見出し画像

熱い叫び/ジョージ・ハッチャー・バンド (‘76)

Dry Run / George Hatcher Band (‘76)
ライナーノーツには「海を越えた遠い南部の地に向かって雄叫びをあげるジョージ・ハッチャー・バンド」とあるが、そんな彼らのファーストアルバムを紹介したいと思う。

リーダーのジョージ・ハッチャーはノース・キャロライナ州出身のシンガーで、地元で活動していたが、自身の音楽を追求するためにイギリスへ渡り、紆余曲折を経て結成したのが、このジョージ・ハッチャー・バンドである。ギターX2、キーボード、ベース、ドラムス、ボーカルといった6人編成で、ギターのジョン・トーマスは後にUKハードロックのバッジーに加入する。
本作以降、’80年までに3枚のアルバムをリリースし、’00年以降も活動しているようである。

サウンドは結構ハードなブギースタイルで、レコード会社側のサザンロックカテゴリーに入れたいという戦略が見え隠れするが、UKハードロックが好きな方なら、十分に楽しめる一枚かと思う。

ユナイテッド・レコード 国内盤
裏ジャケット
装丁は豪華
ライナーノーツ

なぜか、私の周りには本作を所有している方が複数名おられ、全員が「サザンロック」という言葉に騙された(?)ということである。

何度か中古店でも見かけたが、サブスクでは’80年までの3作が全てラインナップされている。

YouTubeで音源があったのでどうぞ。

Spotifyはこちらから。

個人的にはアナログ盤なら間違いなく購入する。
好奇心旺盛な方にオススメの一枚である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?