実践事例:abn×アルピコ 貨客混載で「駅前パンWEEK」
こんにちは。変革実践プログラムのリード・コーチの渋谷です。(渋谷 健のプロフィールはこちらから)
「ひと×組織×事業の変革実践プログラム」に2020年から参加いただいております長野朝日放送(以下、abn)のイベント「abn駅前パンWEEK(2021/5/31~6/18)」を貨客混載でアルピコホールディングス(以下、アルピコ)が支援しています。
プログラムを通じて生まれたコラボ
「abn駅前パンWEEK」は長野県内の人気パン屋さんのパンを、abn本社1階の「Cafe駅前テラス」で販売するというイベント。こちらに出品する松本や安曇野のパンをアルピコ交通の高速バスで運んでいます。今回のコラボは2020年のプログラムに参加することがきっかけで、abnとアルピコでの対話が生まれたことがきっかけでした。
社会課題解決につながる貨客混載
新型コロナウィルスを受けて物流のニーズは拡大しました。物を運ぶ機会が増えれば、その分交通量が増えて渋滞が起きたり、Co2増にもつながります。一方でドライバーの数にも限りがあるのが現状です。貨客混載は既存のバスなどを用いることで、交通量を増やさず、ドライバー不足も解消しながら物流量を増やす、社会課題の取り組みともいえます。今回はその新たな挑戦の機会と言えます。
気づいてもらうためのメディア
SDGsなどの社会課題の解決には一人一人が気づき、行動することが不可欠です。けれども大きすぎるテーマは実感が湧かず、「ふーん」で終わってしまうことが多くなります。こうした食(ぱん)などの身近なテーマで、実際に情報に触れ、体験できる場づくりは、社会に貢献するメディアとしての本分、と言えるのかもしれません。
さらなる共創の可能性へ
今回はまずはabnとアルピコ両者の既存のノウハウやコンテンツを組み合わせた最初の挑戦です。今後さらなる両社の共創や地域内外のコラボが進めば、さらなるサービスの誕生や社会課題解決には大いに期待できます。楽しみですね。
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