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本の紹介#1 弁護士が語る我が子の笑顔を守る離婚マニュアル ~円満離婚のススメ~

アルシエンの弁護士が書いた本を紹介していきます。
記念すべき第1回は白井可菜子先生が2018年に書いた『弁護士が語る我が子の笑顔を守る離婚マニュアル ~円満離婚のススメ~』(啓文社書房)です。

「実は気づいていたかもしれないけど…」
20歳頃、私は母からある事実を告げられました。
「お父さんとお母さん、あなたがずっと小さいころに離婚してるの」
「えっ!!!」私は母に打ち明けられるその時まで、両親が離婚しているだなんて考えたこともありませんでした。
父が普段家にいないのは単身赴任だからだとばかり…
父とは定期的に顔を合わせていましたし、家族旅行も毎年のようにしていたんです!
『子供には離婚を感じさせない』
それは、両親が私の幸せを考えて出したひとつの“答え”でした。
        (白井可菜子HP『お母さんのための離婚ガイド』より)

白井先生は、幼い時に両親が離婚しているのですが、20歳を過ぎるまで離婚していることに気が付いていなかったという変わった経験をお持ちです。

ご両親が離婚の事実を隠して仲の良い夫婦のフリをしていたのですね。

そのような経験もあり、勝った負けたとか、得とか損ではなく、子どもの笑顔を守るという視点での離婚本を書きました。


ありがたいことに、本著は大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)情報ライブライーの『~シングルマザーのあなたへ~ 知っておきたい 子育てと仕事のこと』の参考図書21冊の中にも選ばれています。


最終的に、父親との面会が子どものためになったかどうかを判断するのは、大人になったときの子ども自身だと、わたしは思う。子どもをおもちで離婚を考えている方には、元夫・元妻に子どもを会わせる・会わせないに限らず、本書を読んで、もう一度子どものことを考えた離婚協議をすすめてもらいたい。

また、ダ・ヴィンチニュースにすごい嬉しい書評も載っています。

パートナー就任の支援として出版企画を通してもらいました

なぜ本の紹介の1回目にこの本を紹介したかというと、この本の出版もパートナー就任支援の一環だからです。

白井先生は離婚案件が好きだし得意なので、勤務弁護士時代からアルシエンの先生方に相談が来た離婚案件はほぼ全て白井先生が担当していました。

せっかく離婚案件は比較的多く扱ってきましたし、パートナー就任を目指すにあたって名刺代わりの一冊があった方がよいとも思ったので、知り合いの出版社の方に白井先生の身の上話や既存の離婚本は子どものためという視点がないものが多いということをお伝えして出版企画を通してもらいました。
※自費出版、ブランディング出版ではなく商業出版です。

監修に私の名前が入っているのは企画、構成を私が担当していたからです。

内容も白井先生ならではの素敵な内容ですし、公的なセンターの参考図書にも選ばれて、まさに白井先生の名刺代わりの一冊になりました。

啓文社書房様その節はありがとうございました。


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