ビルディングより、メンテナンス。

僕の日々の交通手段といえば、徒歩がメインで、必要に応じて公共交通期間を利用しています。遠出をするときはカーシェアリングを使いますが、絶賛車社会の札幌でも、全く問題なく暮らせています。

徒歩の良いところは、街の変化に気がつきやすいところです。最近では夏から秋になり、緑に生い茂っていた葉が紅く染まっていく変化をみることができます。

ある程度の期間、同じ道を歩いていると、小さな街の変化も感じれます。ここ数ヶ月でも、新築の家が数軒建ち、一方で何軒かの家が借り主を待っている状態が続いています。

新築とリフォームとどちらがいいという話ではなく、新築が増えて、空き家も増えていくその様は不思議な気持ちにさせられます。

10月のはじめに京都に行きました。いくつかのお寺を参拝したのですが、どれも古い建物が街中にあるんですよね。京都駅近くの東寺も参拝したのですが、東寺は平安京時代に建設され、焼失するも、室町時代頃から順次再建され、今に至るそうです。

もちろん、その間に補修工事などはされていると思いますが、ざっと500年は経っていることになります。現代の建物と構造が違うのだと思いますが、正しくメンテナスすれば、それだけの期間、保ち続けることが可能だと思います。

僕たちの身体はどうでしょうか。

スポーツ選手や一部の目的をもった人たちを除くと、必要以上に筋肉をつける必要はなく、今ある身体を適宜補強し、調整していくことが必要なのではないかと僕は思います。

丁寧にメンテナンスさえすれば、さすがに500年は生きることはむずかしいですが、十分に良い人生を送れるのではないでしょうか。

本日も読んでくださり、ありがとうございました。

応援をしてくださり、ありがとうございます!