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tick, tick...BOOM! チック、チック…ブーン!(2021)

第94回アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされている、リン=マニュエル・ミランダ監督「tick, tick...BOOM! チック、チック…ブーン!」をNetflixで見た。

リン=マニュエル・ミランダさんは、ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」「ハミルトン」などの原作者として作詞や作曲なども手がけ、「モアナと伝説の海」では音楽を担当するなど、現代ミュージカル界を代表する人物で、本作が長編映画初監督作。自身の経歴にも近しい、作曲家ジョナサン・ラーソン(ミュージカル「RENT レント」の生みの親)の自伝ミュージカルを映画化した。

物語の舞台は1990年のニューヨーク。食堂のウェイターをしながらミュージカル作曲家としての成功を目指す主人公は、何年もかけてオリジナルのミュージカルを生み出そうともがいていた。気が付くともうすぐ30歳。これまで共に夢を追ってきた仲間たちも現実に目を向け次々と夢をあきらめていく中、自分の夢に価値はあるのか、時間を無駄にしているだけではないかと自問し、焦る主人公。

最高級なテンポの良さ、豊かで流暢な音楽、アンドリュー・ガーフィールドの顔芸(本当に"顔芸"という言葉が相応しくて驚くと思います) …凄く良かった!

映像表現も含め、とても心地よい作品なので、ぜひご覧ください!


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