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キャロライナの夢/マーシャル・タッカー・バンド (‘77)

Corolina Dreams / The Marshall Tucker Band (‘77)
今回は、キャプリコーン・レコードがオールマン・ブラザーズ・バンドに続いて送り出したバンド、マーシャル・タッカー・バンドの代表作の一つである、’77年リリースの「キャロライナの夢」を紹介させていただこうかと。

彼らは、トイとトミーのコールドウェル兄弟を中心に結成され、’73年、セルフタイトルのアルバムでデビューする。カントリーをベースとしつつも、ブルースやジャズの要素も多く取り入れたサウンドは、実はかなり奥が深い。

コールドウェル兄弟(ギター、ベース)のサムピックによるピッキングや、16ビートをベースにしたリズムセクション、フルートの絡む牧歌的な風情など、非常に多くの魅力が詰まったバンドである。

‘76年の「サーチン・フォー・ア・レインボー」はバンドにとって、アルバムとしては、最高位のセールスであったが、シングルチャートでは「ハード・イット・イン・ア・ラヴ・ソング」がバンドの歴史の中で最高の14位をマークした。この曲は本作に収録されている。

キャプリコーン US盤
裏ジャケット
見開きジャケット
ライナーノーツ
ライナーノーツ裏

バンドの歴史も長いので、オススメのアルバムは多数あるのが現実である。本作をチョイスした理由は、私が一番良く聴いた彼らのアルバムだからである。

YouTubeの音源をどうぞ。

Spotifyのプレビューはこちらから。

近年、発掘音源もCD化された。個人的には’76年〜’77年あたりのライブ音源はオススメである。
本作はアナログレコードでも見つけるのは容易でなので、週末にまったりしながら聴くのも至福のひとときかと。

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