事業目的は、何にするか?
さて、事業目的は、会社設立freeeの5つ目の項目です。
毎回freeeを基点に書き出すと、freeeの回し者かと思われそうですが笑、兎に角ミニマムマストな項目という意味で今後も引用させてもらいますね。実際、会社設立freeeを利用した際に出くわす論点なので、その検討プロセスにハマりますから、悪くないと思うので。
書いてみた事業目的だけで十分かどうかが悩ましい
ということで、事業目的は、何にするか?ですが、悩まない部分と悩ましい部分があると思います。そもそも会社を設立するので、何か事業をやりたいことがあるはずなので、それが事業目的になります。
ただ、その事業目的だけで十分かどうか、が悩ましい部分です。絶対に取組む事業だけでなく、取組む可能性のある事業も盛り込んでおきたいと考えるためです。
なお、事業目的の幅だしとしては、このようなサイトを利用すると良いと思います。
あれもこれもの事業目的にすることは、注意が必要
注意が必要なのですが、事業目的として、何でもかんでも入っていると、行政手続きにおいて疑義が入ってしまう可能性がある点です。
最初から、美容室もやり金融サービスもやり家具屋もやり・・・などの事業目的を提出すると、「大丈夫ですか、あなたの会社は?」と思われてしまうわけです。
出資金との整合も見られると思いますが、リアリティがなさすぎると弾かれてしまうのです。
事業目的に関する私の思考プロセス
それを踏まえて、私が考えたプロセスを書いておくと、僕は直近1年くらいにやる可能性が高い事業について、事業目的として盛り込んでおきました。それより先に取組む可能性がある事業は、実際に取組む際に変更手続きをすればよい、という割り切りです。
その程度の将来に取組む可能性のある事業はわんさかあるので、それらを全て定款に盛り込むとなると、何をする会社かわからなくなる可能性が高いと思ったのです。
おわりに
会社を設立するときには、色々と夢が膨らむと思います。あれもしたいこれもしたいと思います。勿論それらは全てする気でやっていくのですが、いきなり全てをできないので、定款自体が認証が必要な作業であることを考えると、まず現実的な事業目的を盛り込むことが大事ですし、そのように事業目的を絞り込むことが、会社の立ち上げ期にリソースを集中させることに通じることも意味することから重要なことだと思いました。