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愛と死の間で(1991)

ケネス・ブラナー監督のハリウッド・デビュー作となる1991年作品「愛と死の間で」を見た。最新作「ベルファスト」の公開を記念し、同じく過去と現在がモノクロとカラーで描かれる作品としてチョイス。

女流ピアニスト殺人事件の犯人として死刑執行の日を迎えた夫が、彼のアリバイを怪しいと書き立てた記者を呼び最後の言葉を伝える。妻を永遠に愛し続けると…

それから40年。修道院に記憶を失って迷い込んだ女性の見元を捜査するため、神父は懇意にしている私立探偵に女性を委ねる。

探偵が友人の記者に頼んで彼女の写真を新聞に掲載してもらったところ、協力したいと骨董品屋を営む催眠術師がやってきて、彼女を催眠術にかけて記憶の手掛かりを探すことに。

催眠術にかかった彼女が思い出したのは、自分自身のことではなく前世の記憶で、そこに登場するのは40年前の殺人事件の夫婦であった。

現在の探偵と過去の夫をケネス・ブラナー、記憶喪失の女性と過去の妻をエマ・トンプソンが演じ(当時、2人は結婚していたのですね)、現在をカラー、過去をモノクロの映像で、2つの時間軸を行き来しながら、過去と現在の謎を解いていくサスペンス。

映画の前半では何が起きているのかよくわからないが、だんだんと「こういうこと?」ってわかってきて、そこに捻りが加えられていくという、なかなか凝った作品です。

ただ、催眠術が万能であることと、生まれ変わりはあるという前提を良しとするか否かで感想は別れるかな…と。個人的にはその引っかかりが最後まで残っちゃいました。

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