ゲートルーラーの1年を振り返る
こんにちわ!たけしんです。ゲートルーラーの今までについての振り返りをいたします。
すみません真面目にやります。こんにちは、たけしんです。この一年、みなさまはいかがお過ごしだったでしょうか。僕はなんだかんだゲートルーラーを追い続けてしまっていました。せめて、これが後世の役に立てばいいと思い、本noteを執筆して、厄落としとしようと思います。当然全文無料ですのでそこはご安心ください。
まずは前回の卒論とされるnoteを読んでくださった方々に改めて感謝いたします。随分多くの方に読んでいただきました。みなさまのお役に立てたのであれば幸いです。
さて、本文に先んじまして、先にゲートルーラーの現状について振り返っておきます。元々ゲートルーラーは株式会社大遊からリリースされていたTCGでした。大遊は有限会社遊縁(カードキングダム)と、大興印刷株式会社の合弁会社であり、その出資比率は50%50%でした。しかし、12/10付けで、大興印刷は遊縁との合併契約を解消。遊縁に全株を譲渡し、今の大遊は100%遊縁の所有するところとなりました。
各所でまとめられているように、これで純度100%の池っち店長によって皆様にゲートルーラーが届けられるようになりました。卒論の前に自分が書いたnoteにあるように、たけしんはゲートルーラーと池っち店長を分けてゲートルーラーを評価しており、池っち店長は当時から好きではありませんでした。ゲートルーラーが池っち店長100%になったのであれば、たけしんにとってのゲートルーラーは終了となります。エンディングです。
そこで、エンディングを迎えたゲートルーラーがどのように歩んできたのか、この1年を振り返って行こうとおもいます。網羅の方を優先するため、非常に長文になります。お暇なときに読んでいただけると幸いです。また、ゲートルーラー=池っち店長であることが公然の事実となりましたので、合わせて、ゲートルーラーに関する池っち店長の炎上についてもまとめさせていただきます。
ざっくり時系列順に並べていますが、時系列順じゃないふうに並べたほうが面白くなる部分については、若干時系列が前後する場合があります。あらかじめご了承ください。
ゲートルーラー発売前
?月?日 新TCG「ドミネイター」の企画をブシロードが買い取る
初手からゲートルーラー関係ないように見えるんですけど、ゲートルーラーについて振り返るにあたって非常に重要な部分なので触れます。
ドミネイターは、FORCE OF WILL 株式会社が制作していた未発売TCGです。池っち店長はドミネイターの原案者として企画に参加しており、製作日誌とかも書いてたみたいです。クラウドファンディングは成功したようですが、その後、ブシロードが買い取り、続報はありません。
重要なのは、FoWが(多分)大興印刷の所有物であり、つまりドミネイターと密接な関わりがあったということです。ゲートルーラーの前身となる企画がドミネイターだったと考えられます。ちなみに、ゲートルーラーにはドミネイターで発表されていたキャラクターデザインに酷似したキャラクターが多数登場しています。《鬼The島隊長 鬼ノ宮 鋼牙》、《帝国魔術師 シオリ・ローディア》、《Sergeant Major of the Army バスターコング》など。全部ゲートルーラー1弾の最高レアリティカードですね…。
軽く裏付けを行うと、現在FoWの公式サイトの会社情報欄に書かれているCEOの名前は「Murata Masaki」氏となっています。むらたまさき氏は、2021/01/12に大遊の代表取締役に就任しており、2021/08/04に辞任しています。
10月-12月 ゲートルーラー発表会等行われる
散発的に発表されてるのでざっくりこの項目にまとめます。特にルール公開生放送がひどかったらしいのですが、当時自分はウォッチしておらず、動画も非公開になっているため参照できません。
下記ツイートにて池っち店長氏が上記生放送について振り返りを行っています。アンチのせいみたいですね。アンチ許せないですね。削除対策で全文載せておきます。
(「もう我々はメーカーです。次頑張るでなんとかなるレベルではない」ってツイートしといてこのあと「我々はまだ出来たてのメーカーで赤ちゃんみたいなものです」って言ってたんだな……)
我々はメーカーとして生まれたばかりで「普通ならできていて当たり前のこと」ができていません。生まれたばかりの会社でしたから、「他所はできてるんだから、やって当たり前」と言われましても、正直手が回りませんでした。我々は赤ちゃんですから、手を引いていただかないと立てなかった。
-「ゲートルーラー」総責任者池田芳正氏独占インタビュー
この時点でのゲートルーラーの状況については、当時の記事がHOBBY Watchさんに掲載されておりますので、以下をご確認ください。(ちなみに、HOBBY Watchの記事は今後も登場しますが、全て石井英男さん執筆の記事です。本人はゲートルーラープレイヤーで、公認サークルも運営していらっしゃいます。いつもお世話になっております)
11月-12月ゲートルーラーと池っち店長、炎上しまくる
この記事は炎上しました。いまや伝説となっている(注1)の誕生です。
新作TCGは発売後、ヒットした途端に、最初の発注数から十数倍に膨れ上がります。 お陰様でゲートルーラーの第一次受注数は、「ヒット」「大ヒット」を超え、「メガヒット商品の初動数」(年間50億円規模TCG)を上回るご発注を頂きました。(注1)
この(注1)ですが、ページ下部の方に折りたたまれており、クリックしないと見ることができません。クリックして折りたたみを広げると……?
