スクリーンショット__55_

終了間際にロメロ・フランク「ジェフ千葉×町田ゼルビア」

こんにちは!

第20節ジェフ千葉戦をみていこうとおもいます

~目次~
1.スタメン
2.前半振り返り
①左サイドを中心に攻撃、奥山のポジショニングの改善
②3バックのポゼッションに対するプレス
3.後半振り返り
①失点は仕方ない?左右に振られたあとの崩し
②終了間際のゴール、バイタルエリアがあいたおとりの動き

1.スタメン

前節に続き、セカンドボール回収係に奥山が起用
ダゾーンでは土居と中島のポジションは逆でしたが、ゲームをみると図のようなポジションになっていました

2.前半振り返り

①左サイドを中心に攻撃、奥山のポジショニングの改善

前半は町田の左サイドを中心に攻撃が組み立てられていきました
前節と違うのは、ボランチの奥山の立ち位置です
前節よりもロメロ・フランクとの役割を明確にして、
・後方斜めのサポートで三角形の形成
・ネガトラ時のセカンドディフェンダー
・ネガトラでロングボールを放られたときの、セカンドボール回収
という3つの役割
を担っていたと思います

ロメロ・フランクはチャンネルの攻略
2トップとSHは中央で待ち、クロスに人は足りている状態
画面には映りませんでしたが、逆サイドバックは絞って中央のスペースを管理していると思います(中央をあけることはないと思うので)
中央に速いボールをあげていくと、相手が中央に固まるので、空いたチャンネルを活用するシーンも何度かありました
ネガトラで押し返されるシーンも少なかったので、このポジション取りはうまくいってたと思います

②3バックのポゼッションに対するプレス

3バックに対して2トップで行くと、数的不利になりため、前進を許してしまいます
町田はそこで3バックのサイドに誘導して、そこにSHをプレスに行かせ、浮いたWBにはSBを当てていきました

ここで潰せなかったのが、後半の失点なのですが、
前半はWBを狙い所としてここに誘導してボールを奪っていました
千葉はポゼッションもそこまで上手くいってなく、蹴らされる状況が増えました
蹴らされたボールは町田はしっかり回収をできるので問題はなかったです
相手のIHが間受けをしたりすると厄介になると思いましたが、それもなく
狙い所を絞って(特にRWB)ボールを奪い攻撃に繋げていました

3.後半振り返り

①失点は仕方ない?左右に振られたあとの崩し

前半はWBを取りどころとした守備が機能していましたが、
この失点は、WBに奪いに行ったところをひっくり返されました

時系列としては
①DFラインで右→左→右→左と展開し、町田を走らせる
②LWBに縦パスを入れ、SBを引き出す
③試合で初めて?ワンタッチでトップにあてる
④DFラインでのパス回しの効果でプレスバックできる距離にボランチが不在
⑤キープして時間を作り、逆WBに展開
⑥低いボールをゴール前へ、シュートが決まる
ポイントはたくさんあるのですが、
DFラインのパス回しで、FWとSHが前へ引き出され、ボランチの脇があきました
ボランチも前のほうに重心がかかり、町田DFラインとの距離があきます
LWB安田がトップへワンタッチでパスを出すことが初めてだったので、町田SBは詰めて奪いに行ったままです
最終ラインとDFラインが同数になる(ここは想定内かと)
逆サイドのSHが絞っとけば展開されずに済んだかな?もしくは後ろから追いかける展開にならなかったかと
中島には酷ですが、最後相手DFラインで右→左の展開が行われているときにコンパクトさを保ってほしかったです
改善するならここかな???

②終了間際のゴール、バイタルエリアがあいたおとりの動き

引き分けでまた勝ち点3を逃すか…
そういう気持ちでしたが、ロメロ・フランク様がやってくれました!!!
クロスのバリエーションが増えた町田にとって、クロスはただ上げるだけでなく、引っ張ってできたバイタルのスペースも活用できるんです!!!

シュートももちろんゴラッソでしたが、
スペースを作成するために、引っ張る動きはパターン化されてきました
ロメロ・フランクが攻撃の生命線だと思うので、彼を生かすためにスペースを作成していきましょう!

今日はここまで
天皇杯は残念な結果になりましたが、リーグ戦に集中していってほしいです!

8月に町田のトレーニングを観に行きたいと思います!
もし、このブログを読んでいる方とお話しできるなら、お声掛けください!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?