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キレイになる魔法の雑貨屋さん

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エッセイ、ショートストーリー、 幸せに役立ちそうな雑貨屋さんのようなコンテンツ
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#エッセイ

オススメの末期医療

ちょいと、キーワード検索したり、 ふと読んでみただけの記事であっても、 次には、ご丁寧にオススメが、 目の前にズラ〜と並ぶ時代。 なるべく効率よく、便利、が好まれる時代。 悩み深める、手間かける、が嫌われる時代。 だって、みんな忙しいから。 ところで、僕たちは、 何で、そんなに忙しいのだろう? アイデアが湧きすぎて忙しいのなら、 斬新で革新的なものが、 次から次へと日々誕生し、 日本経済は、破竹の勢いで、 どんどん前進しそうなものだけど、 どうやら「停滞している説」

街、なし崩れる

沈むはずのない船、 落ちるはずのない橋、 強固に見えた街も、 崩れ落ちる 日々、 街で、会社で、学校で、 想定外の出来事が、あちらこちらで起きる。 人々はニュースで、 それを目にした時、改めて驚く。 「えっつ、そんなことって本当に起きるの⁉️」 想定外 そう、想定外の出来事。 でも、想定外にしては…、 なんだか多過ぎない? あちこちで、毎日起こり過ぎる様に思う。 さらに人々を戸惑わせるのは、 あるはずの アレが見当たらないこと…。 そう、「原因」 それが

未来は、半分リクエストできる

起きてしまった事は変わらない……、 「しょうがない」 だから、あれこれ言っても、今更何も変わらない。 「仕方がない」 確かに、 起きたこと自体は変わらない…。 では、 ・無かった事にして忘れちゃえば良いの? ・本当に全てが変わらないの? ・全くどうしようもないことなの? いいえ、 確かに、起きた事実自体は変わらないとしても、 それが起こるに至った「背景」が変わると、 その経緯を理解し、 因果関係を捉えなおすと、 思い込んでいた認識が変わると、 世界は全く違って見えてき

ソレ、いったい「何を見える化」したい競技?

競技って面白い。 勝ったか負けたかだけでなく、 何が「見えたか」 ですよね。 それが何であれ、 競争させれば、順位がつき、 そのレベル(程度)が、 明確に表れるもの。 それが競技ですよね。 ※ たとえば、 最も瞬発力がある人は誰? を知りたいから、 関係者が話し合って、 直線で100Mぐらいが良くない? という事になったのでしょう。 最も持久力がある人は誰? を知りたいから、 意見の強い人が集まって、 マラソンが良くない? という事になったのでしょう。

善悪の天秤

何でもはかれる「善悪の天秤」 この天秤(てんびん)は、役に立つわよ。 「善か悪か」は、 「目的」を設定しないと、 解くことが出来ない方程式よね。 議論を戦わせたいなら、 それを楽しみたいなら、別だけど、 それが目的だから…。 もし「解」を出したいのなら、 目的が不在だと、 善悪の問題は解けないでしょ? 善悪って本来、 「感情とは無縁の問い」だから、 それ以外は結局、 「意見」 「誤解」 下手したら、 「戯言」 なんて思われちゃう。 学者さんや専門家、 理性的な人

ラッキーチャームは、目標より効く

「 目標」って言葉、「硬い」ですよね……。 「ラッキーチャーム」に、 イメージチェンジするのはどうでしょう? ・自分を「ドライブさせるリズム」を生み出す魔法 ・自分の「プライドを見える化」する魔法 ・毒や邪気を払い除ける「魔除け」の魔法 それは、 ・自分のトーンを上げ、 ・絶対下げないプライドをもたらし、 ・グルーブ、ノリ、リズムをもたらす。 自分を「抑圧」するのではなく、 自分を「引き上げる」魔法。 もちろん、依存するのではなくて、 気持ちのアガる相棒、パートナーか

あれ? 目標って「お守り」か⁉️

目標には、 「自分が、アガる目標」もあれば、 「自分が、サガる目標」もありますよね。 ○○せねばならない というストレスがかかると、 「サガる目標」になりがち。 良くある、 効率主義的な目標かな。 効率を求めているはずなのに、 結果は逆で、 何だか気持ちが萎えていってしまう 非効率な目標。 自分が主人なのか、 目標が主人なのか、 わからなくなってしまう目標。 さて、 自分がアガる目標は 自分が「楽しくなる」 自分が「乗ってくる」 自分が「グルーブする」 何だか「上

