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ファンキー・キングス/ファンキー・キングス (‘76)
Funky Kings / Funky Kings (‘76)
当時ウェストコーストロックやカントリーロックのソングライターとして活動していたメンバーが中心になって結成したバンド、ファンキー・キングスの唯一のアルバム。
まずはジャック・テンプチン、彼はイーグルスの「ピースフル・イージー・フィーリング」や「オールレディ・ゴーン」の作者であり、イーグルスとの交流を通じてグレン・フライの「ユー・ビロング・トゥ・ザ・シティ」も彼の作品の一つである。
続いてジュールズ・シアーは、のちにシンディ・ローパーやバングルズのヒットによってクローズアップされていくことになる。
そしてリチャード・スコテルはサントラの方面で活躍する人物である。
そんな6名が本作だけのリリースで解散になったのは、レコード会社(アリスタ)の目論見が外れたからであるが、逆に解散に至ったからこそ、メンバーのソングライティングが世の中に知れることになったとも考えられる。
サウンドは’70年代中期のウェストコーストロックの王道といった風情で、イーグルスやポコなどが好きな方はハマると思う。マイク・フィニガンがオルガン、マッスル・ショールズのバリー・ベケットがピアノで参加している。
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オープニングの「シンギング・イン・ザ・ストリート」をどうぞ。
CDも再発売されており、入手は容易かと。
必聴盤ではないが、名盤ではある。
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