ソー・バッド・レビュー/ソー・バッド・レビュー (‘76)
Sooo Baad Revue / Sooo Baad Revue (‘76)
今回は関西が誇るソウルバンド、ソー・バッド・レビュー(レヴュー表記もあり)のファーストアルバムを紹介させていただこう。ウェスト・ロード・ブルース・バンドを脱退した山岸潤史が山岸潤史スーパーグループを経て、ソー・バッド・レビュー結成に至った。バンドは当初からソウルやブルースをスタイルとしており、そこに関西人のノリが加わったサウンドである。ツインボーカル、ツインギター、ツインキーボードという重装備で、’76年においてこのサウンドはホンモノであった。
本作とライブ盤をリリースして解散、山岸はその後、ニューオーリンズへ移住し、ワイルド・マグノリアスやパパ・グロウズ・ファンクなどのバンドで活動した。
本作は当時、海外でレコーディングするというのはまだ一般的ではなかった時代に、ロサンゼルスのエレクトラ・スタジオで録音された。
冒頭の「ソウル地下鉄」でJB‘sばりのスタート、スローとファンキーなアップテンポの曲がクロスし、全10曲があっという間に終了。
和モノグルーヴとして何度も紹介されている一枚である。CD化により再発売となっているので、興味のある方はどうぞ。
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