デザイン思考のワークを学んだ感想
どうもこんにちは!
基山(もとやま)です。
2024年1月27日に行ってきた『クロスオーバー型アイデアワークショップ』の学びのシェアをあなたへプレゼントする。
それでは、さっそくシェアしていこう。
そもそもデザイン思考とは?
デザイン思考は、新しいものを作る時の特別なやり方だ。
考え方るプロセスには7つのサイクルがあり、そのサイクルに従ってイノベーションや製品開発において用いられる。
このサイクルを繰り返すことで、より根本的な解決策を見つけ出せるのがデザイン思考である。
ワークを通じての本音感想
結論を言おう。ワーク自体の内容は正直微妙だった。
講師の方や周りのサポートする方も初めての開催だったので、内容の進行として十分慣れていなかったのだろう。
そこに対しては文句はない。回数を重ねれば自然と上手くなっていくのは目に見えるからだ。
”問題はそこではなかった”。ここからは、ざっくりとワークの体験と共に僕がどう感じていたのかについて詳しく語る。
ちなみに、第二回目のデザイン思考のワークがあるので僕はもう一回再挑戦をする。それについても語ろう。
デザイン思考ワーク(農業で傾斜面の雑草の除草課題)
今回のテーマは京都の湖畔で農家さんが傾斜での除草に困っているためいいアイデアはないかという課題がテーマだった。
この課題は何が問題かというと、
まず雑草を放置すると、カメムシが繁殖し自分たちの育てている食物が被害に遭うのだ。被害にあった食物は値段が下がり最終的に売り物にならないのだ。
また、傾斜面というのも問題がある。
乗用草刈り機があるのだが、あくまでこれは平面での使用しか役に立たなく、傾斜面の除草は草刈り機を使って肉体労働で頑張るしかないのだ。
さらに、農業をやる人は年々減っていき、高齢化が進み、草刈りに毎年苦戦させられ人の手が足りないというのが現状だ。
今回は、そういった問題で農家さんの除草問題をどうクリアしていくかをチームでデザイン思考を使い最後に皆へ発表という形式だ。
ワーク⑴;農家さんが抱えている現状の問題の推察
課題のテーマが決まったことでまず、なぜ今この問題が出るのか?現状の農家さんの問題を分析する必要があった。
そこで、チームのメンバーで農家さんが抱えている問題をたくさん紙(ポストイット)に書きシートに貼り付けた。
このワークでも、次のワークでもそうだがチームでこの作業をやると3種類の行動パターンに分かれることに気づいた。
話し合いながらアイデアや農家の悩みを話すが喋るだけという人
話し合うがしっかりと紙に記しシートに貼っつける人
ただ、黙々と紙にアイデアや農家の悩みを書きシートに貼っつけていく人
ちなみに、僕はどちらかというと3のタイプだ。
ここで、面白い感情が起こる。
僕はこの作業をやっていきながら心の中でこう思った。
「いいから、とっととアイデアや農家の悩み・問題事を書き出して貼っていけや!!」
つまり、鬱憤が溜まったのである。
僕なりに思いつくまで書いて張り出した後で話していこう!という考えがあった。しかし、それを伝えた所で”今日初めまして”の人にそれを言う勇気は出なかった。
もっと言い訳をしよう。
それ言ったら、雰囲気が悪くなり周りの独創性が消えるのではと怖かったのだ。
ここで学んだことがある。チーム内で活動を行うと必ず喧嘩が勃発するなと感じたこと。しかし、喧嘩をしないと多分お互いが我慢しあっていうに言えなく不満が残って爆発しチームが解体するというのが目に見えたのだ。
つまり、長期で起業にしろチームで活動するなら、言いたいことは言い合って早めのうちに喧嘩しろということ。
そして、誰か一人でもいいからリーダーシップを即取りにかからないとチームがまとまらないと学んだ。
だからこそ、僕の中では不完全燃焼感があり、モヤモヤするのである。
そして、さらにワーク⑷で自分の不甲斐なさにモヤモヤする事態が発生する。