(注1)
通例では、年間50億円規模に成長するTCGの発注数も、第一弾は当然様子見で5千万円程の発注があれば成功と言えます。 そこからヒットして、第一弾の売上がトータルで10億を超えると、年間50億超えのメガヒット作となります。ゲートルーラーは現在、スターターを除く通常ブースターとハイレアリティパックのみで、7千万円近くの受注をお受けしています。発売後の伸びが通例通りになるとは限りませんが、もし通例通りであれば、メガヒット商品に成長する可能性があります。但しゲートルーラーは、「ゆっくりと遊べる発売ペース」を守るため、年間4回、多くて5回の発売しか企画しておりません。よって本来50億円規模のヒットになったとしても、実際には年間30億円程度の売上に達すれば上出来だと思われます。我々としてはそもそも、年間5億のヒット作を目指していたので、それでも十分に想定外です。皆様のお力により、どこまで成長できるのか。あるいは、我々の力が足りず、そこまでは伸びないのか。未来は未確定ですが、想定を遥かに上回るご発注を頂き、関係者一同、身の引き締まる思いです。今後とも宜しくお願いいたします。
注1が長すぎる。これについて、「あまりにも誇張表現ではないか」「これだけ長い注1を折りたたんで事実を隠蔽するな」「理論がめちゃくちゃ」のような形で炎上しました。結局年商50億円は超えられたんでしょうかね?データ持ってないのでちょっとわからないのですが。
ゲートルーラーはバディファイトのパラレルと発言
炎上ではないのですがタイミングとしてはここで紹介します。後からブシロードに訴訟されることでむちゃくちゃ面白くなるのでおいておきます。
10月 池っち店長、エゴサやめるってよ。
とり店長すごい。
12月 一般プレイヤーがルールを間違えたのに対し池っち店長が指摘を行い炎上
やめられなかったみたいです。
逆に言うと10月-11月に池っち店長の炎上がなかったのはこれのおかげなのかもしれません。とり店長すごい。
この件については削除されてる物が多くあまり資料がないのですが、下記サイトの6.である程度当時の状況をうかがい知ることができます。
バキュラさんのツイートも池っち店長のツイートもそれぞれ削除されており完全な流れを追うのは困難な状態になっています。炎上したという事実だけが残りました。『ツイート消しても意味ないですよ。読んだ人はもう読んでしまった後なんですから』という名言は今後も長く使われていくことでしょう。
FoWからのイラスト使いまわしで炎上
事実に関しては下記サイトにて非常によく纏まっていますので下記をご覧ください。
ところで、ゲートルーラーがどうしてFoWのイラストを借りられているのかという点については、いまいちわかっていません。FoWが大興印刷の所有物であると考えれば筋は通りますが、ただ、今の所自分は確たる証拠を入手できていません。
なお、イラスト使い回しに関しては炎上として取り上げはしましたが、たけしん個人の意見としては問題ないと思います。自分に権利があるものを自分で使ってるだけですし。それによってどう評価されるのかはともかく。
ゲートルーラーのルールが一発でわかる名解説動画が投稿される
タイトルの通り淫夢動画と呼ばれる動画なので閲覧に関してはご注意ください。この動画が投稿されてから、2021/10/28に投稿された公式ルール解説動画が発表されるまでの、実に10ヶ月以上の間、この動画が一番ゲートルーラーのルールを詳しく解説していました。伝説です。なんなら、たけしんがゲートルーラーを始めたきっかけはこの動画だったりします。
普通におもしろいので淫夢が苦手じゃない方にはおすすめです。
無料カードを出すと宣言して炎上
そりゃショップの人は怒りますよね。ちなみに、この無料カードプールっていうのはついぞ発表されることはありませんでした。なんて無意味な炎上なんだ。
公式アカウントが誹謗中傷を弁護士に相談する
さきほど紹介したサイトなのですが、同じところに纏まっているので再掲します。下記の1-5にて解説されています。
そもそも、ゲームの公式アカウントから「誹謗中傷、事実無根の情報の流布が見受けられた為、現在弁護士に相談の上対応を検討中です」というリリースが出るのが常識では考えられません。「法的措置を検討」という言葉の扱いの軽さがにじみ出ているきがします。一般的な感覚だと、そんなリリースが出ると、そのゲームは触れない・遊ばないのが最適解になると思います。
