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子供といられる時間は、そう長くはない。

会社員時代、『奇跡の経営』で有名なセムコ社CEO、リカルド・セムラーさんのセミナーに参加させてもらいました。

セムコ社の取り組みは一見、日本では馴染みのない取り組みが多いのですが、一言で言えば、「どのようにすれば、優秀な社員が働き続けてもらえるだろうか」という問いに追求している企業です。

具体的な文言までは覚えていないのですが、そのセミナーの中で一番印象出来だった言葉は次の言葉。

「子供が時間がある時に大人は忙しく(時間がなく)、子供が時間がなくなった時に大人は暇になる(時間が増える)。それが現代社会の仕組みだ。」

僕の場合、子供が生まれた29歳のタイミングは、社内での役割も変わり、まさに働き盛りの時期でした。実際に子供と会うのは、出社前の1時間程度の日々でした。

セムコ社では、プレリタイヤのような数年間休職をし、その分定年を伸ばす人事制度を運用していましたが、とてもうらやましく感じたのを覚えています。

それからフリーランスになり、子供と過ごす時間は格段に増えました。子供と過ごす時間が増えたことで、よろこびも多く感じますが、育児の大変さや、育児と仕事を両立している女性の大変さをまじまじと感じています。

毎日半日以上遊んでいた長男は幼稚園に行くようになり、一緒に過ごす時間がぐっと減りました。あと2年もすれば小学生、次男も幼稚園です。もしかしたら、僕と同じように高校卒業後、実家を離れるかもしれません。

よく、人生は仕事と家庭のトレードオフだと言われることがありますが、僕は両方を追い求めていくことは可能だと思っていますし、追い求めていきたいと思っています。

「子供といられる時間はそう長くはない。」

この事実を常に留めて、日々生活していきたいと思います。

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