局、手持ちのダイソン。。

② カプセル型コーヒーマシン:
初めのうちはよく使っていたが、維持費が高いのと、メンテナンスが若干めんどくさい。
その小さな積み重ねで「メンテナンス当番」のような、本末転倒なルールが家庭にできることも。火種である。

③ スチーム機能付き電子レンジ:
正直、日常の中で使いどころがわからない。
きっと、料理好きな家庭では使いこなすのかもしれないが、
残念ながらtarakoの家庭は家の料理は効率性or子供の学び重視。
どちらにもあまりはまらず、ただのでかい電子レンジと化しています。

最後に

失敗だったのは、主に付加価値型の家電。
もっと言うとプロダクトアウト型。

これって、人が「コト消費」に流れていることの裏返し。
本質的なことを言ってしまえば、
みんな本当は自分の時間が欲しいんでしょ?
それが、家庭の火種になっているとtarakoは考えたのだ。

コト消費に使える、あるいは、仕事や育児など、
どうしても時間を取らねばならないものに対し、
時間を捻出することのできるアイテムが家庭を円満にするのだ。

これらのおすすめアイテムのValue proposition (提供価値)は、
「自動で皿を自動で洗う」「自動で洗濯して乾かす」「料理をゆっくりと作る」ではなく、
家庭生活に潜む火種を排除し、家庭の円満をサポートする」なのである。

(但し、可処分時間を比較的長く取れる/大切にされている方であれば、
付加価値型家電が生活を潤してくれているのかもしれない)

tarakoのような夫婦ともにフルタイムの家庭の視点で記載している点をご了承いただきたい。
ただ、実体験として、これらが忙しい我が家を平和に保ってくれていることは間違いない。

これから結婚を考えているカップル、
子供が生まれる、共働きで家庭のルールに縛られている、
といったご家庭
では、
少々値が張るものもあるが、ご一考いただければ幸いである。

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