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ガラパゴス日本で強制される堕胎手術をなくそう!

April 13, 2023

Transcription

In China, Brazilian President Luiz Inacio Lula da Silva meets with former leader Dilma Rousseff in Shanghai to introduce the new BRICS Bank.

In Japan, a North Korean missile launch results in threat warnings and delayed train service in Hokkaido.

In the U.S., a federal court rules that an abortion drug can be used legally after an earlier court decision barred the drug across the country.

And in France, protests continue over French President Emmanuel Macron's retirement law, which is being considered by the Constitutional Council in Paris.

訳例

中国では、ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ大統領が、上海でディルマ・ルセフ元大統領と会談し、BRICS新開発銀行を設立することを発表しました。

日本では、北朝鮮のミサイル発射により北海道でJアラートが発令され、列車の運行が遅延しました。

米国では、中絶に使用される薬について、連邦裁判所が合法的な使用を認める判決を下しましたが、以前の判決では、この薬は全米で禁止されていました。

フランスでは、エマニュエル・マクロン大統領が提唱した年金制度をめぐる抗議行動が続いており、パリの憲法評議会で審議されています。

勝手に探究

中絶に使う薬?麻酔薬?いやそれを禁じたらどんな手術もできないか。ちょっと調べてみますか。

全く知らなかったのですが、「経口中絶薬」というものがあるんですね。海外では30年以上前から普及しているようです。

人工妊娠中絶と言えば、「命を絶つという罪悪感」と並んで、「辛い手術を受けなければいけない」と学んで来たので、錠剤を飲んで中絶するという「お手軽感」にはびっくり。普及する理由も分かります。

ちなみにこの薬、G7で承認されていないのは日本だけ。当然手術よりも費用は安く、イギリスやフランスでは自己負担はないとのこと。2度びっくり。

安全・簡単な中絶薬が利用できる国でも手術を選ぶ人がいるのは、妊娠中絶薬は最終月経から49日以内の妊娠初期に利用するのが条件だからでしょう。

加えて、日本での一般的な手術とは違う、これまた安全な<世界的に一番推奨されている中絶手術方法>の手動真空吸引法(MVA)が普及していることも理由の1つかも。

この手術は2015年に日本でも認可されたのですが、まだこの方法を行っている施設は少ないとのこと。

中絶を望む患者さんの状態に合わせた処置を選べるのは確かにいいのですが、どうしても「中絶」には負のイメージがあり、シンプルに避妊すればいいのにと思ってしまいます。

そういえばキリスト教(カトリック)って中絶はおろか避妊も禁止していたような・・・

上のようなデータをみると、信心深そうな国民であっても都合良く宗教を利用しているだけにも思えてきます。とはいえ、中絶より避妊を選んでいるのは神のご意向に近いのかも。

いや、待てよ。今回の話、必ずしも夫婦間の話というわけではありません。特に「中絶」という判断に至るには子どもを持てない理由があるはずで、それは結婚していないケースの方が多そうです。

それならむしろ中絶を容易にしない方が正しい気がしてきました。ヘタにやらないってことです。

ただ、いかに教育しようと宗教の力を利用しようとも、望まない妊娠は減っていません。

まぁ人間なんてそんなものなのですが、人間の生殖行為は聖職者によってはコントロールできないんでしょう・・・ってこんなつまらないダジャレを言いたくてnoteを書いているわけではなかった!

飲み薬2錠で安全に中絶

望まない妊娠をしうる女性への有力な選択肢になるのは間違いありませんが、同時に、妊娠へのハードルが低く感じられる危うさがあります。ここを踏まえてどう考えるか。テーマはコレです!今決まりました。

日本でこの薬がスムーズに承認されないのは、そもそも妊娠中絶をさせたくないという意見が強いのでしょう。今なら少子化の原因とも言われかねませんし。

<令和2年1-12 月の累計人工妊娠中絶数は145,340 件>だそうで、これは無視出来ない数字です。同時に、それだけの女性が苦しんでいるとも考えられ、中絶薬の承認が求められるような気もしてきます。

よし、中絶薬の承認を目指しましょう!不幸な女性を救うのだ!

スムーズな承認を目指すために妊娠中絶に対する嫌悪感を薄くしたいのですが、嫌悪感の原因は「自然の理に反する」とか「生命に対する冒涜だ」とか感情的なものでしょうから、こちらも感情に訴えてみます。

・双方が望まない妊娠で身体的な責任を負うのは女性だけであること→不当だ!
・男女間で女性の意見が必ずしも尊重されていないこと→不当だ!
・そもそも理屈の通らない男が多すぎること→ばーか、ばーか!
・女性の地位向上が果たされるまでは、自分の体を自分で守る手段がほしいこと→お願いしますぅ~

これくらいでどうです?

それに、中絶薬はしっかり体に影響が出ます。手術に比べれば楽なだけです。もちろん心にはしっかり傷が残ります。解禁されたからといって男女ともに妊娠を警戒しなくなるとは思えません。つまり、この薬は主に女性を守ることに使われます。

ということで、タダでさえ妊娠出産で負担がかかる女性の体です。社会全体で守っていきましょう!

参考にしたページ


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