僕たちは、なんのために生まれてきたのか?
『僕たちは、なんのために生まれてきたのか?』
いろいろな答えがあると思います。
ひとそれぞれ、その答えは違うでしょう。
僕の「いま」の答えは、
『体験すること』
だと感じています。
『体験』って?
そう、それは「人生における、様々な出来事」です。
いまから思い返すと、いろんなことがありました。
肺ガンになる前もいろいろありました。
商社の営業マンだったり
トラックの運転手だったっり、
ドイツ製の高性能掃除機の訪問販売員だったり
空調機のメンテナンス会社を作って、徹夜で作業していたり
北海道の特定の山で産出される怪しい「石」製品を売っていたり(笑)
全国展開の教育会社の商品企画だったり
人事部で人事制度の導入をしたり
ボクシングジムでプロ選手を育てたり、
研修講師で全国を飛び回ったり、
そして、そして…
肺ガンになって、生還するという体験もしました。
そのあと、会社をクビ(依頼退職)になるという体験もしましたし、
本を出版するという体験(一回没になって、別の出版社で復活)もさせていただきました。
ホント、いろいろありました。
さらに、本を出版したことで、同じ病に悩むたくさんの人たちから連絡をいただき、
医者でもない僕が、アドバイスや僕の経験などをお伝えしてもきました。
これらすべてが、すべて、まるごと、僕の『体験』となって、
いまの『僕』が存在します。
楽しかったことや、喜ばしかったこと
苦しかったことや、つらかったこと、
そこにはポジティブとネガティブの色合いが存在しますが、
これらすべてを経験・体験することが、僕の『魂の計画』なのだ、と腹落ちしています。
「いい」とか「悪い」とか、判断するのは「エゴ」ですからね。
「魂」は「エゴ」を超えています。
そういう想いを「物語」にしました。
以前も紹介させていただきましたが、この本です。
主人公は「ジョン」という名前のワンコです。
もちろん、それは「僕」です。
物語のはじめ、彼は「猟犬」です。
なぜ「猟犬」かって?
そう、それは僕自身がかつて「猟犬」だったからです。
僕は20代のころは商社の「営業マン」でした。
「売上」
「成約」
「利益」
「数字」
これらを求め、僕は獲物に向かって走っていく「猟犬」そのものだったのです。
ですから、この「物語」は、僕の物語です。
(ジョンは肺ガンにはなりませんけど/(笑))
しかし、僕はあるとき、喫茶店で(仕事をさぼって/笑)コーヒーを飲んでいるとき、気づいてしまったのです。
いや、唐突に聞こえてしまったのです。
「これは、ほんとうの僕じゃない!!」
って。
いまから振り返ると、これが「魂の声」ってやつでしょうか。
これを読んでいる皆様も、きっと今までの人生のなかで、なんどか聞いたことがあるでしょう?
魂の声を。
一回でも聴いてしまったら、
聴こえてしまったら、
もう、逆らえない。
やるしかない
行くしかない
そういう声です。
僕はその声に従って、
会社を辞めました。
もちろん、周囲は大反対!
何を考えているんだ
頭が狂ったのか?
そう、頭が狂ってしまったんですね(笑)。
頭でなく、魂の選択ですから。
…
そして、いろいろあって、いま、ここにいます。
僕が、この本を書くために、いままでの人生があったと感じています。
僕はこの本を書くために、生まれ、生きてきた。
主観的な確信です。
もしよろしければ、お読みいただけると嬉しいです。
そして、「ああ、良かったな」と感じて頂けたなら、SNSやご自身のブログなどでご感想とともに「シェア」をしていただくと、さらに嬉しいです。
たくさんの人に読んでいただきたいので。
それでは、よろしくお願いいたします。
刀根健
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