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今週の note (5243) の株価推移 (2023/09/11~09/15) Vol.039




今週の note (5243) の株価推移 (2023/09/11~09/15) Vol.039



今週の note (5243) はどんな動きをしたか?

✅今週の note (5243)は、先週末と比較して10円の上昇にとどまりました。なかなか500円の壁を突破することができていません。

しばらくはこの状況が続くものと思われます。
その理由は好材料がなく、IRがほとんどなく、投資家に対するアピールが不足しているからです。

note (5243) の時系列株価 2023/09/15 株探

✅私のスタンス

私のスタンスを明確にしておきます。

私は評論家でもアナリストでもありません。一個人投資家に過ぎません。
ですから実際に投資をしリスクを負っています。

ただし、ポジショントーク(自らのポジションに対して利益が出て欲しい、といった願望を含んだ発言)にならないように十分に注意します。

つまり、良いことも悪いことも分かっている場合には明らかにするという意味です。


【09月11日~09月15日の note (5243)のデータ】

🔷今週の note(5243)は 451 ~ 471 円(終値ベース)で推移しました。上下の幅は 20 円でした。


5分足・日足・週足チャートを掲載します。2022/12/21の上場から9カ月目に入りました。

5分足・日足・週足・月足チャートの一覧をご覧ください。

短期・中期・長期の株価トレンドがひと目で分かると思います。

2023/09/15 note (5243) のチャート 
SBI証券のアプリから
2023/09/15 note (5243) の5分足チャート 
SBI証券のアプリから
2023/09/15 note (5243) の日足チャート 
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2023/09/15 note (5243) の週足チャート 
SBI証券のアプリから
2023/09/15 note (5243) の月足チャート 
SBI証券のアプリから

⭐5分足・日足・週足・月足チャートのどれを見ても右肩下がりで反発する気配が感じられません。爆騰するようなインパクトの大きな好材料が出てこない限り、この状況は変わらないでしょう。
「変化」はまだ見えません。


🔶なかなか上昇トレンドに乗ることができません。
買い材料が見つからないからです。買い材料がなければ株価は上がりようがありません。

経営者は何か株価対策をしているのか、IR(投資家向けの広報活動)にもっと力を注いで欲しいと思います。

🔴著名な株式評論家、櫻井英明氏は「なぜ上場したのか」、上場の意義を経営者やIR担当者はきちんと説明できるかと問うています。

上場の目的は、資金調達だけだったのか、事業にさらに投資するためなのか、知名度を高めることだったのか。その他は?

いずれにせよ、上場したことで終わりではありません。スタート地点に立ったばかりです。企業を成長させ、株価を上昇させ、後には配当し、株主還元まで考慮していただきたい。


🔷09月15日の note(5243)のデータ

終値      471 円
前日比     +9 円   +1.95 %
出来高    103,300 
売買代金   48,107 千円

*データはYahoo! ファイナンスから拝借しました。

⭐出所: Yahoo! Japan ファイナンス


2023/09/15 note (5243) の詳細情報 Yahoo! ファイナンス


<09月11日~09月15日の終値ベース>

高値(09/15)  471 円
安値(09/11)  451 円

🔴高安 20 円のレンジでの値動きでした。

*データは「株探」から引用しました。

⭐出所: 株探



🔷下落トレンドが続いています。一時的に自律反発しても勢いがないので、すぐに下落してしまいます。

このまま赤字が解消されるという状況にならなければ、株価の上昇は期待薄で、400円台で推移するでしょう。

600円がはるか遠くに感じます。500円にも届いていません。
上場来最高値は927円(2023/03/07)です。

現状では、最高値(さいたかね、「さいこうね」という人もいる)更新に相当時間がかかりそうです。


🔷ニュース

2023年7月14日に2023年11月期第2四半期累計決算を発表。
最終損益は3.4億円の赤字となった。

2023年11月期第2四半期決算短信
https://kabutan.jp/disclosures/pdf/20230714/140120230714522684/


✅株価が上昇しない理由(再掲)と株価が上昇する理由

株価が上昇しない理由
●赤字決算であること
●好材料が乏しいこと
●地合いが良くないこと
●IR(株主に対する広報活動)が少ないこと

株価が上昇する理由
好材料が明らかになること
多くの投資家に支持され、買いが買いを呼ぶ状況になること


✅重要なポイント

🔴今後、さらにIRをもう少し積極的に行なっていくことが欠かせないと考えています。(再掲)

