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今週の note (5243) の株価推移 (2023/08/21~08/25) Vol.036




今週の note (5243) の株価推移 (2023/08/21~08/25) Vol.036



今週の note (5243) はどんな動きをしたか?

✅今週の note (5243) も400円台の狭い範囲での値動きでした。

大きな問題は商いが薄いことです。出来高が100,000にも満たない日が多くあります。投資家の買い意欲を刺激することができていません。

その理由は好材料がないと言うよりも、IR(投資家への広報活動)がなされていないからです。

note (5243) の時系列株価 2023/08/25 株探

✅私のスタンス

私のスタンスを明確にしておきます。

私は評論家でもアナリストでもありません。一個人投資家に過ぎません。
ですから実際に投資をしリスクを負っています。

ただし、ポジショントーク(自らのポジションに対して利益が出て欲しい、といった願望を含んだ発言)にならないように十分に注意します。

つまり、良いことも悪いことも分かっている場合には明らかにするという意味です。


【08月21日~08月25日の note (5243)のデータ】

🔷今週の note(5243)は 460 ~ 483 円(終値ベース)で推移しました。上下の幅は 23 円でした。


5分足・日足・週足チャートを掲載します。2022/12/21の上場から8カ月目に入ります。

5分足・日足・週足・月足チャートの一覧をご覧ください。

短期・中期・長期の株価トレンドがひと目で分かると思います。

2023/08/25 note (5243) のチャート 
SBI証券のアプリから
2023/08/25 note (5243) の5分足チャート 
SBI証券のアプリから
2023/08/25 note (5243) の日足チャート 
SBI証券のアプリから
2023/08/25 note (5243) の週足チャート 
SBI証券のアプリから
2023/08/25 note (5243) の月足チャート 
SBI証券のアプリから

⭐上値が重く、商いが薄いという2つが400円台のボックス圏を抜け出せない要因です。出来高が月を追うごとに減少していることが見て解りますね。


🔶なかなか上昇トレンドに乗ることができません。
買い材料が見つからないからです。買い材料がなければ株価は上がりようがありません。

経営者は何か株価対策をしているのか、IR(投資家向けの広報活動)にもっと力を注いで欲しいと思います。

🔴著名な株式評論家、櫻井英明氏は「なぜ上場したのか」、上場の意義を経営者やIR担当者はきちんと説明できるかと問うています。


🔷08月25日の note(5243)のデータ

終値      481 円
前日比      -2 円   -0.41 %
出来高    51,200 
売買代金   24,627 千円

*データはYahoo! ファイナンスから拝借しました。

⭐出所: Yahoo! Japan ファイナンス

note (5243) の詳細情報 Yahoo! ファイナンス


<08月21日~08月25日の終値ベース>

高値(08/24)  483 円
安値(08/22)  460 円

🔴高安 23 円のレンジでの値動きでした。

*データは「株探」から引用しました。

⭐出所: 株探


🔷上値が重いです。買い材料がなければ、株価が上昇するはずがありません。出来高が増えて行きません。

600円がはるか遠くに感じます。500円台でウロウロしています。
上場来最高値は927円(2023/03/07)です。
現状では、最高値(さいたかね、「さいこうね」という人もいる)更新に相当時間がかかりそうです。


🔷ニュース

2023年7月14日に2023年11月期第2四半期累計決算を発表。
最終損益は3.4億円の赤字となった。

2023年11月期第2四半期決算短信
https://kabutan.jp/disclosures/pdf/20230714/140120230714522684/


✅株価が上昇しない理由(再掲)と株価が上昇する理由

株価が上昇しない理由
●赤字決算であること
●好材料が乏しいこと
●地合いが良くないこと
●IR(株主に対する広報活動)が少ないこと

株価が上昇する理由
好材料が明らかになること
多くの投資家に支持され、買いが買いを呼ぶ状況になること


✅重要なポイント

🔴今後、さらにIRをもう少し積極的に行なっていくことが欠かせないと考えています。(再掲)

