見出し画像

ライド・アゲイン/ドック・ホリデイ (‘82)

Ride Again / Doc Holliday (‘82)
ジョージア州ワーナー・ロビンス出身のバンド、ドック・ホリデイの通算2作目のアルバムを紹介させていただこう。国内では本作がデビューアルバムとなるが、本国では’81年にセルフタイトルのファーストアルバムがリリースされている。

メンバーは5人で、ギターが2人、ベース、ドラム、キーボードといったラインナップで、ギター以外にも、マンドリン、フィドル、バンジョーなどもプレイする。サウンドは、ややハードなロックで、ボブ・シーガーやモリー・ハチェットのような印象である。しかし、ハードなだけではなく、アルバムにはスローやミディアムのナンバーもあり、カントリー風味やツインリードなど、バラエティに富んだ楽曲が彼らの懐の深さを表している。

A&M 国内盤
裏ジャケット
ライナーノーツ

DiscogsやWikipediaでは、サザンロックに分類されているが、’80年代という時代もあり、どちらかといえば、スティクス、REOスピードワゴンらと同系列に表記されている文献もある。しかし、アルバムを通して聴けば、やはりサザンロック的な雰囲気を十分感じる。

ドック・ホリデイ (‘81)
モダン・メディシン (‘83)
デンジャー・ゾーン (‘86)

Spotifyのプレビューをどうぞ。

わかりやすいアメリカンロックのバンドという認識で十分だと思う。サザンロックというには、もう少し地元色が濃い方がいいのでは?と思うが、純粋にいいバンドだと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?