1件だけの情報開示(第1弾)では一時的に上昇しても、その後は反落するか横ばいになるからです。好材料が出てもだいたい2~3日で収束に向かいます。

よほど大きな株価材料(例えば大型M&A案件が明らかになり、売上・利益の大幅な貢献が見込まれるケース)が出なければ、株価のしばらくの上昇は見込めません。

第2弾、第3弾の好材料を素早く提供することが欠かせません。

打ち上げ花火をイメージして頂くと、理解しやすいかもしれません。
1本打ち上げた後に2本、3本、4本・・・と連続して打ち上げれば花火を鑑賞している人たちの目を釘付けにすることができますね。

ところが、1本打ち上げた後で、トラブルがあって2本目、3本目がすぐに打ち上げられない場合、盛り上がっていた場の雰囲気が萎んでしまいますね。
それと同じようなものです。

線香花火のようではいけませんね。ポトンと落ちてしまいます。


時価総額    71.3 億円
発行株式数  15,142,000 株
52週高値    927 円 (2023/03/07)
昨年来高値    927 円 (2023/03/07)
52週安値    401 円 (2023/01/04) 
昨年来安値    401 円 (2023/01/04)

   (2023/09/15 現在)

*データは「株探」から引用しました。


🔴上場した12月21日の初値は 521円でした。
公開価格 340 円と比較すると 181 円高でした(参考データ)。


初日のデータ
高値     561 円
安値     421 円
終値     439 円


🔴9月15日の note (5243) の騰落率は +1.95 % (前日比 +9 円)で、終値は 471 円でした。まだ、初値 521 円(2022/12/21)を大きく下回っています。

一気に500円台を突き抜けるという状況にはありません。



星取表は⚫⚪⚫⚪⚪です。


IPO(新規株式公開)銘柄は、上場から3ヵ月は株価の推移、株価材料(上昇・下降の要因)、テーマ性等を考慮することが重要とされています。

その3ヵ月間で、今後の株価が上向くのか、下向くのかがある程度予想できるということです。

あくまで、限定された期間での話ですので、突発的に好材料(例:黒字転換)あるいは悪材料(例:業績の悪化)がIR(投資家のための広報活動、つまり情報公開)で公表されると株価は大きく上下に変動します。

上場以来9ヵ月目に入りました。上場来高値 927円 (2023/03/07)から乖離しています。 471 円(2023/09/15 終値)まで下落しています。上場来高値の半分に近いです。

上場来高値の水準にまで戻すのは、現状ではかなり厳しいと言わざるを得ません。よほどインパクトのある情報が連続して公開されない限り、株価が右肩上がりで上昇することはありません。


いつになったら反転の兆しが見えるでしょうか?


🔷アナリストの利益予想 (再掲)


           会社予想   コンセンサス(対会社予想)
営業利益 2022/11    -855       -860  -0.6%
営業利益 2023/11     -        -230   -
経常利益 2022/11    -869       -870  -0.1%
経常利益 2023/11     -        -220   -
  
⭐出所: マネックス証券
2023年11月期も赤字予想ですが、前年同期比では大幅に改善されそうです。


2023年11月期第2四半期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20230714/140120230714522684.pdf


🔶「2023年11月期の業績予想(2022年12月1日~2023年11月30日)」を見ますと、通期の売上高・営業利益・経常利益・当期純利益・1株当たり当期純利益のすべてにおいて、かなり大きな幅を持たせています。

業績が上ぶれするか下ぶれするかで、これだけの差が生まれるということを示しています。


✅note (5243) の株価が上昇するには、好材料が不可欠です。今後も好材料が出れば上昇が期待できます。

海外展開だけでなく、赤字を脱却し、好決算が続く見込みになれば、買い手が増加していくでしょう。

日本経済新聞社やテレビ東京HDも note (5243) の大株主なので、これらのメディアを利活用して投資家に向けて情報を発信していくことが求められます。


✅日経ビジネス(2023.03.20号)の特集記事「ChatGPT 破壊と創造」にnoteに関する記事が掲載されました。

複数箇所にかなりの紙面を割いて記述されています。その一部を抜粋しました。

✅日経ビジネス(2023.04.24号)の「IPO時の企業評価に課題あり?」に note の関連記事が掲載されました。


🟥日経平均他について

🔴日経平均は9月8日の終値 32,606.84 円と9月15日の終値 33,533.09 円を比較すると、926.25 円上昇しました。

先週は前半は上昇し、後半は下落しましたが、今週は1日おきに下落と上昇を繰り返す日が多くありました。

33,500円台に達しました。
来週は34,000円台を狙えるか注目ですね!


