ロック・ビリー・ブギー/ロバート・ゴードン (‘79)
Rock Billy Boogie / Robert Gordon (‘79)
‘80年代のネオロカビリーの時期になって注目されたニューヨークのアーティスト、ロバート・ゴードンの通算3作目、RCA移籍後の初めてのアルバムを紹介させていただこうかと思う。
彼は地元のワシントンD.C.で長い間ロカビリーやロックンロールをプレイしており、プライヴェート・ストックから2枚のアルバムもリリースし、その2枚とも、ある意味マニアックなアーティスト、リンク・レイと共に演奏をしていた。
本作は相方をクリス・スペディングに交代し、まさに正統派のロカビリーを堪能できる一枚である。個人的には、ジョニー・バーネット&ザ・ロックンロール・トリオのレパートリーが数曲散見される。
ロカビリー系はかなりのアルバムを聴いてきたが、彼のサウンドはかなりリアルである。よくある「なんちゃって」や過激な部分がなく、いい意味でのリヴァイヴァルである。
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古くも新しい一枚。ネオロカビリーも侮りがたしである。
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