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サザンロック/スワンプ系のアルバム紹介

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オールマン・ブラザーズ・バンド、レーナード・スキナードの定番から、マーシャル・タッカー・バンド、ウェット・ウィリーなどのベテラン勢、スティルウォーター、ウィンター・ブラザーズ・バ… もっと読む
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2023年5月の記事一覧

セヴン・ターンズ/オールマン・ブラザーズ・バンド (‘90)

セヴン・ターンズ/オールマン・ブラザーズ・バンド (‘90)

Seven Turns / The Allman Brothers Band (‘90)
実質的なオールマンズの復活を記したアルバム。リリースからは、もうすでに30年以上も経過したのが嘘のようである。MTVで1曲目の「グッド・クリーン・ファン」や、タイトル曲「セヴン・ターンズ」のPVを観た時の衝撃は忘れられない。

何度もメンバーチェンジを繰り返してきた彼らであるが、’69年のファーストアルバムと

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ボビー・ウィットロック・ストーリー/ボビー・ウィットロック (‘13)

ボビー・ウィットロック・ストーリー/ボビー・ウィットロック (‘13)

Where There’s a Will There’s a Way / Bobby Whitlock (‘13)
洋楽好きならご存知であろう超有名曲、「いとしのレイラ」をリリースしたデレク&ザ・ドミノスのキーボディスト、ボビー・ウィットロックが’72年にダンヒル・レコードからリリースした2枚のソロ作品をコンパイルしたアルバム。

その後、キャプリコーン・レコードから2枚の合計4枚のソロアルバムを

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ブラッドライン/ブラッドライン (‘94)

ブラッドライン/ブラッドライン (‘94)

Bloodline / Bloodline (‘94)
オールマン・ブラザーズ・バンドのベーシストであったベリー・オークリー、マイルス・デイヴィス、ドアーズのギタリストのロビー・クリーガー、彼らの息子たちと今ではベテランのブルースロックギタリストである、ジョー・ボナマッサを中心にして結成されたバンドの作品。後にも先にもこのアルバムしかリリースされていない。

サウンドはまさしくサザンブルースロック

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ソー・ロウ/ヒューイ・トーマソン (‘99)

ソー・ロウ/ヒューイ・トーマソン (‘99)

So Low / Hughie Thomasson (‘99)
アウトロウズの中心人物、ヒューイ・トーマソンの唯一のソロアルバム。’93年に活動を再開するも、2枚のアルバムをリリース後は動きがなかったが、’99年に自身のレーベルらしいアウトロウネス・プロダクションから本作をリリースした。

当時、アウトロウズのファンサイトで、サイトの管理者がこのアルバムの紹介をしており、アメリカのAmazonで販

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モーズ・ノーズ/モーズ・ジョーンズ (‘74)

モーズ・ノーズ/モーズ・ジョーンズ (‘74)

Mose Knows! / Mose Jones (‘74)
アル・クーパーのサウンズ・オブ・ザ・サウス・レコードがレーナード・スキナードに続いて放ったアーティスト、モーズ・ジョーンズの「ゲット・ライト」に続くセカンドアルバム。残念ながら、アナログレコードでは所有しておらず、ドイツ盤の再発CDでの紹介になる。

モーズ・ジョーンズは’72年にフロリダを中心にして活動していたバンド、ストーンヘンジが

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