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うつ病になったのでSNS断捨離をしたら気分が楽になった

実は一昨年くらいからうつ病になってしまった。しかも結構重いうつ病で現在通院をしている。
私は学生のときに重度のうつ病で入院をしているので、うつ病が原因で病院のお世話になるのが今回で2回目だ。

生きるのが虚しくなると、なんとなくSNSがキツくなってくる。なのでこれを機にSNS断捨離をしてみた。

残すSNSを何にしようか考えた結果、インスタグラムだけ残すことにした。インスタグラムのアカウントは現在2つ。
一つがキャンプめしや外飯について発信している趣味アカウントだ。このアカウントは推しのアイドルのインスタを見る役割も果たしている、いわば福祉的価値もあるので残すことにした。
もう一つが一応フォトグラファーアカウント。これは時々私も撮った写真を発信しているが、どちらかというと海外の人の作品を見るためのもの。なのでこれも残すことにした。

残るはツイッターとFacebook。
ツイッターは消そうかとも思ったが、これもやはり推しのアイドルの発信やPhotoshopの裏技などを探すために残すことにした。ただ、もう自分から発信することはしない。

私が一番悩んだのがFacebookだった。
私がFacebookをし始めたのは約10年ほど前。
当時はボランティア活動などに参加しており、そこで人脈を広げた。仕事を始めてからは仕事や勉強会を通して人のつながりを作った。Facebookのイベント機能やメッセンジャーで主に仕事のやりとりをしている。
友達の数は600人を超える。私にとっては十分すぎる人数。
時々しかやりとりしない人や遠方に住んでいる友人ともやりとりができるのでかなり便利なツールだった。
一方でFacebookは雑音が多い。通知がなるのはもちろん、メッセンジャーで気軽に連絡してくる人もいる。
健康な頃はありがたいが、今の私にとってはキツイ。
だいぶ悩んだ結果、Facebookを退会することに決めた。
休止も考えたが、思い切って退会することにした。
しかし突然やめてしまっては迷惑がかかる。
と思い「Facebookを退会します」という投稿をしてみた。
いいねの数は、なんと、10。
え!? まじで!?
Facebookやりたての人みたいないいね数なんだけど。
だが、これは逆にいうと都合がよかった。
踏ん切りがついた。
なんの未練もない。
まあ、結局はこんなものだったのだ。
今ではなんでFacebookをやめることをあんなに悩んだのかわからない。

Facebookを見なくなってから、ずいぶん気が楽になった。
スマホからもFacebookアプリを消した。
用事がある人はメールに連絡をしてもらうようにした。
これがなかなかいいのだ。
なんせ用事がない人はわざわざメールをよこさない。

SNSアカウントを消すなんて自分がいなくなるようで寂しく感じたが、病気で虚しいときはあえてそういう寂しさに身を置く、ある意味自傷行為的なことが気持ちを落ち着かせるのだろうなと思った。

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