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マリー・ミー(2022)

僕が凄く好きな俳優のひとりがオーウェン・ウィルソンで、彼が演じる生真面目で押しの弱そうなキャラクターは、何時間でも見ていられるのです。

そんな"大好物"な役柄キターッ!って感じの映画が現在日本で公開中のカット・コイロ監督「マリー・ミー」。ジェニファー・ロペスが自分のプロモーションのためにセルフプロデュースしたような… いや、そのまんまかな!? 間違いなく彼女の株が上がる緻密な計算の上で成り立ったロマンティック・コメディ作品。

どんな映画かと言えば、「ノッティングヒルの恋人」の大女優を売れっ子歌手に置き換えた、スーパースターと一般人男性との"ちょっとあり得ない"恋愛モノ!

世界的歌手である主人公(ジェニファー・ロペス)と彼女の恋人で同じく歌手のバスティアンは、ファンの前で華々しく結婚式を挙げようとしていたのだが、式の直前にバスティアンの浮気が発覚。

失意のどん底でステージに上がった彼女は、客席にいた見ず知らずの数学教師チャーリーを指名し、突然プロポーズするという驚きの行動に出る。

果たして2人はどうなる!? って、そんな、わかりやすいお話です。

なんですが、この手の話って下手するとめっちゃつまらなくなってしまうところを、上手くバランス取って物語がギリギリ破綻しないように作っていて、決して凄い作品ではありませんが、"喉越しの良い"ちょっと元気がないときなんかに観るのに最適な映画に仕上がっていました。結構、楽しい♪

オーウェン・ウィルソンも期待通りの活躍で、個人的にもホクホクでした!(^o^)

【追記】
おっと、この映画用に作られたたくさんの楽曲、どれも素敵でした。衣装もライブのシーンも、さすがジェニファー・ロペスの本領発揮ってとこで、抜かりなくお見事です!

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