1件だけの情報開示(第1弾)では一時的に上昇しても、その後は反落するか横ばいになるからです。好材料が出てもだいたい2~3日で収束に向かいます。

よほど大きな株価材料(例えば大型M&A案件が明らかになり、売上・利益の大幅な貢献が見込まれるケース)が出なければ、株価のしばらくの上昇は見込めません。

第2弾、第3弾の好材料を素早く提供することが欠かせません。

打ち上げ花火をイメージして頂くと、理解しやすいかもしれません。
1本打ち上げた後に2本、3本、4本・・・と連続して打ち上げれば花火を鑑賞している人たちの目を釘付けにすることができますね。

ところが、1本打ち上げた後で、トラブルがあって2本目、3本目がすぐに打ち上げられない場合、盛り上がっていた場の雰囲気が萎んでしまいますね。
それと同じようなものです。

線香花火のようではいけませんね。ポトンと落ちてしまいます。


時価総額    72.9 億円
発行株式数  15,142,000 株
52週高値    927 円 (2023/03/07)
昨年来高値    927 円 (2023/03/07)
52週安値    401 円 (2023/01/04) 
昨年来安値    401 円 (2023/01/04)

   (2023/08/25 現在)

*データは「株探」から引用しました。


🔴上場した12月21日の初値は 521円でした。
公開価格 340 円と比較すると 181 円高でした(参考データ)。


初日のデータ
高値     561 円
安値     421 円
終値     439 円


🔴8月25日の note (5243) の騰落率は -0.41 % (前日比 -2 円)で、終値は 481 円でした。初値 521 円(2022/12/21)を大きく下回っています。

一気に500円台を突き抜けるという状況にありません。

星取表は⚪⚫⚪⚪⚫です。


IPO(新規株式公開)銘柄は、上場から3ヵ月は株価の推移、株価材料(上昇・下降の要因)、テーマ性等を考慮することが重要とされています。

その3ヵ月間で、今後の株価が上向くのか、下向くのかがある程度予想できるということです。

あくまで、限定された期間での話ですので、突発的に好材料(例:黒字転換)あるいは悪材料(例:業績の悪化)がIR(投資家のための広報活動、つまり情報公開)で公表されると株価は大きく上下に変動します。

上場以来8ヵ月を過ぎました。上場来高値 927円 (2023/03/07)から乖離しています。 481 円(2023/08/25 終値)まで下落しています。

上場来高値の水準にまで戻すのは、現状ではかなり厳しいと言わざるを得ません。よほどインパクトのある情報が連続して公表されない限り、株価が右肩上がりで上昇することはありません。


いつになったら反転の兆しが見えるでしょうか?


🔷アナリストの利益予想 (再掲)


           会社予想   コンセンサス(対会社予想)
営業利益 2022/11    -855       -860  -0.6%
営業利益 2023/11     -        -230   -
経常利益 2022/11    -869       -870  -0.1%
経常利益 2023/11     -        -220   -
  
⭐出所: マネックス証券
2023年11月期も赤字予想ですが、前年同期比では大幅に改善されそうです。


2023年11月期第2四半期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20230714/140120230714522684.pdf


🔶「2023年11月期の業績予想(2022年12月1日~2023年11月30日)」を見ますと、通期の売上高・営業利益・経常利益・当期純利益・1株当たり当期純利益のすべてにおいて、かなり大きな幅を持たせています。

業績が上ぶれするか下ぶれするかで、これだけの差が生まれるということを示しています。


✅note (5243) の株価が上昇するには、好材料が不可欠です。今後も好材料が出れば上昇が期待できます。

海外展開だけでなく、赤字を脱却し、好決算が続く見込みになれば、買い手が増加していくでしょう。

日本経済新聞社やテレビ東京HDも note (5243) の大株主なので、これらのメディアを利活用して投資家に向けて情報を発信していくことが求められます。


✅日経ビジネス(2023.03.20号)の特集記事「ChatGPT 破壊と創造」にnoteに関する記事が掲載されました。

複数箇所にかなりの紙面を割いて記述されています。その一部を抜粋しました。

✅日経ビジネス(2023.04.24号)の「IPO時の企業評価に課題あり?」に note の関連記事が掲載されました。


🟥日経平均他について

🔴日経平均は8月18日の終値 31,450.76 円と8月25日の終値 31,624.28 円を比較すると、173.52 円とわずかな上昇にとどまりました。

32,000円を割り込んだまま推移しました。32,000円台に戻るか、それとも31,000円を割り込むかに注目しましょう!


