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ゲートルーラーの問題点まとめ〜僕がゲートルーラーを辞めた理由~


こんにちは。たけしんです。

まず、前回の記事を読んでくれた方々に改めて御礼申し上げます。予想より多くの人に読んでもらえてありがたく感じております。

さて、ゲートルーラーブースターパック第2弾"邪神襲来"が3/25発売となりました。つきましては、ついに僕は商品としてのゲートルーラーが嫌いになりました。本noteでは、これからゲートルーラーをやろうとしている方への注意喚起も含め、ゲートルーラーが抱えてきた問題点についてまとめさせていただきます。

今回はゲートルーラーの複雑なルールへの解説も孕みますので長文となる部分も多くなります。なお、ルールの解釈や事実認識等に間違ったことが書いてあった場合、慣例に従ってnoteコメント欄へ【真実】にてご指摘ください。事実確認後、修正いたします。

ゲーム性に対する言及は一切ありませんので、そういった内容をお求めの方は他の人の記事を読んでいただけると幸いです。

また、全情報をなるべく網羅しようとしたところ、とんでもない長さになってしまいました。申し訳ございません。ご理解いただいた上でお読みいただけると幸いです。

■ルール編

・ルールブックがスターターデッキについていない

プレイマットも付いていません。スターターデッキにはカードしか入っていません。もはや広く知られる事象となったこの問題ですが、2弾が発売になり、2弾スターターデッキも発売されましたが、2弾のスターターデッキにルールブックは付属しませんでした。二次元コードを参照してくださいという事らしいです。ショップにはプレイシートが配布されているようです。また、現在は公式サイトでルール解説シートとプレイシートがDLできます。

通販で購入した方は通販で購入したその手でそのままプレイシートをDL・印刷してください。ちなみに、このプレイシートですが、2021/03/30 18:47現在、間違っている部分は存在しますが、概ねゲートルーラーのルールを網羅できているように見えます。これからプレイする人にはおすすめです。

・間違っている点
用語解説に書かれている【迎撃】と【反撃】の効果について、「効果ダメージを与える」と記載されていますが、こちら2弾発売のタイミングでルールが変更されており、効果ダメージではなく戦闘ダメージとなります。なお、こちらのプレイシートに記載されているルーラーカードのデザインは2弾のものです。


こちらの2月収録のインタビュー記事では、2弾のスターターデッキにはプレイマットや説明書がつくということだったんですが、間に合わなかったみたいですね。「間に合うように善処はしております」程度の発言に留めた方が無難だったんじゃないでしょうか。結果として嘘として捉えられかねない内容になってしまっています。

(記事内より引用)
――でも第2弾のスターターデッキにもルール説明書やプレイマットは付かないんですよね?

池田氏: 第2弾では付けるつもりで今頑張ってます。まだ確定じゃなくて今作っているところなので。おそらく付くと思います。

この件について、某氏から言及があったのは以下のツイートのとおりです。

とりあえず、3/25の発売より前に告知しましょうよ。

・ゲート処理

すみません、ゲート処理に関しては問題点ではなくゲームの個性の範疇なのですが、これについて触れておかないとこの後の文章がわからなくなってしまうので触れさせていただきます。

正直複雑すぎてゲート処理について正確なことを書けるか自信はないのですが、なんとか書いてみます。

ざっくり説明します。ゲート処理とは、あらゆる処理が同一のライン(ゲート)に積み上げられていき、上から処理されていくことを言います。また、積み上げられた処理を解決しはじめたら、次に何かが積み上げられるまで処理は追加できません。また、全ての処理の解決が終わったら、また処理を積むことができます。

これだけ書けば他のtcgでもよくある処理に見えます。しかし、「次に何かが積み上げられるまで処理は追加できない」という部分ですが、逆にいえば、「何かが積み上がれば処理を追加できるようになる」ということです。これがゲートルーラーを非常に難解にしています。実例については後で上げていくので、太字の部分について頭に留めていただけると助かります。