当時ゲートルーラーの炎上をまとめていたタイプの動画は非公開になっているものが多々あり、調査は困難な状態です。
公式アカウントに掲載された求人募集が酷くて炎上
ざっと読んだだけでもむちゃくちゃに感じますけど、求人募集として普通に法律違反の部分があります。年齢制限は違法です。ちょっとそれ以外の、2時間以内にこれるように、とかが違法かの判断は自分にはつかなかったです。すみません。
労働施策総合推進法(労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律)
第9条(募集及び採用における年齢にかかわりない均等な機会の確保)
事業主は、労働者がその有する能力を有効に発揮するために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、労働者の募集及び採用について、厚生労働省令で定めるところにより、その年齢にかかわりなく均等な機会を与えなければならない
とり店長、キレる
ゲートルーラーの結果は見せてもらいました。確かに言葉より信用できますね……。
インフルエンサー独占公開カード流出
こういうことがあったようで、調査を実施しました(ご協力頂いた方、ありがとうございます)
どうやらDiscord居酒屋でのおもらしが少なくとも2021/10/17で
本来の公開予定日は11/29日だったみたいですね。
責任者が公開スケジュール守れないってそんなことある?正気か?
ゲートルーラー第一弾発売後
ようやく発売しました。発売前の炎上が多すぎてまとめるの大変すぎて泣きそうになりました。2021/12/25で出たHobbyWatchさんの記事が以下です。
でも、発売してからも炎上は続きます。
初期プロモカードの配布告知問題
前回の卒論でも取り上げたやつです。詳しくは卒論の当該見出しを御覧ください。ゲートルーラーは2020/12/12がプレリリース、2020/12/26が本発売という形式で販売されていました。これが、発売1ヶ月前に、プレリリースと本発売でそれぞれ異なるボックス購入特典がつくという発表がなされ、どっちを予約したプレイヤーもどっちかを予約したことを後悔するという凄まじい状況になりました。
スターターにプレイマットやルールブックがついておらず炎上
前回の卒論に書きました。ついてないので、さっき紹介した淫夢動画でざっくりとしたルールを理解してました。ルール解説動画は池っち店長が喋ってるだけのものだったので見てませんでした。見た人によると普通にわかりづらかったそうです。
池っち店長、ブシロードに訴訟される
びっくりしました。
とり店長、ゲートルーラーやめるってよ
訴訟と被ったのはたまたまのようですが、訴訟抜きにしてもゲートルーラー1弾発売日から2週間で離席発表っていうのは展開が早い。これにより、公式インフルエンサーの活動は凍結されました。なんか2弾の発表時に一部の方は活動してましたけど、3弾は音沙汰ないし、自然消滅した可能性が高そうです。
池っち店長、ゲートルーラーを「最後まで僕が作ります」と宣言
(これは完全に推測ですが、とり店長が辞め、広報S氏登場前のこのタイミングで公式アカウントの権限を握っていそうな人物、および、公式ツイート内の「池っち店長」の呼称から考えると、公式ツイートも池っち店長産で自作自演の可能性が考えられます)
ゲートルーラープレイヤーの呼称が「フリーター」になる
だいぶ意味わからないと思うのですが、まずは以下の記事をご覧いただけると幸いです。ブシロード訴訟についてもインタビューが行われています。
僕も大きく考え直さないといけないなって思ったのが、今のTCGのプレーヤーってほとんどフリーターなんですよ。要は社会人でも大学生でもないフリーター層。
フリーターの人たちがわざわざ楽しむために、自分で印刷した紙をチョキチョキ切って、無料のカードゲームで遊ぶかっていったら遊ばないですよね。
上記引用部が「TCGプレイヤーをフリーター扱いするのか」と炎上。他TCGプレイヤーはともかくゲートルーラープレイヤーはフリーターというふうに呼ばれるようになりました。
「謝罪。」はもはやゲートルーラープレイヤーにとってなくてはならない必須スラングとして活躍しています。
