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[ビジョン] なぜ私たちは "Giftmakers "であり、su-re.coを "Think-Do-Be tank "と呼ぶのか?

金曜日の3時に30分だけ勉強会を開いています。できるだけ口出ししないようにしようと思っているんですが、今日は永遠にスピーチをしてしまいました。。。 私がちょっと遅れて参加する前に話し合っていた若いギフトメーカーたちは、商品をより良いものにしたいと言う目的で、みんなが欲しがるものを作ると言うマーケット・ドリブンの話をしていました。それを聞いて、「違う違う、僕らそんなふうにプロジェクトや商品を作るんじゃない」って言う話を時間オーバーでしてしまいました (^^;) 。

古参のスタッフは耳にタコができるほど聴いている「僕らが信じている意味を贈り物として商品やプロジェクトにするべきだ」の話をしました。例えばそれは、ほとんど意味がないもしくは悪影響がある「1時間だけ世界中の人が電気を消す」アースデイの活動をプロモートするより、気候変動で影響が大きそうな農民に個別で気候変動を教えるとか、世界中の人がほとんど理解しないバイオガスを導入するとかです。多くの人には理解されないので、クラウドファンディングや寄付も集めにくいです。しかし、でもしかし、間違っていてもマーケットが大きいものに手を出す事は、自分たちが信じていない事を贈り物にすることと同じです。安直なブレインストーミングをして、安っぽいアイディアを並べて、何も自分たちからの意味を見つける前に、それをマーケットで試す事はできません。とことん何がサスティナビリティかを調べて、そして信じることができるものを皆が愛される形にパッケージングして送るしかないです。だから私たちは、Think-Do-Beタンクと自分たちの会社を読んでいるのです。Do-Do-Doタンクでも、Think -Think-Thinkタンクでもありません。

下記の本は、ブログでも何度か紹介していますが、自分の主観的な信念からビジネスを作ることの大切さを書いています。この本の冒頭にすぐに、そのようなビジネスを作る人たちのことをギフトメーカーと書いています。私たちsu-re.coで働いている人たちのことをギフトメーカーと呼ぶのはこの本から来ているのです。そこの部分を、ちょっと紹介します。

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問題を解決するためには、無菌的、非人間的な態度、つまり、判断や先入観、個人的な価値観から解放された素朴な心が必要です。他人の問題を解決するときには、それが合理的です。しかし、意味を生み出すためには、もっと多くのことが必要です。自分の価値観、自分が信じるもの、世界に対するビジョンから出発することが求められるのです。それは贈り物のようなものです。

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人は、自分が求めただけの贈り物には決して恋をしません。贈り物は、あなた自身が意味を探し求めているものでなければなりません。あなたがそれを愛していなければ、彼女がそれを愛することはないでしょう。

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受け取った人にとっても、作った人にとっても意味のあるものであれば、ビジネスの価値が生まれやすいのではないでしょうか?私の頭の中には、この数年間に行ったすべてのプロジェクトや、意味によって動かされている起業家や経営者との出会いがありました。ビジネス価値そのものから出発した人よりも、はるかに多くのビジネス価値を生み出した起業家や経営者たち。彼らは貴重なギフトメーカーです。

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