見出し画像

今週の note (5243) の株価推移 (2023/10/10~10/13) Vol.043




今週の note (5243) の株価推移 (2023/10/10~10/13) Vol.043



今週の note (5243) はどんな動きをしたか?

✅今週の note (5243)は、500円台を終始保ちました。法人登録が3万を超えたことが好感され、大きく上昇しました。

note (5243) の時系列株価 2023/10/13 株探

✅私のスタンス

私のスタンスを明確にしておきます。

私は評論家でもアナリストでもありません。一個人投資家に過ぎません。
ですから実際に投資をしリスクを負っています。

ただし、ポジショントーク(自らのポジションに対して利益が出て欲しい、といった願望を含んだ発言)にならないように十分に注意します。

つまり、良いことも悪いことも分かっている場合には明らかにするという意味です。


【10月10日~10月13日の note (5243)のデータ】

🔷今週の note(5243)は 510 ~ 555 円(終値ベース)で推移しました。上下の幅は 45 円でした。


5分足・日足・週足チャートを掲載します。2022/12/21の上場から10カ月目に入りました。

5分足・日足・週足・月足チャートの一覧をご覧ください。

短期・中期・長期の株価トレンドがひと目で分かると思います。

2023/10/13 note (5243) のチャート 
SBI証券のアプリから
2023/10/13 note (5243) の5分足チャート 
SBI証券のアプリから
2023/10/13 note (5243) の日足チャート 
SBI証券のアプリから
2023/10/13 note (5243) の週足チャート 
SBI証券のアプリから
2023/10/13 note (5243) の月足チャート 
SBI証券のアプリから


⭐2023/10/10に大幅反発の理由

法人アカウントが10月に3万件を突破
note<5243>が大幅反発している。午前10時15分ごろ、運営するメディアプラットフォーム「note」を利用する法人アカウント数が10月に3万件を突破したと発表しており、好材料視されている。



🔶底這い状態から上昇トレンドに変わりつつあるのでしょうか?

10月13日に2023年11月期第3四半期決算が発表されました(後述)。
この内容を読むと、本決算に向けて上昇期待が持てそうです。

今後も、経営陣はどのような株価対策をしているのか、IR(投資家向けの広報活動)にもっと力を注いで欲しいと思います。

🔴著名な株式評論家、櫻井英明氏は「なぜ上場したのか」、上場の意義を経営者やIR担当者はきちんと説明できるかと問うています。

上場の目的は、資金調達だけだったのか、事業にさらに投資するためなのか、知名度を高めることだったのか。その他は?

いずれにせよ、上場したことで終わりではありません。スタート地点に立ったばかりです。企業を成長させ、株価を上昇させ、後には配当し、株主還元まで考慮していただきたいと思います。


🔷10月13日の note(5243)のデータ

終値      538 円
前日比      -17 円   -3.06 %
出来高    501,500
売買代金   270,063 千円

*データはYahoo! ファイナンスから拝借しました。

⭐出所: Yahoo! Japan ファイナンス

2023/10/13 note (5243) の詳細情報 Yahoo! ファイナンス


<10月10日~10月13日の終値ベース>
高値(10/12)  555 円
安値(10/10)  510 円

🔴高安 45 円のレンジでの値動きでした。

*データは「株探」から引用しました。

⭐出所: 株探



🔷ようやく下落トレンドが止まりそうな気配が感じられます。

直近の2023年11月期第3四半期決算短信を見ますと、赤字が縮小していることが分かります。あとは本決算でどんな数字が出てくるか注目したいですね。

ただし、株価は600円にも届いていません。
上場来最高値は927円(2023/03/07)です。

最高値(さいたかね、「さいこうね」という人もいる)更新にはまだしばらく時間がかかりそうです。


🔷ニュース

⭐ノート、今期経常を赤字縮小に上方修正

銘柄ニュース 株探 2023年10月13日15時00分


2023年11月期第3四半期決算説明資料

ノート【5243】2023年10月13日 開示情報 - 2023年11月期第3四半期 決算説明資料 (kabutan.jp)

内容の一部を抜粋しました。

営業利益は売上成長並びにコストマネジメント強化により3Qは▲53百万円となり、 1Qの▲221百万円、2Qの▲88百万円からさらに赤字幅が縮小。
主にnoteの拡大により売上は堅調に成長し、売上高は706百万円(前年同期比+20.6%)、 売上総利益は651百万円(前年同期比+22.2%)。


