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燦燦SUN讃讃讃讃

こんばんは、ひろなかです。

演出助手をさせていただいていた、かまどキッチン『燦燦SUN讃讃讃讃』が終演しました。終演と言っていいのかはわかりません。

2ヶ月間、特にここ3週間、僕を支えていた公演でした。

何か今まで心を埋めていたものがこぼれ落ちた感覚で、寂しいけれどもはやその寂しさすら出てこない感じ。

かまどキッチンに出会ったのは本当に偶然で、Twitterに流れてきたスタッフ募集の案内を見て軽い気持ちで応募したのが始まり。正直初めて見た団体でした。

人見知りを発揮しながらも、どうにか自分の仕事を探してこなしつつ、小屋入り後にやっと距離感を掴み始めました。

主宰の児玉さんは、第一印象ちょっと不思議な人だなと思っていたのですが、二、三回目の稽古で飛び跳ねながら稽古を見ててすごい変な人だなと思うようになりました。でもすごく話しやすくて、それこそ稽古の序盤で、ひろなかくんは僕と仲良い人です、みたいなこと言ってて、ちょっと安心してもいいのかなと思えました。

作品はとても不思議で、チープさが溢れていて、今思うとそれが良さでその中に含まれるもっと深いものがあるんですけど、当初はなんか受け入れられなくて。なんだろうこれみたいなのがずーーっとあって。

本当に小屋入りしてから好きな座組みになっていったのかなあと思います。自分の居場所が見つけられたかもしれない。作品がどんどん完成していって、紙が積もり、演出助手たちの作業が増え、疲労が溜まってきても、どこかワクワクしていた。たまに見る稽古でどんどん新しいことが出てきて。

なんでしょうね。楽しかったです。本当に楽しかったです。制作の宮野さん以外全員初めましてだったけどここまでみんなと仲良くさせていただけて、新しい可能性がいっぱいひらけて。全部が順風満帆ではなかったけれど、この座組みに出会えてよかったということは大声で言いたい。

またどこかで。

今日はここまで。
読んでいただきありがとうございました。

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