げとらぼ、登場する
炎上まとめみたいになっちゃってるんですけどあくまでゲートルーラーの振り返りなのでポジティブな話もします。ようやくポジティブな話が出てきました。個人ユーザーによるゲートルーラー便利サイトのリリースです。必須アイテムでした。これが出るまでたけしんはエクセルとはげしくにらめっこしながらデッキを作成していました。むちゃくちゃ助かりました。
もぎせん、はじまる
たけしんも初期から参加させていただいていました。この時はほんと楽しかったです。あーちゃんさん、ぴとまさん、もぎせんのみなさま、ありがとうございました。ゲートルーラーは大規模に大会をしている場所がなかったため、環境の話はほぼもぎせんの結果だけで成立していたように見えます。
太陽系バックパッカー、最強裁定を獲得する
衝撃的な裁定でした。
[場の君のカードを1枚破壊する]って書いてあるからコストだと思ってたんですけど、即時(インスタント、フリーチェーン)のカードであればコストを踏み倒せるという画期的な裁定をもらいました。これによってバックパッカーは一躍最強カードの座に躍り出ました。
バディファイトに酷似したキャラを発表して炎上
この時点で訴訟されているので結論は出ており、コメントありません。
補足
なんだかんだ1弾のゲートルーラーは僕たちは楽しんでいました。下記noteがそれの証拠になると思います。楽しかったです。え?今?今は…うん…。
ゲートルーラー2弾発売後
2弾発売2週間前から公式Twitterでカード公開が止まるとか、スパゲッティモンスターが権利とってるのかとか、色々問題はありましたが2弾が無事発売されました。
全体のボリュームでいうと1弾発売後までが一番炎上の密度が高いです。
2弾スターターデッキの様々な問題が発覚する
前回の卒論に書きました。池っち店長が「1積みのカードが入ったデッキは作りません」みたいなこと言ってたんですけど、1積みのカードが入ったデッキが発売されました。SUGEEEE!
補填自体はその後行われました。この時点でほとんど存在しない状態になっていたゲートルーラー取り扱いショップにいった人はもらえました。たけしんは通販勢なのでもらってません。
この件に関しては謝罪生放送が行われ、池っち店長より「黄金剣は複数入れると憎しみが生まれるカード」「スペースケイブ(4枚必須カード)を黄金剣より優先した」などとの釈明が行われています。いや、スペースケイブじゃなくて3積みされてた《氷壊のガリス》とか、まったく使い道のない《竜撃》みたいなゴミの方を減らせばよかっただろ。なお、謝罪動画は削除されています。《黄金剣》は3弾でオーバーロードというルーラーが登場したことで一躍強カードとなりました。2枚では足らなくなりました。憎しみを生むカードってそういうダブルミーニングだったのかな……。
太陽系バックパッカー、エラッタされる
2弾の発売日に発表しろや!!!!その3日間のラグはなんなんだよ!!2弾でバックパッカー研究してた3日間返せよ!!もっと前から告知して2弾発売日から適用にしろよ!
しかもこのエラッタ、Discord居酒屋に参加してた人は先に知っていました。この件は前回の卒論で書きました。
プレイヤー、絶望する
2弾の新規ルーラーに全く面白さがなかったのが一番つらかったです。次がアグロが全滅させられたスペースケイブ。その次が一方的な試合展開を作るダルマゲドン。
卒論、続々登場する
このへんで「商品としてのゲートルーラー」の擁護も困難になったので、たけしんはゲートルーラーの不買を決断して卒論を発表しました。この時点では3弾が3ヶ月後に出てそこで引退、と思ってたんですが、まさか3弾が延期して10月発売とかいう予測不可能なコースにいくとは思いませんでした。今でも読み応えはあると思いますし、前回のほうが詳しく書いてある部分もあります。
なんかカードランド秋葉原店さんも卒論発表してました。これもかなり味わい深いのでよかったら読んでください。
2弾のエラッタが多数発表される。
卒論でめちゃくちゃに指摘したからかどうかはわかりませんが、その後、バックパッカー以外にも大量にエラッタが発表されました。指摘したところ以上に治ってました。さすがプロです。
ゲートルーラー2弾環境、《ダルマゲドン》によって完全に制圧される