✅株価が上昇しない理由(再掲)と株価が上昇する理由

株価が上昇しない理由
●赤字決算であること
●好材料が乏しいこと
●地合いが良くないこと
●IR(株主に対する広報活動)が少ないこと

株価が上昇する理由
好材料が明らかになること
多くの投資家に支持され、買いが買いを呼ぶ状況になること


✅重要なポイント

🔴今後、さらにIRをもう少し積極的に行なっていくことが欠かせないと考えています。(再掲)

1件だけの情報開示(第1弾)では一時的に上昇しても、その後は反落するか横ばいになるからです。好材料が出てもだいたい2~3日で収束に向かいます。

よほど大きな株価材料(例えば大型M&A案件が明らかになり、売上・利益の大幅な貢献が見込まれるケース)が出なければ、株価のしばらくの上昇は見込めません。

第2弾、第3弾の好材料を素早く提供することが欠かせません。

打ち上げ花火をイメージして頂くと、理解しやすいかもしれません。
1本打ち上げた後に2本、3本、4本・・・と連続して打ち上げれば花火を鑑賞している人たちの目を釘付けにすることができますね。

ところが、1本打ち上げた後で、トラブルがあって2本目、3本目がすぐに打ち上げられない場合、盛り上がっていた場の雰囲気が萎んでしまいますね。
それと同じようなものです。

線香花火のようではいけませんね。ポトンと落ちてしまいます。


時価総額    81.5 億円
発行株式数  15,142,000 株
52週高値    927 円 (2023/03/07)
昨年来高値    927 円 (2023/03/07)
52週安値    401 円 (2023/01/04) 
昨年来安値    401 円 (2023/01/04)

   (2023/10/13 現在)

*データは「株探」から引用しました。


🔴上場した12月21日の初値は 521円でした。
公開価格 340 円と比較すると 181 円高でした(参考データ)。


初日のデータ
高値     561 円
安値     421 円
終値     439 円


🔴10月13日の note (5243) の騰落率は -3.06 % (前日比 -17 円)で、終値は 538 円でした。

来週以降600円台を目指していくことになります。

星取表は⚪⚪⚪⚫でした。


IPO(新規株式公開)銘柄は、上場から3ヵ月は株価の推移、株価材料(上昇・下降の要因)、テーマ性等を考慮することが重要とされています。

その3ヵ月間で、今後の株価が上向くのか、下向くのかがある程度予想できるということです。

あくまで、限定された期間での話ですので、突発的に好材料(例:黒字転換)あるいは悪材料(例:業績の悪化)がIR(投資家のための広報活動、つまり情報公開)で公表されると株価は大きく上下に変動します。

上場以来10ヵ月目に入りました。上場来高値 927円 (2023/03/07)から乖離しています。538 円(2023/10/13 終値)まで下落しています。これが底値であればよいのですが。

上場来高値の水準にまで戻すのは、もうしばらく時間がかかりそうです。


🔷アナリストの利益予想 (再掲)


           会社予想   コンセンサス(対会社予想)
営業利益 2022/11    -855       -860  -0.6%
営業利益 2023/11     -        -230   -
経常利益 2022/11    -869       -870  -0.1%
経常利益 2023/11     -        -220   -
  
⭐出所: マネックス証券
2023年11月期も赤字予想ですが、前年同期比では大幅に改善されそうです。


✅note (5243) の株価が上昇するには、好材料が不可欠です。今後も好材料が出れば上昇が期待できます。

海外展開だけでなく、赤字を脱却し、好決算が続く見込みになれば、買い手が増加していくでしょう。

日本経済新聞社やテレビ東京HDも note (5243) の大株主なので、これらのメディアを利活用して投資家に向けて情報を発信していくことが求められます。


✅日経ビジネス(2023.03.20号)の特集記事「ChatGPT 破壊と創造」にnoteに関する記事が掲載されました。

複数箇所にかなりの紙面を割いて記述されています。その一部を抜粋しました。

✅日経ビジネス(2023.04.24号)の「IPO時の企業評価に課題あり?」に note の関連記事が掲載されました。


🟥日経平均他について

🔴日経平均は10月06日の終値 30,994.67  円と10月13日の終値 32,315.99 円を比較すると、+1,321.32 円の大幅上昇となりました。32,000円を回復しました。

先週は、下落する日が多かったですが、今週は大きく上昇する日が多く、上昇圧力が強い日が続きました。

節目である32,000円台に戻しました。
来週は32,000円台を固め、33,000円にチャレンジしてほしいですね!