人は時間を料理する

古着屋さん、 最近はいろいろな街に、 お店たくさんありますよね。 高円寺や川崎なんか、 それまで、あまり行った事なかったけれど、 見方が変わると、面白いですよね。 同じ街なのに。 同じ街なのに、別のものを見ていた、 という事なのでしょうね。 では、この世に生まれてきた物は、 何処までがヴィンテージでなくて、 どこからがヴィンテージなのでしょう? ヴィンテージ 製造後30〜99年経過しているもの これは使うもの アンティーク 製造後100年以上経過してるもの これは

ファッションって、身体の働き方改革だったのか⁉️

人の身体って、 「生きるための道具」ですよね。 移動したりする「脚」 何かを掴む「手」 音を聞く「耳」や モノを見る「目」とか、 他にも身体は、 いろいろ生きるための仕事をしますよね。 もし効率的に考えるなら、 ファッションは、 アスリートの様に、 限りなく動きやすい服や、 暑さ寒さを補助する道具、 第二第三の皮膚であれば、 良いかもしれませんよね。 花柄も星の様に光る石も、 全部、無駄かもしれません。 でも、 わたしもデザイナー(インテリア) だったから思うんです

道具を使うと「キレイ」が生まれる

道具というものは、 素直だけれど、ある意味では頑固。 決してこちらに合わせようとはせず、 「自分を上手く使って!」と暗に要求してくる。 (うちの猫もそうですけど) 道具は頑固だから、 こちらが、それを、 上手く使えるようになるしかない。 はじめは少し苦労だけど、 上手く使える(付き合える)ようになると、 不思議なことに「何かが」 キレイになってゆく。 猫と上手く付き合える様になると、 優しい私になれる、 みたいな(笑) 身のこなしだったり、 心構えだったり、 受け

動物総選挙とペットの歴史

あっという間に 衆院選挙も終わりましたね。 選挙と言えば、思い出すのは、 以前、立候補者の看板を背に、 ご主人の帰りを待っていた、 2匹の子犬の姿です。 まるで、 「私たちは、公約を守ります!」と、 立候補している様でした。 私たちは、 選挙で自分たちに「役に立ってくれる人」を選ぶけれど、 それは動物に対しても同じかも知れません。 実はむかし、 イヌは この世界に存在していませんでした。 存在していたのは、 犬の祖先である、 オオカミだけでした。 ところがあ

「シエナ」っていう店です

こんにちは、いや、もしかしたら、 今晩は、かも知れませんね。 まあ、読んでみるかぁと、 思ってくれたなら嬉しいです。 損をさせないように頑張ります! 白金台で エステの社長を20年ほどやっています。 今日は、お店のことを 書いてみようかなぁと思います。 SHIENA(シエナ)って言うんです、 店の名前です。 よく言われるんです、 イタリアのSiena? って。 でも違うんです。 楽園という意味の 「ジェナ」から 「 ゛」濁点を取って 「エ」を大きくしたら、

聖ガンジスの様に

私たちが経営する エステティックサロン「シエナ」では、 ゲストのカルテが壁一面を占め、 厳重に管理されている。 新しい顧客システムを導入するため、 過去のデーターを移行する必要があり、 スタッフだけでは追いつかず、 わたしも慣れない手つきで、 顧客データーを入力していた。 これは外部に任せたくないからだ。 <職業欄> 会社員、事務、金融関係、デザイナー、 営業職、楽団員、NPO、主婦、経営者、 ダンサー、医師、歌手、弁護士、学生、 アナウンサー、教師、公務員、研究職、 自

向こう側へ 船を出す

今日、明日、あさって、 その先、その先のまた先……。 どこまでが、 私たちの「リアル」? どこからが、 私たちの「リアルの向こう側」? 「未来」へは、 どすれば行けるのだろう? いい加減な毎日よりも、 ひとつ、ひとつ、丁寧な毎日は良い。 そうだけど、 まあ、そうなんだけれど……、 気がつくと、 感じ過ぎたり、 こだわり過ぎたり、 日々の中で、迷走したり、 森の中で、瞑想したり、 家の中で、メソメソしちゃったり、 未来への、想像力を、 目の前への、感情力が押しやる