ただ、付け加えるのであれば、一強環境自体が絶対に悪!とは微妙に言いづらいです。なんだかんだ楽しんでました。ユーザーが離れていったのはゲーム内容っていうよりは、それ以外のゴタゴタがやばかったからです。
時期不明:しまくりさんとゆーてぃさん、開発から離れる
時期は不明なのですがゲートルーラーの開発に関わっていたとされるしまくりさんとゆーてぃさんが遊縁を離れたようです(真偽不明)
しまくり先生は2021/06/22のツイートを最後に、ゆーてぃさんは2021/05/16を最後に、ツイートが途絶えています。
この時点で残ってるのはプラトンさんだけなのかな?ちょっとよくわかりませんが。
公式オンライン大会が公式Discordチャンネルにて開催される
公式Discordチャンネルでオンライン大会を開催し、優勝者等にはカードを配るというイベントが開催されました。たけしんは万が一にでも池っち店長と遭遇したくないという理由で参加していませんでしたが、参加したプレイヤーは楽しそうでしたし、かなり盛り上がっていたようです。残念ながら、2021/07/18の第5回大会を最後に、音沙汰なくなってしましました。
ゲートルーラー3弾発売延期が決定
★第3弾発売時期について。
第2弾スターターデッキの仕様に不備があり、ユーザーやお店様、流通様にご迷惑をおかけしたことを改めてお詫びいたします。
このような過ちを第3弾で繰り返す事は許されないと猛省し、開発体制を一新した上で、第3弾を改めて作り直すことといたしました。
テキストの表記方法も改め、視認性を高めて直感的に効果を理解できるカードゲームにする予定です。
プレイヤーはこれが一番辛かったと思います。2弾がただでさえ一強環境なのにも関わらず、3弾発売が延期されるのはやばいです。普通に飽きます。多分2弾買った層がなんだかんだゲートルーラーを支えていく層だったと思うんですが、その人達も耐えきれず、離脱していきました。
改めて読み返してみると「テキストの表記方法も改め~」ってなんだったんでしょう?特に3弾で変わったようには見えなかったです。
ゲートルーラー放送局が開始される
広報Sさんによるゲートルーラー放送局が始まりました。若干内容が小出しすぎて薄いカルピスを飲んでる気分になってましたが、とはいえ、今までのゲートルーラーの広報は今までの通りマジでやばく、一生燃えていて飲めたものではなかったので、ごく普通の広報活動が始まったことにたけしんは感動していました。
初期は「この動画形式なら生放送じゃなくてよくない?」みたいな声も上がってました(あげてました)が、第5回からは生放送ではなく動画形式になったりと、どんどん改善していったため、ユーザーとしてはかなり盛り上がり、期待していました。延期になったとはいえ、この人たちにならついていけるかもしれない。この辺でたけしんはゲートルーラーを見直してました。
ゲートルーラー一人プレイ用ルールが公開される
第一弾発売後に公開予定だったゲートルーラー一人用プレイルールが、なんとついに公開!いやあ、第一弾発売後に公開、有言実行ですね。多少間空いてますけど誤差ですよ誤差。
新ルーラー「オーバーロード」が公開される
第三段収録のルーラー、オーバーロードが公開されました。いままでのゲートルーラーから見ると画期的な性能をもつルーラーで、正直かなり楽しかったです。ようやくルーラーごとに別々の遊び方が楽しめる、っていうのが若干実現したな、と思いました。ただしこの時点でナイトは死にました。オーバーロード一強環境が到来しました。
上記大会はもうアプレンティスとナイトに飽きたプレイヤーによるものなので若干しょうがないきもしますが、それでも結構なものです。
池っち店長、居酒屋で恫喝して解職される
池っち店長はDiscord居酒屋で一生暴走とおもらしを繰り返しており、どうなることかと思っていたのですが、ついにDiscord居酒屋の音声がインターネットにおもらしされ、恫喝騒動が発生。責任を持って代表が辞職、池っち店長が解職となりました。
「えっ!?池っち店長外すって手が可能だったの!?」っていうのが一番の驚きでした。ゲートルーラー放送局の内容もどんどん良くなっていたため、評価上がりすぎて手のひら返して手首がねじ切れんばかりでした。
この恫喝騒動のときに池っち店長が発言した「声出せ」はゲートルーラー界隈で使いやすいワードとして大流行しました。声出せ!
