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ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結(2021)

ジェームズ・ガン監督・脚本「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」(登場キャラの本質とずれたこの邦題は、あまり好みではない)を観た。

当時マーベルをいったんクビになったガン監督をDCが「好きなことやっていいから、こっちへおいでよ」と誘った… かどうかは知らないが、かなり破格の条件で好きに映画をとらせてくれたのであろう作品。

あまりにも悪趣味で毒々しくて暴力的で、結構な風刺も効いてて、決してメジャーコードに乗ってない作品なのにも関わらず、超大作レベルの予算が投じられ、ものすごい規模感の映画が仕上がっている。こんなこと、二度と起きないんじゃないかと思う、ビックリ仰天の一作だ。

いや、だって、この"豪華さ"を剥ぎ取ったら、本質的にやってることはトロマのZ級映画に近いよね?(^o^)

物語の方は、人として難ありのポンコツメンバーがそろって、マジで"とんでもない敵"と闘う。見どころ満載。キミたち、みんな、いい奴だよホントに。泣ける… 笑えもするけど。

いやぁ〜、一生に一度のスゴい映画を観せてもらいました。絶対マス向けの大ヒットにはならないと思うので、せめてもう一度劇場で観た上で、UHDとか買わせていただきます!


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