米国の株式市場の格言に「Sell in May(5月に売れ)」がありますが、今年の日本株には全く影響しませんでした。上昇基調に変化はありませんでした。

ウォーレン・バフェット氏に次いで、海外投資家の日本株の見直し機運が高まり、日本株買いが増えています。

それだけに、一転して海外投資家の反動売りが始まると、大きく下落する場面が出てきます。

欧米では、今も金利高が続いています。日本はいまだに低金利ですから、円を借りて日本市場に投資しています。円のキャリートレードです。

バフェット氏も円を借りて、日本株に投資しています。

海外投資家は日本株は割安と認識しています。ただし、日本株全般に対する認識ではなく、あくまで一部の銘柄に対してです。

日本株の上昇は、明らかに海外投資家のまとまった買いが入っているからです。東証プライムの一部、、の銘柄の買いです。総合商社や半導体関連銘柄です。

それだけに、一旦海外投資家の売りが出始めると、大きく下落する可能性が高くなります。

東証グロース市場には海外投資家の関心は薄いです。企業規模が小さいため、「知らない企業が多い」からです。発行株数が少ないため手掛けにくいのです。国際優良銘柄へ集中投資しています。

ただし、その一方で日本の個人投資家による東証グロース銘柄の買い意欲は旺盛です。

今までは、極論すると、海外投資家は、ソニーなどごくごく一部の銘柄だけにしか投資してきませんでした。それは日本企業を知らなかったからです。

その意味で、バフェット氏が日本の5大商社(三菱商事・伊藤忠商事・三井物産・住友商事・丸紅)に一括投資したことは衝撃的な出来事でした。


最近、ある YouTube の番組で耳にしたのですが、「海外投資家は日本の企業名ではなく、売れているゲームのタイトルで選定し、その商品を販売している企業の株式を購入している」という主旨の話でした。


⭐8月25日の日経平均とTOPXの終値

日経平均  31,624.28 円  前日比   -662.93 円 -2.05 %
TOPIX    2,266.40   前日比   -20.19 
   -0.88 %

今週の日経平均は、週初めから半ばまでは上昇しましたが、週末に大幅下落しました。

日経平均
52週高値  (2023/06/19) 33,772.89 円
年初来高値  (2023/06/19) 33,772.89

52週安値  (2022/10/03) 25,621.96 円
年初来安値  (2023/01/04) 25,661.89 円

⭐出所: 株探 日経平均



<日経平均の株価チャート>

2023/08/25 日経平均 のチャート 
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2023/08/25 日経平均 の5分足チャート 
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2023/08/25 日経平均 の日足チャート 
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2023/08/25 日経平均 の週足チャート 
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2023/08/25 日経平均 の月足チャート 
SBI証券のアプリから

🌟今週は週末に大きく下落しました。それまでは順調に上昇していましたが、週末に落とし穴がありました。

銘柄ニュース(株探)

日経平均は5日ぶり大幅反落、パウエル議長講演前にハイテク売り広がる/相場概況

日経平均は5日ぶり大幅反落。24日の米株式市場でダウ平均は373.56ドル安と反落、ナスダック総合指数は-1.87%と4日ぶり反落。好決算を発表した半導体大手エヌビディアの上昇が全体をけん引したが、その後に同社株価が失速したほか、週次新規失業保険申請件数が予想外に減少し長期金利が上昇したため下落に転じた。また、ボストン連銀のコリンズ総裁が追加利上げを示唆すると下げが加速した。米株安を受けて日経平均は446.3円安と32000円割れからスタート。為替の円安は支援材料にならず、指数寄与度の大きいハイテク株が広く売られるなか、序盤から下値模索の展開となった。今晩にジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控えた警戒感から積極的な押し目買いは手控えられ、中国・香港株の下落も重しとなるなか午後もじり安基調が続いた。

