見出し画像

「5年後も、僕は生きています⑯劇的に「運気」を上げるには…]

おはようございます。

今日もこのnoteにご訪問いただき、ありがとうございます。感謝です。

感謝の気持ちは周波数を上げますからね。

ありがたいです。


★肺癌ステージ4からの生還「僕は、死なない。」はこちらをご覧下さい。

2016年9月1日~2017年7月位までのノンフィクションです。


★「5年後も、僕は生きています」第1話から読みたい方は、こちらから読むことが出来ます。

第1回「癌宣告からサレンダー体験まで」



ではでは、第16話です。

⑯劇的に「運気」を上げるには…

2017年12月、会社から「ガンからの復帰後の働き方の3つの提案」を受けた僕は、会社を辞めることを決めました。

でも…どう考えても、いい流れじゃない。

肺ガンステージ4から奇跡的に生還して、たった3か月である意味「会社クビ」ですから、人生の最大のピンチでもあったわけです。

 どうにかこの流れを、いい方向へ変えなきゃ。

 なにか運気を劇的に上げるいい方法は?

 そこでふと、思い出しました。

 そうだ、また杭を打とう!

 また奇門遁甲をやろう。

 ほぼ1年前、僕は古代中国から伝わった“運気”を上げる方位学の占術「奇門遁甲」を行いました。いろいろとやり方はあるみたいですが、僕が行った方法では、ある特定の時間、特定の方位に、檜の杭を打ち込むのです。

画像1

 あのとき(2016年10月)借りたレンタカー屋さんの隣のビルが、まさに探していたガンの代替医療を行っているクリニックだと発見したときは本当に驚きました。

 その後、体調悪化にともない、そのクリニックから東大病院に紹介状を書いて頂き(偶然にもドクターが個人的につながっていたのです)、入院後に僕のガン細胞から希少遺伝子が見つかり、治療薬が適合し、ガンが消えた…

 という一連の流れを振り返ったとき、その発端、スタートのひとコマが「奇門遁甲」だったのです。

 それから数日後、ほぼ1年ぶりに奇門遁甲を教えてくれたトキさんを訪ねました。

 

 「おお~、良かったですね~、ガンがほとんど消えたんですってね」

トキさんは、うれしそうに僕を出迎えてくれました。

 「ありがとうございます。奇門遁甲がここにつながったんですね」

 

 僕は東大病院につながったいきさつを話しました。

 「なるほどね~。いや、僕もね、正直どうなるかと思ってたんだけど。そういう効き方もあるんだね。いや~良かった、良かった、本当に良かった」

 

 「で、実は、またやりたいんです。奇門遁甲」

 

 「ほう、と言いますと?」

僕は会社を辞めることになりそうだと、一連の経緯を話しました。

 「そうですか、それはまた大変な事になりましたね。それじゃ、やりましょう。おそらく病気の時よりも、仕事の方が効き目は分かりやすいと思いますよ」

 トキさんはそう言うと、資料と地図を引っぱり出して、何やら調べ始めました。

 

 「奇門遁甲と言っても、やたらに杭を打てばいいってもんじゃないんですよ。時期と方位によっていろいろな意味があるんです」

 

 「意味ですか?」

 

 「はい。昨年刀根さんがやったのは地遁と言って、周囲の情勢が自分にとって非常に都合の良いことになって、結果として願いが叶うというものです。遁甲自体には直接病気を治すというような効果はないので、地遁を使ったんです」

 「そうだったんですか」

  前にも聞いたかもしれないけれど、改めてそのとおりになっている現状を振り返って、僕はその効果を実感しました。

 「今回のケースで考えると、これがいいでしょう」

 トキさんが指した指先には甲甲と書いてありました。

 「甲甲?」

 「はい。甲甲の効果は正直・威厳というものを維持しつつ、富貴栄華を得るというものです」

 「富貴栄華ですか、いいですね」

 「時期は…あ、今月しかありませんね。方角は南西です」

 「南西ですか…というと、山梨とか、静岡とかそっち方面ですね」

 「そうですね。前回もそうでしたが、遠ければ遠いほどいいです」

 「分かりました。考えてみます。ありがとうございます」

 そうか、今月、南西か。

 なんだか面白くなってきたな~

  

