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道志村での「椎茸の原木杭打ち体験」をとおして、生態系の問題を考える

来年2022年は、「食」を考え、そして行動(体験)する年にしたいと思います。

まずは、2022年を迎えるにあたり、先駆けとして何か食にまつわる体験ができるものがないか探していると「椎茸の原木杭打ち」なるものを発見。

山梨県道志村と神奈川県横浜市を『食』で繋げる、太田ハッピープランニングさん企画の体験に参加してきました。


1. 椎茸の原木杭打ち体験に参加!


今回参加したのは、「原木椎茸づくりのプロに習う!原木椎茸杭(菌)打ち体験プラン」。

楢(なら)の木に2cmほどの穴をあけ、そこに椎茸の菌を打ち込みます。

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その作業を繰り返し行うのですが、単調に見えて、意外に良い運動になるんですよ!

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菌を打ち込んだ木を1年山に戻して寝かせると、来年には生育した椎茸を食べられるようになるとのことです。

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木を良い状態に保てていれば、なんと5年間は椎茸を買わずに済むとか!?
この企画の素晴らしいところは、昨年打った原木をお土産に持って帰ることができること。

体験後1年経ってからでは、待ちきれないですもんね!
私も今回杭打ちしたものとは別に、早ければ来年の春には収穫が期待できる原木をいただいてほくほく顔で帰宅しました。

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2. いま道志村の「楢」の木に起こっていること


さて、今回原木に使用した楢の木ですが、実は道志村を含めた山梨県全体で「ナラ枯れ」と呼ばれる大変な被害にあっているそうです。

ナラ枯れとは、生きている楢の木の中に「キクイムシ」という害虫が大量発生し「ナラ菌」という病原菌を増殖させることで、木が枯れてしまう伝染病です。

これまでは日本海側の地域を中心に被害がありましたが、近年では太平洋側にも拡大しています。

山梨県では、令和元年に被害が初めて確認され、令和2年には被害が悪化。
そして今年、令和3年の被害は、昨年の3倍にも達している現状があります。

キクイムシが増殖している理由は主に二つあります。
一つ目は、私たちの生活様式が変わったことで「木炭」が利用されなくなり、キクイムシの好む大径木(幹の直径が70センチメートル以上の樹木)が増えたことです。
もう一つは、地球温暖化により、比較的暖かい環境を好むキクイムシの成長できる環境が増えたことが可能性として挙げられています。

被害を受けた木を放置しておくと森林景観を損ねたり、倒木の危険性が高まったりすることから、早期の駆除や予防が必須です。
可能な限り病気の発見を早めることで増殖を防ぐことしか、いまのところ根本的な解決方法が見つかっていないことも課題となっています。

3. おわりに


今、地球の気候危機によって、生物の絶滅や大量発生など様々な生態系のバランスが崩れていると感じます。

今回のナラ枯れ問題も、根本的な解決には至っていないため、このまま被害が拡大し続けると近い将来椎茸を簡単に食べられなくなってしまうかもしれません。

当たり前にある「食」が失われないように、自分にできることを継続したいと思いました。

また、今後の地球環境や「食」の未来を考えるために、まず私自身が色々な体験をとおして新たな行動を起こすことができたらと考えています。

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■「道志村ハッピープロジェクト」会員資格概要
目的:
 ①過疎が進む村を「食」で活性化させる事
 ②持続可能な食の循環を広げて行く事
 ③将来を担う子供達に豊かな食を伝える事
をご理解いただける方
会費: 年間1口3,000円
※申込み「1口」で、会員本人含め「5名まで」参加可能
※体験費用は別途
サイトURL: https://ohtahappyplanning.themedia.jp/

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