ワーク⑵;未来と過去の解決法(ソリューション)の発見と推測
過去と未来の解決法の模索を行なった。
ワークの最中、デザイン思考でより情報整理えをしやすくするためデザイン思考のこんなフレームワークを使った。
ビジョンコーンというフレームワークを使い、今回は2030年に出来るであろう傾斜面での除草の解決方法の案を出しまくった。
例えば、、
除草ロボット、防虫作用のある植物を植える、生物を味方につける、品種改良など。
ワーク⑶;マインドマップを作り、解決策を絞る
マインドマップを用いて農家の問題と2030年の技発展で解決できるであろうアイデアを組み合わせつなげて作った。
ここでは、推測した農家の問題が共通している根本の問題は何かと考えた時、除草問題もこれが解決できれば解決できるのではないかという3つの要素が僕らのチームで出た。
それは、”人”、”お金”、”認知”の3つだった。
なので、この3つと除草問題を解決できるアイデアを作り出した。
それが、次のワークになる。
ワーク⑷;実際に小道具を使ってアイデアの模型を作りプレゼン発表
ここだ!僕が一番このワークショップで2回目を受けようと思ったのは、、
実際に僕らが出した除草しつつもお金と認知、そして人を集めるアイデアはこういうものだった。
それは、2030年には実装されているであろう斜面に適した自動型またはラジコン式草刈りロボットを使って子供向けイベントを開いたり、農業に関心を持ってもらうよう体験活動を通じて農業をPR活動していくものだ。
これならイベントでお金を稼げるので農家の生活の足しにも貢献ができ、さらに農業に関心を持ってもらうことができ、なんなら協力してくれる人や未来ある若者に遊び(レジャー体験)を通じて農業を知ってもらうといったことができるのだ。
一応、あなたがツッコミたいという気持ちもあるだろう。
そんな時間はあるのか?、それをするのに誰がやるのか?協力者は?、イベントを開催する準備資金は?集客はどうするの?…etc
だが、そんなことは今回はなしだ。
これは、「それができればいいよね!」という前向きなアイデアなのだ。あとは、そこに辿り着く”方法の問題”なのだ。
そういう感じで、いいアイデアがチーム内で出せた。
問題はこれからだ。そうチーム内発表だ。
感情がめちゃくちゃモヤモヤした逃げた自分
さぁ、発表の時間だ。
僕らのチームの発表は2番目だった。1番目のチーム発表が終わった。素晴らしい発表だった。
僕らの番だ。誰が発表するか全く決めていなかったのだ。
何が始まったと思う?
そう、”誰が発表するかの押し付け合いが始まったのだ”。
僕はその押し付け合いの話題の外になぜかいたが、実はここで発表したいという気持ちがあった。
いや、ここで発表することが僕にとって今後の人生で必要なことに思えたのだ。
さぁ、もうお分かりだろう。僕は怖くて自分が率先して名乗り上げなかったのだ。
「僕が発表しますね!」
この一言が出なかったのだ。そして、押し付け合いの結果、50代くらいの女性が発表したのだ。
僕は心底、自分が情けなくなった。こういう押し付け合いが発生した自体もそうだが、僕が人生で必要な体験が目の前にあったチャンスなのに手を出さなかったことを、、。
終わった後の感情はどうだったと思う?
めちゃくちゃ最悪だった。なんか心に重い錘(おもり)がぶら下がっており、それがメトロノームみたいな動くのだ。
めちゃくちゃ気持ち悪い。そんな感情だ。
これは、後で引きづるなと思った。だから、この自分の壁をクリアというかこの体験を癖つけないためにもう一回参加し過去の自分に清算するのだ。
まぁ、そんな感じでワーク自体が良かったかは置いといて、自分の弱さを改めて知った体験だった。
ホント、自分を知るいい勉強になった(涙目)。
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