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ロシアや中国にまさる総合力で勝負!

March 29, 2023

Transcription

Ukrainian soldiers say the eastern towns of Bakhmut and Avdiivka face continuous shelling from Russia but have not given ground.

China promises "countermeasures" over Taiwanese President Tsai Ing-wen's planned meeting with House Speaker Kevin McCarthy in the United States.

In South Korea, U.S. Marines hold a large, joint landing exercise with South Korea in Pohang for the first time since 2018.

And Germany's President Frank-Walter Steinmeier welcomes Britain's King Charles III. The visit signals Britain's effort to keep close ties with Europe after its withdrawal from the European Union.

訳例

ウクライナ兵によると、東部の町バフムートとアヴディフカはロシアからの継続的な砲撃を受けているものの、国土は死守しています。

中国は、台湾の蔡英文総統が米国で予定しているケビン・マッカーシー下院議長との会談に対して「対抗措置」を行うことを明言しました。

韓国では、米海兵隊が2018年以来初めて浦項で韓国との大規模な共同上陸演習を行いました。

そして、ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー大統領は、イギリスのチャールズ3世を迎えました。この訪問は、イギリスがEU離脱後もヨーロッパとの緊密な関係を維持するための努力を示すものです。

勝手に探究

いつまで続くのかウクライナ戦争。

時々この戦争の話題をnoteに書くのですが、結論は決まって「さっさと止めようよ」です。理由は単純で、戦争で人が死ぬからです。

食料やエネルギーを担ってきた両国の混乱と制裁で、その影響が世界に波及しているというのも問題の1つではありますが、とにかく、人を殺すことに資金と時間、労力を費やすのは馬鹿げています。もう21世紀なのに。

2023年2月20日のニュースより。詳しくはこちらをご覧ください。

これをいつまで続けるつもりなのでしょう。

ただ、これまでの戦争の死者数を見ると、まだまだ終わりそうもないかも。

内戦ではありますが、大国の代理戦争の色合いが濃い朝鮮戦争やベトナム戦争では数百万単位の犠牲者が出ています。朝鮮戦争では6人に1人が亡くなったようで、それをウクライナに当てはめると、4300万人ほどの人口の6分の1、約700万人の犠牲が出ることになってしまいます。これを世界は許容し、戦いを継続させるのでしょうか。

また、機が熟すまで停戦の提案ができないというなら、いつまで待てばいいのでしょう。

たとえば、朝鮮戦争は1950年6月25日から1953年7月27日までの約3年、ベトナム戦争はなんと、1955年11月1日から1975年4月30日までの約20年も続いています。

「戦うしかない」ウクライナとはいえ、終わりの見えぬ戦いに巻き込まれる市民には厳しい現実です。

安易にロシアに譲歩せよと言えません。ただ、現状のNATO等による支援の先には想像を遙かに超えるウクライナの人たちの犠牲があり、それを後押しすることに躊躇があるんです。

本気ならNATOが参戦すればいいだけなのに、それをしないんですからウクライナの犠牲が際立って見えてきます。第3次世界大戦を招かないために一線を越えない攻防をしているのはよ~く分かるのですが、どうもすっきりしません(単純ですみません)。

日米の戦争において、終戦をよしとせず軍の主張した「本土決戦」を選択していたとしたら、ベトナム戦争のようなゲリラ戦でアメリカを始めとした連合国に勝利したかもしれません。

しかし、そのための犠牲は膨大です。ベトナム戦争を参照すると、1,000万人は下らなかったとも思われます(実際の犠牲者310万人の3倍以上です)。

教員なんかをしていると度々目にする沖縄の「ぬちどぅたから」。その影響か、戦勝よりも命を大切にできないかどうしても考えてしまいます。

NATOを始めとした西側諸国には強大な力があります。ロシアや中国も好き勝手にはさせないだけの力です。それは直接的な軍事力に限った話ではなく、もっと総合的なものです。

人類の叡智はそういう所にあるはず。それを発揮して双方がなんとか矛を収められる状況を作って欲しいと思います。

参考にしたページ


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