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『ファ~トンいきもの記』

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いろいろな「いきもの」の様子を紹介しています。『「ファー」ブル昆虫記』と『シ「ートン」動物記』を組み合わせたような「いきもの」紹介です。日本・シンガポール・ラオス・インド・ネパー…
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#バンコク

『ファートンいきもの記』【44】 (2022年8月29日)

今日の「いきもの」は≪ドッペルゲンGAMA≫である。 8月初めに居候していたカエルたちをリリースしたことは以前に話した。そして、再びタイに戻ってきて居候の候補生を夜の散歩で面接している。第2期生1匹目とは帰国の日の夜すぐに出会ったものの、かなり大きな声で鳴くので、近所迷惑も考え仕方なく数日でリリースした。 次なる第2期生を探していると昨日2匹目と遭遇できた。つかんでみたが鳴き声はなく、身体を震わせるだけなので、奴がメスであることは分かった。家に帰ってしっかりと観察していると

『ファートンいきもの記』【41】 (2022年6月10日)

今日の「いきもの」は≪GYMグリガエル≫である。 以前、名前が分からないカエルとして紹介した奴であるが、色々と検索して名前が判明した。奴は「アジアジムグリガエル」という名で呼ばれている。主に東南アジアに分布していて、タイでは「ウンアーン(อึ่งอ่าง)」という名で知られている。 身体の色からして毒々しいが、毒は持っていないらしい。身体は常にヌメヌメしていて、素手で捕まえようとすると、ドジョウのように、手からスルッと逃げてしまう。 そんな柔軟性からはかけ離れているのが、

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『ファートンいきもの記』【40】 (2022年4月15日)

今日の「いきもの」は≪山田なガマさ≫である。 私がチャトゥチャック市場でカエルを買おうかどうか悩んで結局やめたその日の夜、私が散歩をしていると、「運命の出会い」があったのである。 明かりがあまり届かない通りに面した家の壁のところに何やら黒っぽい塊を発見したのである。最初はゴミかと思ったが、これまで培ってきた勘がその塊に反応した。近づいてみると、ゴミではなく「カエル」だった。 とりあえずビニール袋をかぶせて捕獲し、家で確認してみると「ヒキガエル」であった。日本を離れる際に二

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『ファートンいきもの記』【39】 (2022年4月4日)

今日の「いきもの」は≪Bustopher Jones(バストファー・ジョーンズ)≫である。 ミュージカル『CATS』の中で、奴は他のネコとは別格の存在である。上流階級の住む街で生活しているため、美食家であり教養もあるという設定になっている。バンコクでであった奴も同様に美食家と思われる。ワット・バーン・ペン・タイの寺院内にある水上レストランの周辺が奴の住処らしい。レストランのスタッフが調理や接客や片付けで忙しい中、ちょっと偉そうな雰囲気でゆったりとレストランにやってきた。そして

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