米国の株式市場の格言に「Sell in May(5月に売れ)」がありますが、今年の日本株には全く影響しませんでした。上昇基調に変化はありませんでした。

ウォーレン・バフェット氏に次いで、海外投資家の日本株の見直し機運が高まり、日本株買いが増えています。

それだけに、一転して海外投資家の反動売りが始まると、大きく下落する場面が出てきます。

欧米では、今も金利高が続いています。日本はいまだに低金利ですから、円を借りて日本市場に投資しています。円のキャリートレードです。

バフェット氏も円を借りて、日本株に投資しています。

海外投資家は日本株は割安と認識しています。ただし、日本株全般に対する認識ではなく、あくまで一部の銘柄に対してです。

日本株の上昇は、明らかに海外投資家のまとまった買いが入っているからです。東証プライムの一部の銘柄の買いです。総合商社や半導体関連銘柄です。

それだけに、一旦海外投資家の売りが出始めると、大きく下落する可能性が高くなります。

東証グロース市場には海外投資家の関心は薄いです。企業規模が小さいため、「知らない企業が多い」からです。発行株数が少ないため手掛けにくいのです。国際優良銘柄へ集中投資しています。

ただし、その一方で日本の個人投資家による東証グロース銘柄の買い意欲は旺盛です。

今までは、極論すると、海外投資家は、ソニーなどごくごく一部の銘柄だけにしか投資してきませんでした。それは日本企業を知らなかったからです。

その意味で、バフェット氏が日本の5大商社(三菱商事・伊藤忠商事・三井物産・住友商事・丸紅)に一括投資したことは衝撃的な出来事でした。


最近、ある YouTube の番組で耳にしたのですが、「海外投資家は日本の企業名ではなく、売れているゲームのタイトルで選定し、その商品を販売している企業の株式を購入している」という主旨の話でした。


⭐9月15日の日経平均とTOPXの終値

日経平均  33,533.09 円  前日比   +364.99 円 +1.10 %
TOPIX     2,428.38  前日比     +22.81 
 +0.95 %

今週の日経平均は、週末にかけて大幅に上昇しました。

日経平均
52週高値  (2023/06/19) 33,772.89 円
年初来高値  (2023/06/19) 33,772.89

52週安値  (2022/10/03) 25,621.96 円
年初来安値  (2023/01/04) 25,661.89 円

⭐出所: 株探 日経平均



<日経平均の株価チャート>

2023/09/15 日経平均 のチャート 
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2023/09/15 日経平均 の5分足チャート 
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2023/09/15 日経平均 の日足チャート 
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2023/09/15 日経平均 の週足チャート 
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2023/09/15 日経平均 の月足チャート 
SBI証券のアプリから

🌟今週の日経平均は週末にかけて大幅に上昇し、33,500円台に達しました。来週もこの勢いが続くことを期待しています。


日経平均 の時系列株価 2023/09/15 株探

【市場ニュース】

【市況】来週の相場で注目すべき3つのポイント:米FOMC、日銀金融政策決定会合、インテグラル上場

■株式相場見通し
予想レンジ:上限32400円-下限33700円

来週の東京株式市場は神経質な展開か。今週末15日の米株式市場はハイテクを中心に大きく下落。株価指数および個別株の先物・オプション取引の4つの取引の決済日が集中する「クアドラプル・ウィッチング」に伴い、テクニカル要因で変動率が高まった可能性もあるが、米長期金利が大幅に上昇していたこともあり、先行き警戒感が高まる動きといえる。また、半導体受託製造最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が製品納入を遅らせるよう取引メーカーに要請したことで半導体株が大幅安となったことは気掛かりだ。指数寄与度の大きいハイテク株を中心に週明けの東京市場はやや荒いスタートとなりそうだ。

来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合が最大の焦点となる。米8月消費者物価指数(CPI)は食品・エネルギーを除くコア指数の鈍化が続き、約2年ぶりの小幅な伸びとなった。米連邦準備制度理事会(FRB)が19-20日に開催するFOMCでは金利が据え置かれるだろう。一方、今会合では最新の政策金利見通しも公表される予定で注目だ。金利先物市場では年内の追加利上げの織り込みが4割程度にとどまり、来年末時点については0.25ポイントの利下げ3回分の実施を織り込んでいる。政策金利中央値が市場予想より高い場合には相場はネガティブに反応する可能性がある。ただ、「政策判断はデータ次第で会合ごとに決定」とのFRBの従来の方針に大きな変更はないとみられる。利上げサイクル終了期待は根強く残り、株式市場が急落するような事態は避けられるだろう。