また、今後本noteで「ゲートに乗る」と記載があった場合、ゲートに処理を積み上げた、というふうにご理解下さい。よろしくおねがいします。


・コンバットトリックの処理が直感的でない

このゲームのダメージ処理は非常に独特な処理となっています。まず、あらゆるダメージは、必ず「ダメージ実行処理」という形でゲートに乗ります。これがどういった直観的でない処理を引き起こすか解説いたします。

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書いてあることは非常にシンプルなこのカードです。実際の処理を見てみましょう。

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A「いけ!聖剣の騎士で聖剣の騎士に攻撃!」
B「ではデスパレート使用します。これでHPは5、破壊されません」
A「ふっ、こっちもデスパレート!これでこちらもATKは5!聖剣の騎士撃破!」
B「それはできません。そちらのデスパレートは空振りになります」
A「は?」

残念ながら、Aさんはデスパレートを適切に使用することができませんでした。どうしてこうなるのか解説していきます。先述のダメージ実行処理が問題です。あらゆるダメージはダメージ実行処理としてゲートに乗ります。この、ダメージ実行処理がゲートに乗ったタイミングで"即時"のカードを使用することができます。

今回のケースでは、Bさんは聖剣の騎士の攻撃によるダメージ実行処理がゲートに乗った段階で、攻撃されている聖剣の騎士にデスパレートを使用し、破壊を防ぎました。

一方、ダメージ実行処理に「3ダメージ与える」という情報がすでに乗っているため、後からAさんがデスパレートで攻撃している聖剣の騎士のATKを上げても、このダメージ実行処理で与えるダメージは3のままになります。

ステータス増強のコンバットトリックが適切にプレイされる場合、攻撃側が防御側に後出しで勝つことはできません。どこかに書いておいてほしいですね。

・ダメージを受けた時の処理が直感的でない

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続いて、《カーネル ビッグオウル》のセービング・オーダーの正しい処理について説明していきます。まず、実例を示します。

B「カーネルビッグオウルでルーラーに攻撃します」
A「くっ!打つ手なしだ!ダメージチェック!(チェックした後ドローされちゃうな)」
B「待って下さい、カーネルビッグオウルのドロー効果はダメージチェック前です」
A「え?そうなの?」

いやどう考えてもこうなるでしょ。総合ルール的にはAさんの考えている処理が間違っていて、Bさんの処理が正しいです。

内部的には、
①「カーネルのダメージ実行処理がゲートに乗る」
②「カーネルのダメージ実行処理が実行されてルーラーがダメージを受ける」
③「ルーラーにダメージを与えたのでセービングオーダーが誘発、処理して1枚引く」
④「ルーラーダメージ処理を行いダメージチェックを行う」
という4ステップを踏みます。

難しい……とりあえずコレについてはルーラーのダメージチェックより前にダメージを与えたことになるって覚えておいて下さい。そういうものらしいです。

・「破壊」の処理が直感的でない

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別の部分がTwitterで話題になった《アヌビスに似た人》(以下アヌビス)ですが、このカード、ゲートルーラーの複雑なルールをもっとも乗りこなすことができるカードです(かつては太陽系バックパッカーがそうでしたがエラッタされました)。

「破壊された時」と聞いて、みなさんはどう思うでしょうか。自分は、破壊され、墓地相当の箇所に置かれた時に発動する効果だと考えました。ゲートルーラーの破壊はそれとは異なります。

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おそらく、ゲートルーラーのルールを複雑にするにあたって最も貢献をしたカード。《そんなダメージは気のせいだ》(以下そんダメ)によってこれまでの常識は破壊されます。

アヌビスに似た人が致死ダメージを受けたときにそんダメを使用した場合、破壊された時の効果は発動しますが、アヌビスは墓地に送られません。そう、ゲートルーラーにおいては、破壊されたからといって墓地に送られるとは限らないのです。

そして、この「破壊」ですが、ゲートに乗ります。ゲートに乗るということは、即時のカードを使用することができるということです。「破壊されたとき」の効果は、この「破壊」がゲートに乗る事によって誘発します。

