【大学入試#09】最初の武家成文法「貞永式目」産声をあげる
承久の乱で公家勢力を抑えた義時。武家社会を磐石なものとすべく、子の泰時の時代に、最初の武家成文法「貞永式目」(御成敗式目)が制定されます。後の、室町幕府、江戸幕府へと継承されていく非常に歴史的意義のある式目です。
(超高速解説)
泰時時代。我が国最初の武家成文法である貞永式目(御成敗式目)(1232)制定。頼朝以来の先例と道理に立脚。公家法などの本所法否定せず。第三条頻出、諸国の守護の職掌について問われる。右大将家とは源頼朝のこと。執権を補佐するための連署を設ける。摂家将軍