大引けの日経平均は前日比662.93円安の31624.28円となった。東証プライム市場の売買高は10億2175万株、売買代金は2兆7988億円だった。セクターでは電気機器、機械、その他製品が下落率上位に並んだ一方、海運、不動産、金属製品のみが上昇した。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の61%、対して値上がり銘柄は34%だった。

個別では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の大幅安を背景にアドバンテスト<
6857>が約10%と急落したほか、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>の半導体製造装置関連や、イビデン<4062>、芝浦メカ<6590>、エンプラス<6961>などのハイテクが全般大きく下落。SMC<6273>、安川電機<6506>のFA関連や、日立建機<6305>、クボタ<6326>、大阪チタ<5726>、三菱マテリアル<5711>、信越化学<4063>、レゾナックHD<4004>、三菱商事<8058>、三井物産<8031>など景気敏感株も総じて下落。

株探 2023年08月25日15時39分


🔴日経225銘柄



市場関係者の中には、年後半から日本株が上昇すると考える人たちが多かったのですが、前倒しで大きく上昇しています。特に、大型株の上昇が目立っています。

8月に入り、上昇の勢いが弱まりましたが、このままずっと下落し続けるとは考えていません。

⭐来週は32,000円台に戻るかが注目点です。


日本株の上昇が続くのであれば、年内に史上最高値更新もあり得ます(下記をご覧ください)

ただし、一本調子で上昇するとは考えにくく、何度か調整局面を迎えることになるでしょう。


日経平均の8月21日から8月25日までの星取表は
⚪⚪⚪⚪⚫
となりました。

来週は32,000円台を回復できるか否か。米国ハイテク企業の業績いかんによって上ぶれも下ぶれもあると考えられます。

⭐参考になる情報源 STOCK VOICE


年初の予想では、32,000 円に達するという強気なアナリストがいましたが(私は懐疑的に見ていました。いくら何でもスピード違反でしょうと思っていました)、32,000円をあっさりクリアし、さらに33,000円を超え、34,000円に届くかというところで、下げ圧力が強まりました。

32,000 円はすでに実現しました。現在は調整局面に入っていますが、やがて上昇に転じる時期が訪れるでしょう。

米国株市場をにらみながらになりますが、年末までに新高値 39,000円も十分にあり得ます。

40,000円もあるかもしれません(年内は無理かな?)。


<日経平均の最高値>

日経平均の最高値は、終値は38,915円87銭、取引時間中の高値は38,957円44銭です。

1989(平成元)年12月29日、年内最後の取引日「大納会」を迎えた東京証券取引所で、日経平均が史上最高値を付けました。終値は38,915円87銭、取引時間中の高値は38,957円44銭。バブル経済の絶頂期の記録です。

トウシル 楽天証券 
2022/12/29 


気が早すぎますが、年末の日経平均株価はいくらになるでしょうか?

下記の日経平均の時系列データをご覧ください。


⭐米国株市場

NVDA決算発表。

EPS、売上高ともに市場予想を上回った


NVIDIA 決算発表 2023/08/24

NVIDIAの決算は、絶好調であることが明らかになりました。一時的なことではなく、しばらく続きそうです。

データセンター関連の収益が増大していることが注目されます。


🔷編集後記

⭐note (5243) は、400円台のボックス圏からなかなか抜け出せません。
初値 521円(2022/12/21)を大きく下回っています。

終値 481 円(2023/08/25)が来週は500円を超え、600円に向かう足がかりとなるのか、それともさらに下落し400円に向かうのか。

現状を見ますと400円台で推移すると見るのが妥当です。


株式市場では、「小さく産んで大きく育てる」と言われることがあります。
株価が3桁からスタートして4桁、5桁へと成長することが期待されているということです。株価が上昇するに従って、株式時価総額(時価総額)が増大します。

🌟note (5243)も「小さく産んで大きく育てる」となるといいですね!


⭐あなたも note のクリエイターとしてだけでなく、note (5243) の株主になって応援しませんか?


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今週の note (8243) の株価推移


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