これによって何が起きるかというと、以下の通りになります。

A「聖剣の騎士で守備ゾーンのアヌビスを攻撃!ATK3!3ダメージだ!」
B「受けます。アヌビスが破壊されます」
A「手札は捨てなきゃいけないけど破壊できたぞ」
B「破壊されます。破壊がゲートに乗ったので、アヌビスの効果発動します。アヌビスの効果がゲートに乗ったタイミングで、デスパレート使用します」
B「デスパレート解決、アヌビスHP4になります。アヌビスの効果、手札捨てて下さい。破壊解決時、HPが4、ダメージが3なのでアヌビスは墓地に送られません」
A「???破壊されたんじゃないの???」

これが総合ルールに則って可能な正しいプレイです。BさんはこれでAさんの手札をもう一枚削ることができますね。総合ルールを理解できていなかったら削れなかった手札です。

このゲームの「破壊」の難解さ、総合ルールを把握することについての情報格差について、少しでも理解していただたら幸いです。

・「能力の対象にならない」効果の範囲が直感的でない

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「相手の能力に選ばれない」効果を持っているカードです。

A「よし!ミカガミでルーラーを攻撃!」
B「受けます。ダメージチェック、ZAPが出たのでCNT能力でZAPをプレイ、ミカガミに6点ダメージ割り振ります」
A「へっ、ミカガミは相手の能力に選ばれない!ZAPの効果は受けないぜ!」
B「いえ、ZAPは能力ではなくて効果なのでミカガミはダメージを受け、破壊されます」
A「????????」

わかんねえよ!!!初見でこのプレイできる人いないよ!!!

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とりあえず以下の通りらしいです。イベント以外は全部能力らしいです。なお、ZAPZAPZAP!のCNT能力は「これをプレイする」なのでイベントを使った扱いになり、ミカガミを破壊できます。

CNTでめくれたドラゴニックアーマゲドンはミカガミを破壊できません。


わかるかっ……!こんなもん……!

なお、HOBBYWatchに掲載された石井さんの記事内では、ミカガミはイベントにも選ばれないと書いてあるのですが……

(記事内より引用)
「君の神器は相手の能力に選ばれない」というのは、少々説明が必要かも知れない。これはいわゆる対象を取る能力の対象として選ぶことができないという意味である。例えば、第1弾で登場した侵略次元のイベントカード「ディスティニー・ソード」の能力は「敵ユニット1体を選び、破壊する」というものだが、この能力は対象となる敵ユニットを選んで、破壊するものなので、「神器弐號 ミカガミ」が場に出ている状態では、属性として「神器」を持つユニットを選んで破壊することはできないのだ。

はい。不正確な情報を元に正確な記事を書けるわけがありません。効かないと回答した公式が悪いと言えるでしょう。


・嘘月というカードが全てにおいて難解

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難解すぎてちょっと直感的に説明できないのですが、現在のカードプールでの問題については以下2点。

嘘月で使用したディスティニーソードはデッキの下に戻りません。

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嘘月で使用した侵略次元断層はフィールドゾーンに置けません。

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なぜそうなるのかに関して、嘘月に関しては自分はちゃんと説明ができません。そういうものだと思ってほしいです。ごめんなさい。

こちらの動画で詳しく紹介していただけているので、見ていただけるといいかもしれません。短いしわかりやすいです。

嘘月に関しては本当によくわかってないので、以下のツイートを資料として提示して言及を終わらせていただきます。


そうですか。ユーザーで遊ばないで下さい。


・ルール改訂のペースが早い

2021/3/25にルール改訂がありました。このルール改訂は、追加ではなくて既存のルール修正を含むものです。詳しくは以下の公式のコラムをご覧ください。

今読み直してみると「効果を受けない」については解説が書いてありますね。そのノリで「能力に選ばれない」について書いておけばよかったんじゃないかと思います。

さて、このルール変更による大きなインパクトは一つ。【迎撃】【反撃】が効果ダメージから戦闘ダメージになったことです(貫通についてはやってないとわからないし、元がわかりづらすぎるので触れません)。以下のカードなどを使ったコンボができなくなりました。