この経緯については以下の記事にわかりやすく纏まっています。
池っち店長、ブシロードと和解が成立する
和解できたみたいです。並べてみるとタイミングが妙すぎて困惑します。これについては解決したみたいです。
一応補足しますと、ふつう、"和解"と聞くと手をとりあって仲良く、みたいなイメージですが、あくまで裁判上の和解ですので、「ふざけんな、金払え」「わかりました」みたいなのも裁判上の和解に含まれます。和解という言葉のイメージに踊らされないよう、ご注意ください。
新体制発足。ゲートルーラー開発レター、届く
新体制発足に伴いゲートルーラー開発レターの連載が開始しました。1月下旬には4弾が発売されるとされ、さらに、エクストラデッキ2種も発売されると告知されました。非常に期待を持てる内容でしたが、依然として不安はあったため、たけしんは「これは楽しみだな。だが今までさんざんに裏切られてきた、一応4弾が出たのを確認してから3弾を買うことにしよう」と判断しました。新体制への評価はうなぎのぼりでした。
ゲートルーラー放送局にてルーラーアップデートが発表される
そして続くゲートルーラー放送局ではルーラーアップデートが発表されました。この時点で環境はオーバーロード以外はほぼ死んでいるという状態になっており、特に手札ルーラーという観点で立ち位置が被ってしまったナイト、ウィザードや、なんかずっと弱いままのバーサーカー、誰も使ってる人がいないハイランダーとレギオンは絶望を抱えて生きていました。
そこで発表されたルーラーアップデートは画期的なもので、ナイトの初期手札が2枚から4枚になるという凄まじいアップデートでした。他ルーラーのアップデートもかなり面白さに寄与するものであり、ようやくゲートルーラーが「異なるルーラーで戦えるゲーム」となりはじめました。新ルーラーもよかったです。
池の水全部抜いた記念でTwitterの一部でゲートルーラーが話題になる
池っち店長の解職に伴い、Twitterの一部でゲートルーラーが話題になりました。
盛り上がってたのでたけしんもなるべく援護しました。現状を踏まえて振り返るとたけしんは大罪人なのかもしれません。謝罪。
ゲートルーラー3弾発売後
満を持してゲートルーラー3弾が発売しました。
エラッタいっぱいでる
いっぱい出ました。2弾より出てます。ただ、ほとんどはゲームを厳密にプレイする時だけ困るエラッタであり、なんとなくプレイする分には問題ない感じでした。ただまあ、品質が問題になって不安には感じますね。総合ルールアップデートのコラムにて、ルール担当の進藤欣也さんが、これらのエラッタについて以下のように謝罪されています。
最後になりますが、第3弾のカードのテキストには、総合ルールの観点から適切でないカードが多く存在します。大変申し訳ありません。これは第3弾のカードテキストの製作責任者が、進藤を含むカードテキストの適正性を確認するスタッフの目を通すこと無くカードのデータを提出してしまったことによるもので、これは適切な手順ではありませんでした。結果としてお客様に対し、最適な商品を提供することができなくなり、ルールマネージメントを職とする者として大変申し訳なく思います。
新体制よりルール動画が公開される
ゲートルーラー公式からようやくルール解説動画が公開され始めました。ゲートルーラーで人気のあるキャラクターを題材に、コミカルに、わかりやすく、3分で説明してくれています。元々用意されていた池っち店長によるルール解説動画(恫喝騒動時に削除)では3分に収めようとする気が感じられない状態だったため、有限実行しているだけで涙が出ます。かなりクオリティ高いのでよかったら見てください。
この後も次々と丁寧なルール解説動画が公開されていきました。が、若干中途半端な4弾で止まってしまっています。残念です。
ゲートルーラー公式アカウント 止まる
3弾発売と裏腹に、ゲートルーラー公式アカウントは動きを止めてしまいました。ゲートルーラー放送局も2021/10/28の発売放送を最後に停止。その後新情報などは一切出ず、ルール解説動画だけが投稿される状況に。2021/11/18に投稿されたルール動画第4弾の投稿からほぼ完全に沈黙してしまいました。運営声出せ、という声も聞こえていました。
みらこーさん やめる
2021/12/10に発表があると聞いてたが結局なかったためか、2021/12/11にルール担当のみらこーさんがゲートルーラーのルール担当を降りた旨を発表しました。
現役プレイヤーによるルール問い合わせについて、11月末までにしたものは帰ってきているが12月に入ってるから問い合わせた分は帰ってきていない、という状態になっており、答え合わせが出来た形になります。
公式Twitterの謎の挙動、再開する
前回の卒論で書いたように、ゲートルーラーの問題点として、公式アカウントが公式とは思えない言動を繰り返している点をあげていました。それは、広報Sさん登場から、そして新体制発足から劇的に改善されており、第三段発売の時点では、どこに出しても恥ずかしくない、立派な公式アカウントとして活躍していました。
しかし、一度音信不通になった公式アカウントからされた、久々のツイートは、目を覆いたくなるような代物でした。
公式による、個人動画の晒し行為……
