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ビッグ・ファン/エルヴィン・ビショップ (‘88)

Big Fun / Elvin Bishop (‘88)
古くはポール・バターフィールド・ブルース・バンドから始まり、サンフランシスコを拠点に活動していた時期もあり、ジョージア州のキャプリコーン・レコードから南部サウンドで爆発するなど、時代と共に音楽を楽しんでいる〜まさに「ビッグ・ファン」なアーティスト、エルヴィン・ビショップのアリゲーター・レコード移籍後のファーストアルバムである。

活動が長いだけあって、どの時代をピックアップしても面白いのだが、以前はキャプリコーン期のアルバムを紹介させていただいたので、今回は’88年のブルース色の濃い一枚でいかがだろうか?

全11曲、いずれの曲も彼らしいファンキーなノリであるが、ニューオーリンズ風のピアノがあったり、バラエティに富んだ内容である。

アリゲーター US盤
裏ジャケット

個人的にはキャプリコーン期のライブ盤がお気に入りだが、’75年の「ジューク・ジョイント・ジャンプ」に収録されている、ジョン・リー・フッカーのカバー「クローリン・キング・スネーク」のダークっぽさもカッコいい。

‘91年の来日公演のセットリストは、本作の収録曲からピックアップされたものが多かったと記憶している。18時30分スタート予定だったが、18時35分には、ゾロゾロとステージに出てきたかと思うと、一気に演奏が始まり、全員が楽しそうに演奏しているのが非常に気持ちよかった。そんな経緯もあり、彼のアルバムの中では、比較的よく聴くアルバムである。

YouTubeの音源をどうぞ。

Spotifyのプレビューはこちら。

いつまでもギターのお兄ちゃん的な雰囲気が漂うアーティストだなと思う。髪の毛も真っ白になったけど、いつまでもギターを弾いていて欲しい。

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