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上記ツイートでいう【GUNS&GOLD迎撃デッキ】は組めなくなってしまいました。3ヶ月で。まだ2弾なのにもうルール変更なの?って感じはありますね。また3ヶ月後にルールが変わってもおかしくないように思えます。

個人的にはこのツイートに関してはサーチがなくてデッキ50枚のゲームで1枚制限のカードをデッキ名に冠するデッキ入れるなよ、とか、プレリリース発売で本発売もやってないのにデッキリストを出すなよ(ユーザーに研究させろよ)とか、他に色々思う面もありますが割愛します。

この現状頻繁に見えるルール変更も問題点の一つです。できれば完成したルールのもの、せめて1年くらいは持つやつをリリースすると良いと思います。

・エラッタがかなり多い

ルールが直感的でなく、テキストが曖昧なのがゲートルーラーです。2弾発売時点でのエラッタ(予定含む)枚数は14枚となっています(1弾6枚、2弾8枚)。また、執筆段階で公式から発表のないエラッタが9枚存在します。

まず、公式HPのエラッタページで扱われているカードが以下の3枚です。(《カミガカリ》《太陽系バックパッカー》《絶対爆発!宇宙ミミック》)

公式のお知らせで紹介されているカードが2枚です。(《聖戦世界のアリス》《A7 ターミネイター・ジャバウォック》)


明確に誤字で収録されているカードが、現在確認できている範囲で以下の3枚です。この件に関して公式からのアナウンスは記事執筆時点ではありません。そのため他にもある可能性はあります。

(印刷されているカードは間違っていて、カードリストに乗っている画像・文章が適切なものに置き換わっている《マジック・イノベイター》、公式の文章は正しいが画像と印刷されたカードの文章は間違っている《秘密兵器》、2弾発売のタイミングでしれっとカード名が変更されている《ゴーダムキーパー・ガーソン》)

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実際のカードでは「君の墓地からをCNT持つカード2枚までを~」となっています。

正:使用タイミング: 通常
■手札を1枚捨てて、一枚引く。その捨てたカードの【CNT】を使う。

誤:使用タイミング: 通常
■手札を1枚捨てて、一枚引く。その捨てたカード【CNT】のを使う。

しれっと名前が変わっているガーソンです。左が体験デッキ付属、右が第二弾に収録されているものです。効果名も消えてるんですね。

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明らかにカード名が食い違っているのでおそらく修正されるであろうカードが2枚です。(《神器合神 ダイジンキ》《神器参號 ヤサカ》)

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ヤサカのテキストにかかれているカード名とダイジンキ本人のカード名が噛み合っていないのでエラッタが告知されない限り神器合体できません。


有志のお問い合わせによってのみエラッタ内容が発覚しているカードが以下の4枚です。現段階で公式発表はありません。(《大首領 宇宙魔神ダイアクトー》《バスタービーム!》《竜神起動》《神器壱號 クサナギ》)

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現状確認できているエラッタは以上です。めちゃくちゃ多くてまとめるのが大変でした。いや多すぎると思います。これからゲートルーラーをプレイしようと考えている方はご承知おきのうえ、プレイしていただけると良いと思います。

なお、2021/03/31/3:24現在、Twitterで「from:@GateRuler エラッタ」で検索しても、バックパッカー、カミガカリ、宇宙ミミックのエラッタ情報しか知ることはできません。Twitterから読みとれるエラッタ情報としては3/14となっており、エラッタ情報は非常に触れづらい状態となっています。そもそもQ&Aで答えているだけで公式から言及がないエラッタがほとんどです。エラッタ情報はまとまっていないため、正しくゲートルーラーをプレイするためにはTwitterでの地道な情報収集が必要です。


・【重要】個別Q&Aが存在しない

見出しの通りですが、このゲートルーラーというゲームは2弾が発売してなお、個別のカードに対するQ&Aが公式ページに存在しません。

正しいルールの処理については総合ルール、公式へのお問い合わせと有志Twitter以外に情報源がない状態です。

なお、公式サイトのお問い合わせ欄からルールについて問い合わせを行うことができます。こちらのお問い合わせの対応はルールに関しては迅速で、1営業日あれば概ね答えてもらえます。