どこに確認をとったのかよくわからない、確認……
ゲートルーラー1周年は2021/12/26 もしくはプレリリースの12/12なのに、何もかも破綻している謎のツイート……(しかも個人晒し後)
高まる緊張。そして……
エンディング
終わりが訪れました。見ての通りです。一応、ざっくりとした流れがきれいにまとめられているHOBBY Watchさんの記事のリンクを張っておきます。
これにて、たけしんのゲートルーラーは終了しました。これ以上、特に言うことはないでしょう。
中条氏、訴訟を起こす
ゲートルーラーの開発に4弾から関わっていたらしい中条さんは、遊縁に対して法的措置を行うようです。
蛹の虫籠氏、ゲートルーラー公式と和解する
和解したみたいです。ちょっとよくわかってませんが。
「警告文が送られており(イベントの開催に関与するものではありません)」という文章から感じられる、圧倒的な心情上の矛盾が、池っち店長の帰還をことさらに強調しています。
池っち店長は完全復活する
元気にコラムを書いたり、
元気に適応障害の診断書を公開しています。
げとらぼ、終わる
げとらぼさんも終了してしまいました。ぴとまさん、本当にありがとうございました。実際のプレイヤー目線だとこれが一番デカいと思います。ゲートルーラーってこのサイトないとデッキ構築ほぼ不可能なので。
でも、いつ訴訟されるかわからない以上、致し方ないですよね。今はしないって言ってあとから変わることもありますし。
もぎせん、終わる
実際もぎせんの活動は9/27の大会を最後に停止してたんですが、公式発表が2021/12/31に出ました。もぎせんには本当に楽しませていただきました。ありがとうございました。
おわりに
これで、たけしんのゲートルーラーは終わりです。いかがだったでしょうか?実際、こんなものでは網羅しきれておらず、これ以外にも様々な、本当に様々な炎上があったのですが、たけしんの力では網羅しきることができませんでした。これが不足なのであれば、きっと、また別のやる気ある人が、ゲートルーラーの炎上についてまとめてくれるはずです。そういう人の道標になればいいなと思います。
ずっとプレイしてきた現役プレイヤーの方々も、ただただ炎上をウォッチングしてきたエアプレイヤーの方にも、楽しんでいただけたなら幸いです。本当に色々なことがありました。ありすぎました。ただTCGで遊びたかっただけだったんですけどね……。
さて、ここではたけしんが色々調べてきた中で、特に確証のない件について、ゲートルーラーの流れについて考察していこうと思います。憶測のため、以下は事実と異なる可能性があります。
~1弾発売まで
池っち店長(遊縁)と大興印刷(FoW)が大遊を発足。広報担当などにとり店長、開発にしまくり先生やゆーてぃさんを設置。インフルエンサーなども募集。第一の体制。おそらく予算と時間的に最も品質が高かったと思われる時期。
~2弾発売まで
とり店長が退職。池っち店長が1度目の辞任(?)を行う。第二の体制。ここの動きが一番よくわからない。2弾の品質は最悪。池っち店長が校了後のテキストデータに手を加えていたらしいことまではたけしんは把握している。改ざんが品質と関係しているか不明。黄金剣問題、根本的につまらないなど、1弾とは比較にならないレベルのひどさだった。
~3弾発売まで
まず3弾が延期。2弾までで引退を表明していたたけしん、困惑する。しまくりさんやゆーてぃさんも退職。遊縁で大遊に残ったのはプラトンさんくらい……?池っち店長、解職する。もう1弾メンバーはほとんど残っていない。第三の体制。このTCG毎回体制変更してるな。ただし、たけしん目線だと、1番品質が高かったのは3弾。広報の品質が高かったため。1弾は広報の品質が低すぎた。TCGは総合評価なので。エラッタは中条氏によると池っち店長による無断のテキスト改ざんが原因らしい。
公式Twitterの動き、中条氏の訴訟、みらこー氏の辞職、大興印刷のリリースを総合すると、9月、10月にはすでにトラブルが発生しており、この時点で4弾の延期は確定していたようだし、みらこー氏や音沙汰のない広報S氏の退職もこの辺で決まっていた可能性が高い。ほとんどの人が10月末には見切りをつけていたのではないだろうか。するとみらこー氏の11月末退職も、退職決定1ヶ月後退職という形で説明がつく。3弾発売が10月末であるため、3弾の受注状況等も見てなんらかの判断があり、2021/12/10の大遊の合弁解消があったと思われる。
実際に内部で何があったのかはわからないが、たけしんの目線から見ると、一番プレイヤーを楽しませてくれたのは、3弾延期から3弾発売までの新体制の人たちであった。今新体制の人たちがどうなってるかはわからないのだが、ここで感謝を表明したい。ありがとうございました。
エンディング
こうして、大興印刷は大遊から手を引き、純度100%の池っち店長のお届けが可能となった。第四の体制である。4弾までは大興印刷が手を貸すとしているが、5弾以降、おそらく大興印刷が行っていた印刷業務と海外販路が無くなり、FoWのイラストを使うのも以前より難しくなるであろう中、5弾以降をどうやって制作していくつもりなのか。それは、池っち店長の頭の中にあるのだろうか。
