私とDNM

はじめまして。北海道で理学療法士として働いている竹沢侑也と申します。

普段は整形外科クリニックで勤務しており、学生から高齢者まで幅広い年齢の方を対象にリハビリを行なっております。


これが初めての記事になりますが、

DNMセラピスト3名によるマガジンを書くという話が出た時に、最初はそれぞれのDNMを学ぶ「キッカケ」や「これから」について記事にしておこうという提案がありました。

おそらくこのマガジンを購読している方々は、

「DNMに興味がある」

「講習を受けたいが正直言って講習費が高いから急に受けるのは不安」

など様々な目論見(もくろみ)があるかと思います。

そういう方々にとって何か発見があれば嬉しいです。



【私がDNMを学ぼうと思ったキッカケ】


キッカケは

「痛みを症状として訴える患者さんの改善が芳(かんば)しくなかったのが悔しかった」

「関節の・姿勢のアライメントを調整したのに痛みが減る人もいるけど、減らない人もいる。なんなら悪化する人もいる」ということに疑問を抱いていた

です。

DNMを学ぶ以前の私は手段に囚われず、人の症状を改善するためにはなんでもするというスタンスでした。

回数を重ねるごとに改善する患者さん。
だけど何回やっても改善が感じられない患者さんもいる。

当時は

「姿勢の乱れで神経の圧迫、過度な伸長が起こる可能性」

「筋肉の偏りで神経が圧迫、過度な伸長される可能性」

「仕事が重労働だとストレスによって改善に時間がかかる」

と説明していました。正直自分でもすごい曖昧な考え方だと思っていましたが、それだけで満足していました。


そんな中、面白いツイートを流すアカウントがあり、それがデヌモンが誕生する前のDNM JAPAN公式アカウントでした。

最初は情報をチラチラ見ていました。

しかしフォローしてしばらく時間が経つと

「なんでも批判してる。そんなの人によってそれぞれだし、それぞれお金と時間かけて今まで学んでるんだ」

と思うようになりました。これは去年の秋くらいでしょうか。ちょうど一年くらい前です。

上記のことやその当時のDNMJAPANのツイートのラフさ(笑)から

DNMの理論は良いけど、なんか好きじゃないな〜

と思っていました。(これは岩吉代表と食事に行った際にも直接伝えています笑)


でも当時痛みが改善しない患者さんが多く、気持ち的にも凹んでいました。

「痛みは脳からのアウトプット」というツイートを何度も見ていたので、

ここにヒントがあるのではないか?

と思いDNM本や岩吉代表の本を買い占めました。

読み進めて、DNMを深く知れば知るほど、
セラピストのことを考えているし、セラピストの気持ちも大切にしてる。
何よりクライアント主体の考え方をしていることに気付きました。


「患者のために」

これって結構みんな口では言ってるけど、自分が少しでも損しそうになると急にセラピスト主体になっているように感じます。

人それぞれ時間とお金をかけて学んでる

勉強しても給料は上がらない。
それでも勉強するのは、クライアントの症状を良くしたいから。

でも科学的根拠を用いて学んでいたことを否定されると
「時間をかけて学んだのにヒドイ!」となる。

いつのまにかセラピスト主体の考えになっていることに気づきました。

このことに気づいたのが、今年の5月ごろ。

DNMJPのTwitterに「コロナが落ち着いたら講習受けに行きます!」と宣言し、

7月にレッスンを受けてきました。

そしてコンプリーターとなり現在に至るわけです。


【これからどうして行くか】

個人的にはDNMを北海道に広めていきたいと考えています。
それはセラピストだけではなく、慢性疼痛に悩んでいる方々に対してもです。

需要があれば供給も必然的に増えていきます。

セラピストに対しては私よりも影響力のある方がいますが、セラピストではない北海道の方々に「DNMという良いものがある」と伝えられるのは現段階では私しかいません。

だから現在、北海道で線維筋痛症をメインに慢性疼痛に悩んでいる方に対して情報発信や神経ケア(施術)を行う活動をしています。

神経ケアはまだしていませんが、11月に2日間行います。

施術を受ける方の中にもDNM PVレッスンを受けるか迷っている方がいます。

働きながら休みの日に行うので回数こそ少ないものの、需要と供給を地道に増やしていければと思います。


【これからの連載予定】

臨床で疑問に思ったことや、体験談、単純に知りたいことなどがあれば記事にしていきたいと思いますので気楽に読んでみてください。

ちなみにどうでもいいですが、今私はダイエットをしているので
ダイエットについての記事とか書きたいなと思っています。

臨床に関する情報もそうですが、
今この記事を見ているあなたにも利益のある記事を書けるよう頑張っていきます。これからもよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?