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サザンロック/スワンプ系のアルバム紹介

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オールマン・ブラザーズ・バンド、レーナード・スキナードの定番から、マーシャル・タッカー・バンド、ウェット・ウィリーなどのベテラン勢、スティルウォーター、ウィンター・ブラザーズ・バ…
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#レーナード・スキナード

ゲット・ライト/モーズ・ジョーンズ (‘73)

ゲット・ライト/モーズ・ジョーンズ (‘73)

Get Right / Mose Jones (‘73)
このバンドをご存知の方は少ないかと思う。アル・クーパーが設立したサウンズ・オブ・ザ・サウスがレーナード・スキナードと同時期にリリースしたバンドのファーストアルバム。しかもUSオリジナル盤。

肝心のサウンドの方は、リズムセクションが結構バタバタした感じは否めないが、曲調はバリエーションも多く、多彩な印象を受ける。初期のチャーリー・ダニエルズ

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ヒア・ゼア&バック/アレン・コリンズ・バンド (‘83)

ヒア・ゼア&バック/アレン・コリンズ・バンド (‘83)

Here, There & Back / Allen Collins Band (‘83)
‘77年、レーナード・スキナード解散後、生き残ったメンバーたちはロッシントン・コリンズ・バンドを結成し、’80年、’81年と立て続けに2枚のアルバムを制作した後に解散した。その後、またもやロッシントン・コリンズ・バンドの何人かは、アレン・コリンズ・バンドを結成するに至る。
ゲイリー・ロッシントンとデイル・ク

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エニタイム、エニプレイス、エニウェア/ロッシントン・コリンズ・バンド (‘80)

エニタイム、エニプレイス、エニウェア/ロッシントン・コリンズ・バンド (‘80)

Anytime, Anyplace, Anywhere / Rossington Collins Band (‘80)
‘77年の飛行機事故の後、サバイバルメンバーたちが結成したバンド。基本的にはレーナード・スキナードのメンバーがほとんど。38スペシャルのバックボーカルだったデイル・クランツをメインボーカルに据え、’80年代らしいハードなアメリカンロックを披露した。こちらはそのファーストアルバムで

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訃報ゲイリー・ロッシントン〜ロッシントン・コリンズ・バンド/ディス・イズ・ザ・ウェイ (‘81)

訃報ゲイリー・ロッシントン〜ロッシントン・コリンズ・バンド/ディス・イズ・ザ・ウェイ (‘81)

This is the Way / Rossington Collins Band (‘81)
3月5日レーナード・スキナードのギタリスト、ゲイリー・ロッシントンが他界した。最後のオリジナルメンバーの他界によって、一つの時代が終わった感がある。

何度かのメンバーチェンジを経て活動を継続してきたレーナード・スキナード、それぞれの時代にそれぞれの名曲、名演があったことは言うまでもない。
個人的には’

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