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歯周病と骨粗鬆症の係わり🌞日本骨粗鬆症学会へ行って来ました。

日本骨粗鬆症学会
学術集会でへ行って来ました(名古屋)

中部電力 MIRAI TOWER

歯周病と骨粗しょう症、一見係わりのない病気のように
思われますが両者には深い係わりがあります。

骨粗しょう症とは骨がもろくなってしまう病気
大まかには老化、偏った食生活や運動が減ったりして
カルシウムの吸収を助けるビタミンDをつくる働きが
弱くなってしまいます。

そして、エストロゲンというホルモンの減少があります。
このエストロゲンが減少すると、
歯と歯ぐきの境目などで炎症を引き起こしやすくなり、
歯周病の悪化につながります。

骨粗しょう症の影響で歯を支える骨も弱くなっていることから、
より歯が抜けやすい状態になってしまいます。

三重大学医学部附属病院運動器外科学
腫瘍集学治療学副病院長
運動器外科腫瘍集学治療学教授
須藤 啓広 先生

歯周病では、歯槽骨の吸収を伴います。
骨粗しょう症と同じく骨を侵される病気なのです。
骨粗しょう症の人が歯周病になった場合、
骨がもろくなった分だけ顎の骨も吸収されやすくなってしまうので、
歯周病が悪化しやすいという報告もあります。
歯周病も骨粗しょう症も自覚症状が少ない病気です。

口の健康にも影響を与えかねない骨粗しょう症。
予防として、カルシウム、ビタミンD、ビタミンK、たんぱく質などの
摂取をこころがけ、適度な運動をして、骨を丈夫にすることが大切です。
それは歯周病の予防にもつながることは間違いないようです。
つまり、口と全身は深く係わっていると言うことです。

健康な歯と骨を維持するためには適切な管理と予防が必要です。
定期的な歯科検診・骨密度の測定、バランスのとれた食事、
適度な運動、喫煙や過度なアルコール摂取の回避などが大切です。

名古屋に来たら名古屋メシ!
学会の帰りに味噌カツ定食いただきました。
トンカツにはいつもソースやったばってん味噌もよかねー。
最後まで読んでくれてありがとうございました 😀

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