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ファースト・タイム・アウト/ジェームズ・モンゴメリー・バンド (‘73)
First Time Out / James Montgomery Band (‘73)
ミシガン州デトロイトから登場したジェームズ・モンゴメリー(ボーカル/ハーモニカ)率いる、ジェームズ・モンゴメリー・バンドのファーストアルバム。彼らは’70年代に3枚のアルバムをリリースし、その後はソロ活動に転じたが、近年になってバンド名義で新作もリリースしている。
本作は’73年にキャプリコーン・レコードからリリースされたアルバム。続く次作もキャプリコーン・レコード、3作目はアイランド・レコードからのリリースとなる。’70年代後期のジェームズ・モンゴメリーのソロもオススメのアルバムである。
サウンドはファンキーなブルースロックという趣で、キャプリコーン・レコードにおいては、ウェット・ウィリーと双璧をなすブラックフィーリングかと思う。メンバーにハーピストがいる〜という点では、J・ガイルズ・バンドやファビュラス・サンダーバーズのような雰囲気も十分に感じる。本作にはトラディショナル曲を2曲、アラン・トゥーサンの曲とリトル・リチャードの曲をそれぞれ1曲ずつで、残りは彼らのオリジナル曲となる。
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サザンロックの実質的なピークは’76年頃と考えられており、彼らのキャプリコーン・レコードでのリリースは’74年までであることを考慮すれば、サザンロックにおいては、早い時期のバンドだったとも言える。
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YouTubeに音源があったのでどうぞ。Spotifyには該当なし。
キャプリコーン・レコードにおける、マイナーなバンドの一つであるが、正統派のブルースロックバンドであることは間違いない。
稀にアナログ盤は中古店で見かけるが、CD化されたもののこちらはあまり見かけない。
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