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帰ってきたエルヴァイラ Elvira's Haunted Hills(2001)

こないだ北米版Blu-rayで見た2001年の映画「帰ってきたエルヴァイラ(Elvira's Haunted Hills)」について、ちょっとまとめておきます。

1988年作品「エルヴァイラ(Elvira, Mistress of the Dark)」に続くエルヴァイラ主演映画第2弾!

前作とは全く違ったテイストの映画で、1851年のルーマニアを舞台に、パリに向かうエルヴァイラと侍女のゾウゾウがお金もなく歩き疲れてヘトヘトのところにたまたま通りかかった馬車に乗せてもらって、そのまま便乗滞在することになる古城で起きる出来事を描きます。

城に住む伯爵は、新婚の幸せの絶頂の中で亡くした妻にいつまでも引きずられているのですが、そこに現れたエルヴァイラは亡き妻に似ていて…

「ロッキー・ホラー・ショー」のリフ・ラフ役でお馴染みのリチャード・オブライエン演じるこの伯爵を含め、城の住人は変わった人ばかりな上に、ここではお化けの仕業らしい奇妙な現象が起こるのです。

映画の中ほどで披露されるエルヴァイラが歌って踊るシーンなんかはバカバカしくもなかなか面白いのですが、映画全編にわたって、ゆるーいお話がゆるーいギャグと共に展開する、まさに"ゆるゆる"な作品で、普通にはオススメしかねます。が、ポーの作品のパロディなど個人的には好みのシーンがそこそこあるので、真剣には見ないけど、今後もたまに流し見してもいかなって考えています。

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