市場ニュース 株探 2023年09月16日18時00分     


🔴日経225銘柄



33,500円台に達しました。34,000円に接近するか、それとも跳ね返されるか。

9月に入り、日本株の力が試されています。海外投資家は日本株の買いをやめていません。この傾向が続く限り、日経平均の大幅下落はないと考えられます。

9月4日に日経平均株価の銘柄定期入れ替え」が発表されました。

今後、採用銘柄と除外銘柄がどのような株価の動きをするか注目しましょう。

個人的には、本社が新横浜にあるレーザーテック(6920)の今後の成長に期待しています。半導体関連装置製造業者で世界的に有名な企業です。


⭐来週は33,500円台を固め、34,000円台に乗せるかどうかが焦点です。もし乗せれば一気に上を目指す展開になると予想しています。


日本株の上昇が続くのであれば、年内に史上最高値更新もあり得ます(下記をご覧ください)

ただし、一本調子で上昇するとは考えにくく、何度か調整局面を迎えることになるでしょう。


日経平均の9月11日から9月15日までの星取表は
⚫⚪⚫⚪⚪
となりました。

🔴来週は33,500円台を固め、さらに上昇するか否かに注目です。

⭐参考になる情報源 STOCK VOICE


年初の予想では、32,000 円に達するという強気なアナリストがいましたが(私は懐疑的に見ていました。いくら何でもスピード違反でしょうと思っていました)、32,000円をあっさりクリアし、さらに33,000円を超え、34,000円に届くかというところで、下げ圧力が強まりました。

32,000 円はすでに実現しました。現在は調整局面に入っていますが、やがて上昇に転じる時期が訪れるでしょう。

米国株市場をにらみながらになりますが、年末までに新高値 39,000円も十分にあり得ます。

40,000円もあるかもしれません(年内は無理かな?)。


<日経平均の最高値>

日経平均の最高値は、終値は38,915円87銭、取引時間中の高値は38,957円44銭です。

1989(平成元)年12月29日、年内最後の取引日「大納会」を迎えた東京証券取引所で、日経平均が史上最高値を付けました。終値は38,915円87銭、取引時間中の高値は38,957円44銭。バブル経済の絶頂期の記録です。

トウシル 楽天証券 
2022/12/29 


気が早すぎますが、年末の日経平均株価はいくらになるでしょうか?

下記の日経平均の時系列データをご覧ください。


⭐米国株市場

ダウ平均は反落 本日はトリプルウィッチング アームは反落=米国株概況

NY株式15日(NY時間16:20)
ダウ平均   34618.24(-288.87 -0.83%)
S&P500    4450.32(-54.78 -1.22%)
ナスダック   13708.34(-217.71 -1.56%)
CME日経平均先物 33085(大証終比:-195 -0.59%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反落し、前日の上げを失った。IT・ハイテク株が下げを先導し、ナスダックも大幅安。台湾のTSMC
<TSM>が主要サプライヤーに対し、ハイエンドの半導体製造装置の納入を遅らせるよう指示したと伝わったことや、アドビ<ADBE>が決算を受けて下落したこともIT・ハイテク株全体の雰囲気を圧迫した模様。

 今週は米消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)、小売売上高などのインフレ関連指標を通過したが、市場は落ち着いた反応を示していた。数字は予想を上回る内容だったものの、エネルギー価格の上昇が大半の要因となっており、その他の分野はインフレの落ち着きも示唆されていた。エネルギー価格が今後、そのように影響してくるか見極めたい雰囲気も広がっている。

株探 2023年9月16日 5時33分 

🔷編集後記

⭐note (5243) は、400円台のボックス圏からなかなか抜け出せません。
初値 521円(2022/12/21)を大きく下回っています。

終値 471 円(2023/09/15)が来週は500円に届くでしょうか?
それとも相変わらず400円台でくすぶっているでしょうか?

現状を見ますと、500円に届くのは難しいと見るのが妥当です。


株式市場では、「小さく産んで大きく育てる」と言われることがあります。
株価が3桁からスタートして4桁、5桁へと成長することが期待されているということです。株価が上昇するに従って、株式時価総額(時価総額)が増大します。

🌟note (5243)も「小さく産んで大きく育てる」となるといいですね!


⭐あなたも note のクリエイターとしてだけでなく、note (5243) の株主になって応援しませんか?



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今週の note (8243) の株価推移


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