ただし、これら公式から得られた回答について後日公式から発表されることはありません。いえ、正確にはかつてはしていましたが今はしていません。3/31現在、有志によるゲートルーラーQ&Aまとめが無い限り、ゲートルーラーというゲームを正しくプレイすることはできません。

このゲーム、賞金制大会を予定しているんですよね……?正しいルールをお問い合わせから得ることで、勝利と賞金に大きく近づけると思います。事前のお問い合わせは必須と言えるでしょう。Twitterに公開しなければライバルに差をつけることができますね。公式は誤解されがちなルールについて公表してくれないので、正しいルールの秘匿はやり得です(これらは公式を揶揄するための誇張表現であり、実際にこの行動を推奨するわけではありません)。

もちろん、49Pに渡る総合ルールを一切の誤解なく完璧に読み込むことができればお問い合わせもQ&Aも不要ですが、現実的ではありません。また、お問い合わせの回答が、総合ルールのどの項によってなされた回答なのか、というお問い合わせ内容に対する返答はこないとのことです(有志情報)。そのため、プレイヤー側からルールを理解するためにできる行動は、総合ルールを読み込んで、答え合わせとなりえるシチュエーションの質問をお問い合わせに出す、ということくらいです。

■販売と広告における問題点

・【重要】2弾スターターデッキの誇大広告問題

ざっくりいうと、2弾ブースターパックと同時発売された「NYゾンビ事変 デッキ」「竜王と共に デッキ」の2商品に置いて、非常に大きな問題が発生しました。

「NYゾンビ事変 デッキ」は、同梱されている2枚のルーラー(A-1 アプレンティス、K-11 ナイト)両方で使用できる、と公式サイトで記載されているにも関わらず、無改造でアプレンティスを使用するとデッキ構築ルール違反になるという問題。これは新規プレイヤーにとって問題です。

「竜王と共に デッキ」は、事前にゲートルーラーは1枚積みのカードはなく、2つデッキを買えばカードが4枚揃うと告知していながら、2箱では4枚揃わないカードが収録された問題。これは既存プレイヤー、特に2つずつ予約した既存のプレイヤーに大きな打撃を与えました。自分は2つずつ予約していました。

大きな問題は二点。

・デッキリストの事前公開がなく、実際に商品が手に届くまで発覚しなかった
・いまだに公式サイトにおいて発表がない

なめてんのか!!というか、明確になめられてます。スターターから参入する新規プレイヤー、スターターを予約する既存プレイヤーの両方に対して不義理です。もはやゲートルーラーを誰に売りたいのかさっぱりわかりません。

一応、スターターデッキの問題点について当時Twitterでまとめていた分を掲載しておきますので、詳細が知りたい方は引用先等も含めご確認ください。

なお、この問題が発覚した後日、公式Twitterから発表がありました。公式サイトの発表はいまだに行われていません。

この文章を発表してどうしたいのかさっぱりわかりませんでした。何したいんでしょうか。こちらはほぼ詐欺にあった感覚なのですが、詐欺をした理由について説明されました。どういうこと?

その後、ようやくまともな発表がありました。ただし、公式サイトには未だ記載はありませんし、固定ツイートになっているわけでもありません。どうやら広く告知するつもりがないみたいです。騙されたユーザーのお気持ちとしては、「周知しない理由ありますか?ユーザーを騙したいのかな?」と邪推してしまいます。勘弁してください。スターターデッキに問題があることをすぐに公式HPに公表してほしいところです。買ってしまった人にはお詫びが必要ですが、これから買う人には告知が必要だと思います。デッキリストがパッケージの裏面に書いてあるからでしょうか?それにしたって通販の人は確認できるか怪しいです。問題だと思います。

なお、自分は予約通販でスターターデッキを購入したうえ、外出自粛が叫ばれる昨今、ショップに行くつもりはいまのところありません。そのため、おそらくこの配布カードを無料で手に入れることはできないでしょう。