米国金利の動向、NYダウ、ナスダックがどう動くか注目です。外国為替の上下の動きが、輸出主体の日本企業の株式に影響を及ぼします。


米国の株式市場の格言に「Sell in May(5月に売れ)」がありますが、今年の日本株には全く影響しませんでした。上昇基調に変化はありませんでした。

ウォーレン・バフェット氏に次いで、海外投資家の日本株の見直し機運が高まり、日本株買いが増えています。

それだけに、一転して海外投資家の反動売りが始まると、大きく下落する場面が出てきます。

欧米では、今も金利高が続いています。日本はいまだに低金利ですから、円を借りて日本市場に投資しています。円のキャリートレードです。

バフェット氏も円を借りて、日本株に投資しています。

海外投資家は日本株は割安と認識しています。ただし、日本株全般に対する認識ではなく、あくまで一部の銘柄に対してです。

日本株の上昇は、明らかに海外投資家のまとまった買いが入っているからです。東証プライムの一部の銘柄の買いです。総合商社や半導体関連銘柄です。

それだけに、一旦海外投資家の売りが出始めると、大きく下落する可能性が高くなります。

東証グロース市場には海外投資家の関心は薄いです。企業規模が小さいため、「知らない企業が多い」からです。発行株数が少ないため手掛けにくいのです。国際優良銘柄へ集中投資しています。

ただし、その一方で日本の個人投資家による東証グロース銘柄の買い意欲は旺盛です。

今までは、極論すると、海外投資家は、ソニーなどごくごく一部の銘柄だけにしか投資してきませんでした。それは日本企業を知らなかったからです。

その意味で、バフェット氏が日本の5大商社(三菱商事・伊藤忠商事・三井物産・住友商事・丸紅)に一括投資したことは衝撃的な出来事でした。


最近、ある YouTube の番組で耳にしたのですが、「海外投資家は日本の企業名ではなく、売れているゲームのタイトルで選定し、その商品を販売している企業の株式を購入している」という主旨の話でした。


⭐10月13日の日経平均とTOPXの終値

日経平均  32,315.99 円  前日比  -178.67 円 -0.55 %
TOPIX    2,308.75   前日比  
-33.74   -1.44 %

今週の日経平均は、大きく上昇しました。

日経平均
52週高値  (2023/06/19) 33,772.89 円
年初来高値  (2023/06/19) 33,772.89

52週安値  (2023/01/04) 25,661.89 円
年初来安値  (2023/01/04) 25,661.89 円

⭐出所: 株探 日経平均



<日経平均の株価チャート>

2023/10/13 日経平均 のチャート 
SBI証券のアプリから
2023/10/13 日経平均 の5分足チャート 
SBI証券のアプリから
2023/10/13 日経平均 の日足チャート 
SBI証券のアプリから
2023/10/13 日経平均 の週足チャート 
SBI証券のアプリから
2023/10/13 日経平均 の月足チャート 
SBI証券のアプリから


🌟今週の日経平均は大きく上昇し、32,000円台を回復しました。来週は33,000円台に到達するかどうかが注目されます。

日経平均 の時系列株価 2023/10/13 株探

【市場ニュース】

【市況】国内株式市場見通し:日経平均9月戻り高値にらむも神経質な展開か

■日経平均4週ぶり反発で32000円台回復
今週の日経平均は週間で1321.32円高(+4.3%)の32315.99円と4週ぶりに反発し3週ぶりに終値で32000円台を回復した。3連休明けの東京市場は中東の地政学リスクの影響が限定的にとどまり、雇用統計の発表を通過した米国市場上昇の流れを受けて買いが先行し、日経平均は先週末比751.86円高と今年最大の上げ幅をマークした。12日に掛けては半導体関連株の上昇と米長期金利の低下を追い風に全般買いが先行し、日経平均は終値で9月27日以来となる32000円の大台を回復した。その後、注目の9月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなったことで5日ぶりの反落となったNYダウとナスダック総合指数の流れを受けて、13日の日経平均は4日ぶりの反落に転じた。