 それから数日後の12月下旬、静岡の祖父母のお墓に、妻とふたりでお墓参りに行きました。

 ガンが良くなったことの報告をすることと、ついでに奇門遁甲のくい打ちを実行することが目的です。

 早朝、車で家を出ました。僕はまだ視界が歪んで良く見えないので、妻が運転をしました。遠出になれていない妻のために、車には初心者マークを貼り付けました。

 「免許とって20年くらい経つんだけど、初心者マークよ」妻が嬉しそうに言いました。

 「まあ、その方が安心だしね」

 「高速なんて乗ったことないから怖いよ~」

 「大丈夫。遅いトラックの後ろにくっつ行ていこう。ちょっと車間を空けてれば大丈夫だよ」

画像2

 ゆっくり走るトラックの後ろにくっついて首都高を走り、新東名に入りました。

晴れ渡った高速道路は、気持ちよく流れています。

僕たちはゆっくりと静岡に向かいました。途中のサービスエリアでお菓子を食べたり、コーヒーを飲みました。それがまた遠足に行っている子供みたいでとても楽しいのです。

 ああ~幸せだな~

 こんなの、何年ぶりだろう。

 暗くなったころ、静岡に着きました。奇門遁甲の場所を探し、地図で調べておいた付近を車で徘徊すると、よさそうな茂みを発見しました。

 ここにしよう。

 トントントン…

 用意していた金づちで、木の杭を打ち込みます。よし、これでくい打ちミッションは完了です。

これで運気爆上げ間違いなし!

今度は、何が起きるかな?

ワクワクしてきました。

 翌日、祖父母のお墓参りに行きました。

前回行ったのはもう10年以上前でしょうか、広い墓地の中、お墓の場所があやふやになっていました。

画像3

 あ、これかな?

 そのお墓には母に聞いていた目印がちゃんと刻まれていました。僕と妻はふたりで手を合わせました。

 「おじいちゃん、おばあちゃん、守ってくれてありがとう。こうして生きて戻ってくることが出来ました。これからもいろいろ難題が待っていそうですけど、どうか見守ってください」

よし、これでお墓参りミッションも完了!

心の中がスッキリとしました。

 帰りの高速で車を走らせているときでした。

 僕の携帯が、ブブ~っとメールを受信しました。

 誰だろう? 

 開いてみると、知人の出版社の人です。

 さかのぼること約2か月前の10月中旬、僕はとあるセミナーに参加して、そのセミナーで出版社の人と知り合いになり、時々ご飯を食べたりしていたのです。

 メールはその人からでした。

 「おはようございます。本を出しましょう」

 おお、来た! 

 なんと、出版が来た!

 僕は興奮気味に、運転している妻に言いました。

 「ほら、出版の話が来たよ、やった!」

 「この人、出版関係の人なの?」

 「うん、そう」

 「わあ~、すごいね!」

 「奇門遁甲、すげ~っ。一昨日の夜に杭を打って、今朝だよ!」

 こうして僕は本を書くことになったのです。それは、さおりちゃんと立てた6番目の目標でした。

 いま(2022年)から振り返ると…

 このとき来た出版の話はその約半年後に「没」になるのですが、あのとき(2017年12月)時点ではそんなことはわかりませんでした。

 でも、あそこで一度出版の話があったからこそ、その後に正式に出版となった「僕は、死なない。」が生まれたのです。

 なぜ、あんなにタイムリーに『流れ』がやって来たのか?

確かに奇門遁甲はすごい秘術かもしれません。でもその本質は「周波数を上げる」ということです。

僕たちは「エネルギー」の存在です。

量子力学的に僕たちを見ると、僕たちはエネルギーの雲でしかありません。

量子モデル

そして細胞も、エネルギーも、みんな振動しています。

その振動が、どのくらい微細(あるいは粗く)に、早く(あるいは遅く)振動しているか、それが「周波数」です。

結局、自分が発する周波数に合わせた現実が、時間差でやって来るのです。

なぜ時間差があるのかと言うと、僕たちが住んでいるこの3次元世界は、「いま・ここ」しか体験出来ないので、現実化して(僕たちの目の前にやってくる)目の前にやって来るのに「順番」があるのです。

その順番が「時間差」という形で体験されているのです。

まあとにかく、劇劇に周波数を変える、上げる

奇門遁甲を行った、これで何かが起きるぞ! 

奇門遁甲をやったこと(お墓参りもあります)で、僕の周波数が変わりました。

周波数の変化、上昇自体が、この「出版」という出来事を引き寄せたのでしょう。

周波数が変わるのであれば、奇門遁甲でなくても、何でもいいと思います。

堪忍なのは、Being(存在)から発する周波数。

いま、どんな周波数を発しているんだろう?

それはいま自分が置かれている状況・環境を見渡してみると分かります。

デイビッドRホーキンズ

それを変えるのも「自分自身」です。

そして、それは変えられるのです。

⑰へつづく

★2021年新刊(2021年12月出版)

「さとりをひらいた犬/本当の自分に出会う物語」

こちらの本も、お読みいただくと嬉しいです。

画像6


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?