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スペシャル・フォーシズ/38スペシャル (‘82)
Special Forces / 38 Special (‘82)
フロリダ州ジャクソンヴィル出身、レーナード・スキナードのボーカル、故ロニー・ヴァン・ザントの弟、ダニー・ヴァン・ザント率いるバンド、38スペシャルの通算5作目のアルバム。
初期の2枚のアルバムは、どことなく荒削りな部分もあったが、アルバムを重ねるごとに洗練されたロックになっていき、前作「ワイルド・アイド・サザン・ボーイズ」からは‘80年代を代表するバンドに成長した。
セカンドアルバムの記事はこちら。
個人的には本作と次作「ツアー・デ・フォース」が一番脂の乗っている時期ではないだろうか。当時大ヒットした「想い焦がれて〜Caught Up in You」がオープニングを飾る名盤である。’80年代のロック=産業ロックと揶揄される中で、彼らはツインリード、ツインドラムの豪快なバンドであったことは間違いない。
彼らのツインドラムのスタイルはオールマンズとは違い、2人のドラマーが同じパターンを叩くスタイルのため、後方から撮影した映像では、同じ方向の手が同時に出るのを見ることができる。
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現在ではある意味「懐かしい」サウンドになってしまった感はあるが、ディティールは違えど、レーナード・スキナードの直系のサウンドは健在である。ダニーのボーカルもいいが、個人的にはギターのドン・バーンズの歌が泣かせる。
「想い焦がれて」をYouTubeでどうぞ。
Spotifyには該当がなかったので、同時期のベスト盤をこちらから。
改めて聴いても、やっぱりカッコいい。ロックな一枚。
ファーストから’83年の「ツアー・デ・フォース」までは購入すべき。
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