見出し画像

学生の社会貢献

February 22, 2024

Transcription

Ukraine’s parliament considers legislation to lower the military age of service to 25, increasing the number of possible fighters by 400,000.

In India, police drones fire tear gas at farmers marching to New Delhi to demand higher crop prices from the government.

U.S. President Joe Biden announces a plan to cancel $1.2 billion in student loans for about 153,000 people. The U.S. Supreme Court barred a similar plan last year.

And South Africa's finance minister announces plans to increase taxes and social sending ahead of elections on May 29.

訳例

ウクライナ議会は兵役年齢を25歳に引き下げる法案を審議中です。これにより戦闘員の数は40万人増加する見込みです。

インドでは、政府に農作物価格の引き上げを要求しニューデリーまで行進する農民に対し、警察はドローンで催涙ガスを使用しました。

ジョー・バイデン米大統領が、約15万3,000人分の学生ローン12億ドルを帳消しにする計画を発表しました。連邦最高裁判所は昨年、同様の計画を却下しています。

そして南アフリカの財務大臣は、5月29日の選挙を前に、増税と社会保険料の引き上げを発表しました。

勝手に探究

バイデン大統領の選挙対策でしょうか、奨学金を帳消しにするという大盤振る舞いを発表しました。苦学生には朗報ですね!

なんて思ったら、その中身はかなり現実的なものでした。10年以上返済を続けていて、残金が12,000ドル未満の者限定だそうです。つまり、すでに大学や大学院を卒業してこれまで奨学金を返済できた、おそらく身分も収入もしっかりいていそうな人にだけ恩恵があるということです。前回、同様の法案が通らなかったというのにも納得。

本来ならむしろ、どうしても返済が滞ってしまうような不遇の人に救いの手があるといいのですが、そうなるとその判断の方が難しくなってしまうのかも。

学問の追求には時間とお金がかかります。優秀であれば本来の意味の奨学金(返済不要のもの)が給付されたり授業料が免除されたりするので関係ない話かもしれませんが、大多数の普通の人はそのコストを当然のように負担してきました。もちろん余裕なんてありません。教育費の捻出に四苦八苦するのは庶民の日常になっています。

現状そういう世の中なんだから仕方ないと親は一応納得してはいるのでしょうが、学生が国際競争力を付けて社会に出てくれなければ日本の将来が危ういのもまた事実。そして大学教育がその一端を担っていることに疑問はありません。そうです、学ぶことは社会の役に立っていたんです。だったら、若者の育成はやっぱり社会の責任でしょう。

岸田総理には、アメリカ人を嫉妬させる「異次元の学生支援策」を掲げてもらい、少子化対策はもちろん、日本企業のさらなる成長を後押ししてもらいたいと思います。そうですねぇ、国公立大学は全額無償、そのうちの成績上位者には奨学金を月10万円くらい付与しちゃいましょう!

え?国公立とか入れないって?

そんなもん、増やせばいいんです。経営が行き詰まっている私立大学を公立化しましょう!最近そんなところも増えていますし、特に難しい話でもないはず。地元の中学のように「街の公立大学」は無料にしてしまうのです。勉強したければ誰でも大学生。しかも授業料はナシ!これは平等でいい話ですよ。

原資は国債でも当てておきましょう。4年間の学費240万円なんて、低賃金で働いたってほんの数年でペイできます。いわゆる出世払いってやつですね。

卒業時に希望の仕事が見つからない時は、街や自治体で必要とされる業務へ期限付きで派遣されるか、10年間の支払い猶予付きで240万円の返済義務が発生する、とかにしとけば良さそう。

お金に困ってなければこれまで通り有名私大でもなんでもいけばいいし、立地や伝統とかにこだわるのも自由。とにかくどんな人にも大学進学の道を開いてほしいと思いました。

参考にしたページ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?