ゲートルーラーについてのまとめと考察は以上です。あとはたけしんの感想文みたいな感じになります。ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
あとがき
まずはこんなに長い文章を読んでいただきありがとうございました。そして、この文章を書くにあたって情報を募集したところ、心よく教えてくださったもぎせんサーバーやフォロワーの皆様に、心から感謝いたします。
あらためてたけしんの気持ちを吐き出させてもらいますと、ゲートルーラーにはなんだかんだ期待していました。2弾までは。ゲートルーラー2弾はほんとつまらなかったです。
というか、1弾の終盤、広報は一生ゴミを巻きちらしてるし、ゲーム性はともかくゲーム全体で見たらクソゲーなのでは?と気づいた頃には2弾の予約キャンセルが不可な状態になっており、結果として2弾は半額で投げ売りされる自体になってしまい、まあ、愚かとしかいいようがない状態でした。
2弾は本当につまらなかったです。鳴り物入りで入ったルーラーがすべてゴミで、6人のルーラーのうち、アプレンティス以外に使用価値がない状態でした。ゴミ率が高すぎる。そしてダルマゲドンで構築の幅もほぼなくなりました。ゲートルーラーのいいところは多様な構築だと思ってました。そもそもエキスパンション中にマジで使いみちのないカードが多すぎます。普通に嘘をつかれた黄金剣にもキレてますし、同時発売のブースターのカードにゾンビが存在しなかったゾンビデッキにもキレています。文中に書いたとおりたけしんのゲートルーラーは2弾で一回終わっていたのです。
しかし、2弾終了=3弾開始まではゲートルーラーをやるという話ではあったし、3弾発売までの、新体制の人たちに惹かれ、「4弾が出たなら快く祝福して再開しよう」と思って追いかけていたのですが。結果は見ての通りとなってしまいました。何がいけなかったのかたけしんにはわかりません。
新体制の間にゲートルーラーに参加してきた方々についてもたけしんはかなり援護を行い、楽しめるように応援していたつもりでしたが、こんな形で終わることないでしょ、と思っています。あの時購入を勧めたことについても、後悔しています。ごめんなさい。
こう書くとつらいことばっかりですね。「そもそもゲートルーラーやってる時点であまり利口とは思えない」みたいな文章も散々見て、なんだかなぁ、と日々思っていました。実際プレイした人たちはいい人のほうが多かったです。これは自分が池っち店長の匂いがするところを避け続けていたからかもしれませんが。
でも、とはいえ、今年一年、自分がゲートルーラーによって損をしたかというと、そうではなかったです。ゲートルーラーのおかげでおそらく生涯一緒付き合っていられるであろうもぎせんメンバーのかたがたと親交を深めることができて、本当によかったです。もぎせんメンバーの人たちとまた新しいTCGで遊んだり、Twitterしたり、直接会って飲み会したり、かなり楽しくやれています。このあたり、総合的に見ると、自分はゲートルーラーに感謝しています。空気感の合う友人関係というのは素晴らしいものです。
もちろんもぎせん勢以外にも、ちょこちょこ、ゲートルーラーによって繋がりが出る人もいて、昨日開催されたコミックマーケット99でサークル出店していたところ、「相互フォローではないがゲートルーラーで一方的にお世話になっている」という方が頒布物を購入していってくださったのは、衝撃的でした。嬉しいけどどっちかっていうと恐怖を感じる面も否めずとても複雑な気持ちでした。
たけしん自体も「ゲートルーラーで改めて知り合いなおした人」の本とか「ゲートルーラーで知り合った人の知り合い」の本を買ったりとかしました。誰かのツイートですが、やっぱりアナログTCGでできる人とのつながりっていうのは面白いなって思います。
だから、ゲートルーラーにありがとう、じゃなくて、TCGにありがとう、なのかもしれないですけど。ともかく、ゲートルーラーを通じて知り合ったみなさんに、改めて感謝を言わせてください。今年一年、ありがとうございました。
後は、ゲートルーラーと一緒に走ってきて、離脱していった人、今離脱していく人たちに、お疲れさまでした、と声をかけたいです。勝手に苦楽を共にした仲になってるつもりです。たけしんは、ここで改めてリタイアします。お疲れさまでした。
あとがきも長文になってしまいましたので、そろそろ終わります。大晦日はどれだけ過去を振り返ってしんみりしても社会的に肯定される素晴らしい日なので、精一杯振り返ってみました。なんだかんだ、すごい楽しかったです。このnoteを書くことで、厄落としになったと思ってます。来年には厄を持っていかないようにします。
改めて、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。書き終わってみて、これはもうコミケ99の2日目の頒布物なのでは、と思ったので、頒布物っぽい投げ銭価格を用意してみます。当然、ゲートルーラー関連に使われることはありませんので、ご安心ください。
本当にありがとうございました。では、みなさん、良いお年を!
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