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ブックレビュー「解説者の流儀」(戸田和幸)を読んで

 今回ブックレビューをする「解説者の流儀」の著者戸田和幸さんは元日本代表のサッカー選手で、Jリーグやイングランドや韓国、シンガポールなどで活躍され、現在はサッカー解説者です。戸田さんはサッカーをとことん言語化することで、分かりやすい解説をする人気解説者です。
 私がこの本を読もうと思った理由は
① 物事を言語化するのに必要な術を学びたい
② 戸田さんのこだわりを知りたい
この2点でした。

為になった点


① 「色の濃淡はどんな要求にもアジャストできる」
戸田さんはこの本の中で自分の個性を色に例えて、「自分の色(個性)をグラデーションのように広げていくことが大事」と語っています。サッカーの言語化をとことん追求するという戸田さんの個性はとてもハッキリしているからこそ、多くの人に受け入れられているのだと感じました。また自分の個性を控えめにする必要がないということも学ぶことが出来ました。

② まずは相手の要求に応える
先ほども述べたように戸田さんは個性的な解説者であり、人間です。しかしよく考えてみてください。もしあなたの職場や学校にいきなり自分の個性を押し出す人が現れたらどうでしょう?恐らくそんな人は浮いてしまうでしょう。私は周りから浮くのが怖くて個性を出すことが苦手でした。しかし、戸田さんの個性の出し方についての考え方を読んで考え方が変わりました。「相手の要求が自分にとっての60点であれば、60点ぴったりの出来に仕上げる。そうすることで相手からの信頼を得て自分の個性を出しやすい環境を作る」と述べています。なるほど、相手からの信頼関係があってこその自分の個性が活きるという考え方。自分も参考にしたいです。

終わりに
この本を読んで私は個性を出すことの①大切さ②出すときに注意すべき点の2点に関しての学びを得られました。自分らしく生きるためには個性を出して生きる必要性が当然求められます。今回この本を読んで得た学びを活かして、自分らしく生きていきたいと思えました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では

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