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タリバンと中共。投げたブーメランは何を狩る?(追記アリ)

March 27, 2023

Transcription

In Afghanistan, a bomb attack near the foreign ministry in Kabul kills at least six people and injures several others.

In Israel, the country's largest trade union goes on strike Monday to protest Prime Minister Benjamin Netanyahu's plan to make changes to the judiciary.

In South Korea, American warships hold naval training with South Korean forces on the same day North Korea launches a missile off its eastern coast.

And Japan demands that China release a Japanese citizen detained in Beijing for reportedly breaking Chinese law.

訳例

アフガニスタンでは、カブールの外務省付近で爆弾テロがあり、少なくとも6人が死亡、数人が負傷しました。

イスラエルでは、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の司法改革に抗議するため、国内最大の労働組合が月曜日にストライキに突入しました。

韓国では、北朝鮮が同国の東海岸からミサイルを発射した同じ日に、アメリカの軍艦が韓国軍と海上訓練を行いました。

そして日本は、中国の法律を破ったとして北京で拘束されている日本人の釈放を中国に要求しました。

勝手に探究

アフガニスタンで起きるテロ。対応に追われるタリバンは、自分たちのしてきたことがいかに市民生活を脅かすか痛感していることでしょう。

2021年に政権を奪取した際、アフガニスタンがテロの温床になるのではないかと危惧されました。

実際にそうした兆候も見られるようですが、それ以前に、自分たちがテロの被害に遭っているというのは因果なものです。まぁ、どこの誰が治めてもこの国に安定をもたらすにはまだ時間がかかるのでしょうけど。

因果といえば、中国政府の対応です。

習近平主席がプーチン大統領と会談したその日に、岸田首相がゼレンスキー大統領を訪れました。中露の首脳会談が打ち消されるような行動に出た日本政府に対する中国の答えがコレなんでしょうか。

<先の全人代=全国人民代表大会で中国政府は、中国経済を回復させるため外国企業の誘致にいっそう力を入れることを、わざわざうたっています。しかし今回「外国企業を歓迎します」という言葉とは全く逆のことが起きたわけです。

中国で暮らし、経済活動をする上でどのような行為が何の罪にあたるのかもわからず、いきなり身柄を拘束されるような国でビジネスを続けるのは、もはや難しいという声も上がっているほか、日中関係や人の往来に深刻な影響を与えるのではという悲観的な見方が広がっています>

さすがメンツを大切にする中国。冷静に考えれば明らかに失敗と思われることも堂々とやってしまいます。

対中国というとかなり強硬な意見を持っている人もいますが、同じアジアの国同士、できれば協力してアメリカやロシア(あるいはヨーロッパ)と向き合いたいたものです。しかし、なかなかそうさせてはもらえません。

日本と中国。アジアの大国がそれぞれ別の陣営に協力しているのには裏があって、あれこれこうなって実はこうなんです、みたいなアジアの繁栄(できれば世界平和)への筋書きがあったらいいのですが、そんなうまい話はないんでしょうねぇ。想像も付きませんし。アジアの崩壊の話なら浮かびそうですが・・・。

中国も日本にとっては大事な隣国です。勝手にヘタ打って大崩壊とかしないことを祈ります!

〜 ここから追記となります 〜

こちらのチャンネルで、今回の中国による日本人拘束の裏側が語られています。

産業スパイを「するために」産業スパイだとでっち上げて製薬会社の社員を拘束したとの上念司氏の見解です。本当だとしたら恐ろしい話です。十分ありそうに感じるだけに、これではさすがに日中の協力は無理かも。

岸田首相のウクライナ訪問に対する当てつけなんじゃないかという拙考が可愛く思えてきます。う〜ん、中国も困ったもんだ。

参考にしたページ


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