■17日の米9月小売売上高が今週の焦点
来週の日経平均は9月15日の戻り高値33634.31円奪回を意識した戻りを試す展開となることが期待される。日経平均は9月15日の高値33634.31円から10月4日の安値30487.67円までの下げ幅(3146.64円)の半値戻しを達成したことから、投資家に強気姿勢が広がりつつある。

米国のインフレ長期化懸念とFRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策への思惑に左右される相場展開が継続することになるだろう。まず17日発表が予定される米9月小売売上高が今週の焦点となる。8月の前月0.6%に対して9月の事前予想は0.2%と伸びは鈍化が見込まれている。予想より強めの数値が表れる可能性が市場の一部から出ているが、8月の伸びを下回る範囲ならば、大きな下振れリスクは回避され、日経平均の戻りに寄与することが期待される。

市場ニュース 株探 2023年10月14日14時37分 

🔴日経225銘柄



32,000円台を回復しました。反転しています。
来週は、このままモメンタムを維持できるかどうかが注目されています。

9月以降、日本株の実力が試されています。海外投資家は日本株の買いをやめていません。この傾向が続く限り、日経平均の大幅下落はないと考えられます。

9月4日に日経平均株価の銘柄定期入れ替え」が発表されました。

個人的には、本社が新横浜にあるレーザーテック(6920)の今後の成長に期待しています。半導体関連装置製造業者で世界的に有名な企業です。

⭐来週は32,000円台を固め、33,000円にチャレンジできるかどうかが焦点です。



日本株の上昇が続くのであれば、年内に史上最高値更新もあり得ます(下記をご覧ください)

ただし、一本調子で上昇するとは考えにくく、何度か調整局面を迎えることになるでしょう。


日経平均の10月10日から10月13日までの星取表は
⚪⚪⚪⚫
となりました。

🔴来週は33,000円台に到達するかどうかに注目です。



⭐参考になる情報源 STOCK VOICE


(再掲)
年初の予想では、32,000 円に達するという強気なアナリストがいましたが(私は懐疑的に見ていました。いくら何でもスピード違反でしょうと思っていました)、32,000円をあっさりクリアし、さらに33,000円を超え、34,000円に届くかというところで、下げ圧力が強まりました。

32,000 円はすでに達成しました。現在は調整局面に入っていますが、やがて上昇に転じる時期が訪れるでしょう。

現在は調整局面に入り、31,000 円を割り込みましたが、徐々に値を戻してくるでしょう。

米国株市場をにらみながらになりますが、年末までに新高値 39,000円も十分にあり得ます。

40,000円もあるかもしれません(年内は無理かな?)。


<日経平均の最高値>

日経平均の最高値は、終値は38,915円87銭、取引時間中の高値は38,957円44銭です。

1989(平成元)年12月29日、年内最後の取引日「大納会」を迎えた東京証券取引所で、日経平均が史上最高値を付けました。終値は38,915円87銭、取引時間中の高値は38,957円44銭。バブル経済の絶頂期の記録です。

トウシル 楽天証券 
2022/12/29 


気が早すぎますが、年末の日経平均株価はいくらになるでしょうか?

下記の日経平均の時系列データをご覧ください。



🔷編集後記

⭐note (5243) は、ついに400円台のボックス圏から抜け出しました。
「法人アカウントが10月に3万件を突破」という好材料があり、株価を押し上げました。初値 521円(2022/12/21)をわずかに上回っただけです。

終値 538 円(2023/10/13)になりましたが、まだ不安定です。

現状を見ますと、500円台を固める展開になれば、上昇余地は十分にあると見ていますが、どうなるでしょうか?

⭐10月13日に2023年11月期第3四半期の決算が発表になりました。
赤字が縮小してきています。このまま進捗すれば、来期には黒字転換する可能性が高いでしょう。


株式市場では、「小さく産んで大きく育てる」と言われることがあります。
株価が3桁からスタートして4桁、5桁へと成長することが期待されているということです。株価が上昇するに従って、株式時価総額(時価総額)が増大します。

🌟note (5243)も「小さく産んで大きく育てる」となるといいですね!


⭐あなたも note のクリエイターとしてだけでなく、note (5243) の株主になって応援しませんか?


(7828文字)


クリエイターのページ


今週の note (8243) の株価推移


日経ビジネスの特集記事 バックナンバー


日経ビジネスの特集記事


日経ビジネスのインタビュー バックナンバー


企業研究


サポートしていただけると嬉しいです。 サポートしていただいたお金は、投稿のための資料購入代金に充てさせていただきます。