・【重要】公式の動きがおかしい

上記スターターデッキに関する公式告知がまだないまま、なぜか池っち店長に関する訴訟のnoteについてのお知らせがゲートルーラー公式に掲載されました。

ざっくり時系列順にまとめます。
①「ブシロードVS池っち店長の訴訟を傍聴した人が、誤った情報を含むnoteを掲載した」
②「noteのコメント欄にて株式会社大遊の法務担当チームを名乗る人物がnote内容の修正依頼を出す」(!?)
③「note筆者がコメントに応じて情報を確認、noteの修正を行った」
④「ゲートルーラー公式HPにて上記の記事がリリースされた」(コメント欄に出現したの本物だったの!?)

まず先にスターターの問題に公式HPで対処してくれよ!!

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noteのコメント欄でやることなんですかねこれ。商品の問題に関するフォローをTwitterのツイート2つしかしないまま、池っち店長の訴訟に関する対応を商品のHPにお知らせするゲーム。これがゲートルーラーです。

本当はこれはとりあげたくなかったのですが、ゲートルーラー公式HPに掲載されてしまったので、ゲートルーラーの問題点としてとりあげざるを得なくなってしまいました。勘弁してください。この話ゲートルーラー関係なくないですか?某氏とブシロードさんの話ではない感じですか?

このnoteへの言及とゲートルーラー公式サイトへのお知らせの公開によって、株式会社大遊とゲートルーラーと池っち店長が明確につながってしまいました。これにより、製作者とゲームは無関係という前回の記事での自分の主張は崩壊してしまいました。ゲートルーラー公式として池っち店長自体への援護が行われてしまったためです。

なお、このお知らせに関する告知は公式Twitterでは行われていません。よくわからないのですが、公式のお知らせに追加した内容はTwitterで告知するべきです。どうしてこういう使い分けをしているのかよくわかりません。

自分が把握している範囲だと、上記に関しての告知もTwitterでは行われていませんでした。公式にとって都合の悪い情報はTwitterで告知されないんでしょうか、と邪推してしまいます。

・初期プロモカードの配布告知問題

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こちらのカードは、ゲートルーラー第1弾プレリリースの予約特典として収録されたカードです。現状、再録予定はありません。下記はゾルターの再録に関するリプライに対する返答です。

こちらのゾルターに関してですが、プレリリースは12/12から開始、1弾の本発売は12/26、ゾルターの配布に関して告知されたのは11/19?のようです(池っち店長のTwitter調べ)

告知が1ヶ月前という直前になったため、当時ゲートルーラー1弾を本発売のタイミングで予約していた人は、プレリリース発売の予約に変更することができず、ゾルターを入手することができない、という問題が発生しました。

以下の一連のツイートにおいて、某氏の反省について確認することができます。

一連のツイートで気になったツイートについてピックアップしておきます。

「ガチとエンジョイの融合」を目指した割には、ゾルターを4枚入れたいエンジョイ勢が作る趣味デッキの作成は簡単には許されないようです。この「複数枚積むカードじゃないから少数配布でも別にいいよね」の理論はスターターに1枚しかないカードの話の際にもされてました。カードを売る側の論理ってこういうのがメジャーなんでしょうか?自分はプレイヤー側しかやったことがないので、4枚積めるカードゲームで少数枚しか手に入らないことを何らかの形で開発側から正当化されるとめちゃくちゃ腹が立ちます。構築によってはどんなカードも4枚入れられます。

また、1弾発売に伴うプロモーションカードをめぐる問題はこれだけではありません。

プレリリース販売では激レアプロモカードであるゾルターが付きました。そして、26日の本発売から販売される商品には2弾再録予定の先行カードが入ったプロモパックが付くことになりました。

プレリリース販売には2弾先行収録のプロモパックは付属しません。にもかかわらず、このプロモパックの付属については、プレリリースの予約終了直後発表されました。これにより「ゾルター4枚のために4箱予約したけどプロモパックの方が欲しかった」という意見が購入者から噴出しました。

(したそうです。すみません、何分過去の情報なので証拠を集めることができませんでした)

これに関しては下記の一連のツイートで反省し、最後のツイートでは「今回のお叱りを糧に。2弾の計画は全て最初からガッチリと固めます。」というふうに締めくくっていました。しかし、2弾ではスターターに1枚しか入っていないカードが生まれました。プロモ周りは固めたけど、商品内容まで手が回らなかったということでしょうか?


