見出し画像

ひとりひとりの想いが彩り豊かな組織・社会につながるダイバーシティ

事務所のポストを開いてみると、こんなにかわいい封筒が入っていて「なんだろう」と思って見てみたら岐阜県関市 早川工業のzao_Factory(ザオ・ファクトリー)さんが行っていたクラウドファンディングの返礼品でした。

早川工業のさんの若手社員の方おふたりが、東南アジアを出張で巡っているときにカンボジアで「世界一美味しい」と称される胡椒を生産している方との出会いを通して、「金属加工屋ならオリジナルペッパーミル作りたい?」という思いにつながり、今回のクラウドファンディングにつながったようです。

クラウドファンディングは自分自身で行ったこともあるのでよくわかるのですが、資金を集めた後に返礼品を準備して送るのがかなり大変です、、、笑。

そんな大変さも分かっているのと、どちらかというと、やりたいことや目指されていることを応援したいという気持ちで参加することも多いので、自分が協力をする側の際にはリターン(返礼品)はご遠慮することが多く、今回もそうでした。

そんな早川工業さんからお手紙と合わせてオリジナルのステッカーをいただきました。
ステッカーはパソコンに貼って使わせていただきます!

最近は新型コロナの対応と暑さでばて気味でしたが、心温まるメッセージにすごく元気をいただきました。

元々は返礼品は想いを伝えるための手段なんですよね。
今回のお手紙を拝読して、大切なことを思い出しました。

早川工業さんはご一緒にLGBT・ダイバーシティの取り組みを進めている企業さん。

2016年に初めて研修の機会をいただいてから弊社が主催しているLGBT・SOGI×働くをテーマにしたイベント「Working Rainbow EXPO」をはじめ、様々なイベントに参加いただいています。

社員の方が持っている感性をいかにものづくりに活かしていくのか「感性価値を大切にしていきたい」とご縁をいただいた時から話されていました。

ちなみにzao_Factory(ザオ・ファクトリー)は冒頭で話した若手社員2人が立ち上げた部活動グループです。ペッパーミル以外にも以外にも廃材を使ったかわいいアクセサリーを作っています。

まさに感性価値。おひとりおひとりがやりたいと思ったことを取り組んで、それが彩り豊かな組織になっていく。

私自身はLGBT・SOGI(性的指向と性自認)を軸にダイバーシティに関して、企業や行政で研修やコンサルティングを行っていますが、早川工業さんとの出会いを通して「ダイバーシティってこういうことだよなー」と多くの学びをいただきました。
誠にありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?