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清水健太郎ファースト/清水健太郎 (‘77)

Kentaro First / Kentaro Shimizu (‘77)
昭和世代の方は「失恋レストラン」の大ヒットを記憶しておられると思うが、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」と肩を並べるくらいラジオでオンエアされた曲である。今回は「失恋レストラン」でデビューした清水健太郎のファーストアルバムを紹介させていただこう。

近年ではVシネマで組長役が板についてしまった感があるが、デビュー当時は本作のジャケットのようなルックスであった。彼のヘアスタイルは「シミケンカット」と呼ばれ、私の少し上の世代の方の間で大流行した。

さて、本作のサウンドは’70年代の若者向け歌謡曲といった雰囲気ではあるが、ほとんどの曲を つのだひろ が書いている。以前の記事で日本のファンクバンド「ジャップス・ギャップス」について書いているが、そのリーダーであり、ドラム兼ボーカルが つのだひろ である。彼の作品にはやはりノリやキメのフレーズにファンクの影響を感じる部分が多い。

CBSソニー 国内盤
裏ジャケット
インサート
ほとんどが つのだひろ の作

大ヒットシングルの「失恋レストラン」をYouTubeでどうぞ。

「帰らない」〜こちらはファンクな雰囲気の演奏。

本作もある意味「和モノ ファンク」な一枚である。まさか!と思うようなところにキラーチューンがある。

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