・公式相当の人間が発言を削除しまくる(責任を持った発言ができない)

先程貼り付けたスターター問題について問題提起した、私たけしんのツイートにおいても、引用RTした某氏のツイートはしばらくしてから削除されました。なんやねん。仕方がないのでリプライにスクリーンショットを貼り付けておきました。

とにかく某氏は問題が発生するたびにツイートを削除します。自分の発言に責任を持てないなら、せめてゲートルーラーほぼ公式としての役割からは降りて欲しいです。個人ならともかく、ゲートルーラーの顔のまま、こういうことをされても困ります。

ツイート消しても意味ないですよ。読んだ人はもう読んでしまった後なんですから。

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今は簡単にスクリーンショットもとれるのに、どうして消すのでしょう。本当によくわかりません。(このツイートも削除されています)


・もう公式の発言が信頼できない

こちらに関してもTwitterの引用をもって言うまでもないということにさせていただきます。連続の引用失礼します。

公式が嘘をつきたいのか、もしくは公式が某氏から嘘をつかれているのか外野からは判断つきませんが、とにかく、公式の認識は誤っていますし発言内容も誤っています。

Discord居酒屋という存在がある限り健全にゲートルーラーの情報がやりとりされることはなさそうなので、今後ゲートルーラーに参入する方は、居酒屋の存在を認知したうえでの参入を強くおすすめします。


・そして投げ売りへ

3/30、ブースターパック第2弾邪神襲来発売から4日。Twitterで確認できる駿河屋のアカウントを見ると、そこには、定価から大きく下げられた値段で売られるゲートルーラーの姿がありました。

「駿河屋 ゲートルーラー」でTwitter検索すればもっといっぱい出てきます。

自分は駿河屋の通販でゲートルーラー第二弾を20%offで予約購入しました。発売4日後に50%で売られてしまいました。とにかく悲しいというしかありません。これがゲートルーラーです。この速度で市場価値が下がるゲームです。とにかく、自分としては、ゲートルーラーの予約はおすすめしません。


■まとめとあとがき

自分目線としては、商品としてのゲートルーラーは終わりです。商品として成り立っていません。商品というのは、この金額ならこの商品に見合っているな、というバランスが成立して購入するものです。しかし、散々予約を煽っておきながら発売直前までTwitterで商品内容の告知を行わず、結果として発売された商品がこんなに凄惨たる状態というのは、自分の感覚としては耐えられません。スターターが一番ひどいです。内容固定の商品なのに未公開のまま予約させ、事前告知されていた内容と異なるっていうのはどういうことなんでしょうか。発売4日で50%OFFで売られているし。もはやゲートルーラーは商品として成り立たないと自分は判断しました。この記事を最後まで読んでいただいた方がどう判断するかはわかりませんが。

とはいえ、2弾は購入してしまったので自分は2弾いっぱいはゲートルーラーをプレイする予定です。ですが、今後ゲートルーラーにお金を落とすことは絶対にないでしょう。完全に騙された、という気持ちです。この騙されたというのは今だけじゃなくて、今後の展開についても完全に裏切られたので、もうダメだ、という気持ちです。

願わくば、こんなTCGは二度と出ないことを祈っています。これを教訓として、今後のTCG業界がますます発展することを願います。

長文・乱文失礼しました。ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。


また、本note執筆にあたり、校閲を行ってくれた方々に深く感謝いたします。危険な題材ですので、火の粉が協力者の方々に降りかからぬよう、名前などの公表は控えさせていただきます。しかし、みなさんのおかげで、よりよい記事ができたと思っています。本当にありがとうございました。

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