![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76007293/rectangle_large_type_2_8518a8a63dc01d1f796c6508b56f8183.jpg?width=800)
サイドウォーク・オブ・ニューヨーク(2001)
エドワード・バーンズ監督の「サイドウォーク・オブ・ニューヨーク」を見た。
本作は、19歳から39歳のニューヨーカー男女6人がインタビュー形式でそれぞれの恋愛観を語る映像を挟みながら、その6人が繰り広げる恋愛模様を描くドキュメンタリーっぽい佳作。
同棲中の恋人に突然家を追い出された男。彼がビデオ屋でナンパした小学校教師。彼女の元夫で売れないミュージシャン。彼が一目惚れしたウェイトレス。彼女は39歳の歯科医との不倫に悩んでいて、その歯科医の妻は夫の浮気に気を揉みながら不動産屋で働いている。彼女が部屋探しを手伝っているのが最初に出てきた男ってわけ。
こんな風にリングのようにつながった人間関係を、過度な演出なく淡々と、しかしテンポ良く描いていく映画です。
若い人が見たらつまんない映画かなぁ…とも思ったけど、いろんな年齢の人がそれぞれにいろんなことを考えながら恋愛している姿を横から眺めてみるのはちょっと面白いかもしれません。
ま、映画なんでフィクションなんだけど、それなりにリアルに見えるところがこの映画の良さだと思うし。ウェイトレス役のブリタニー・マーフィが良い演技をしていて好感を持ちました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?