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半年後モニタリング(Tリーグ 2ndシーズン 2020.2.16 最終戦)
前回記事はこちら
前回記事では第4マッチの試合を中心に振り返りをおこなってみたが、そろそろ3rdシーズン開幕がチラつく状況になってきた8月末。今後の期待も込めながら、第1マッチと第2マッチをもう少し深掘りしてみようと思う。
今回は新たに実況&解説の方が試合中どんなトークをされていたのか、そのあたりにも適宜触れてみようと思う。
第1マッチ
「ウォンタク」が快心のプレーを見せ、良い流れを作っていった試合。
怪我の影響でシーズン終盤に何とか合流を果たせたものの、本来のパフォーマンスからは程遠かった黄鎮廷選手。そんな状況でも最高の結果をもたらしてくれたのは、今ふりかえってもすごいことだ。
1番(ダブルス)、2ゲーム目3-5とリードされてから怒涛の7点連取。ラリー戦の中で決めきった黄のフォアドライブ、そして7-5とリードしている局面でのフォアでのスーパーブロック。8-5になるのと7-6になるのとでは大違いと思っていた私は得点の瞬間、顔が歪むほどの渾身のガッツポーズ!
※一番右側が私。
3rdシーズンも日本でここぞという時の迫力ある黄選手のプレーを観たい!!
ジンタクさん
パートナーであるジンタクさん(神巧也選手)の活躍も忘れてはならない。第1ゲーム9オールからのレシーブ番でのできごと。
最初のレシーブでジンタクさんが放った相手フォア側へのチキータを真晴選手に3球目ドライブで決められ9-10、ゲームポイントを握られてしまうのだけど、2本目のレシーブをどうしたかというと何とまたフォア側へチキータ。
これが相手のミスを誘って10オールになるのだけど、同じレシーブを続けるという選択が予想外だったし、その度胸がすごいなと思った。
さすがプロ!
1ゲーム目終了後のインターバル
山﨑雄樹アナ「今日はこの後どんな死闘が待っているんだろう?というような第一マッチの第1ゲームでしたね」
渡辺理貴さん(解説)「一段と今日は彩たまサポーターの声が大きいように感じますし、迫力がすごいですね笑」
アナウンサーが暗示していた死闘の第一幕となったのがこの後の第二マッチである。
第2マッチ(松平健太選手)
この試合に対する感情的な記述は以前にnoteで触れているのでそちらを参照いただければ。
この試合に対する解説者(渡辺理貴さん)の寸評は・・・
(松平健太選手が)フォアで回ろうとせず、両ハンド待ちに切り替えたことでいい意味で力も抜けて打球に伸びが加わり、コート深くに入るようになった。あとは相手の回転を残す形でのストップが相手(荘智淵選手)に効いていた。
1-2とリードされた4ゲーム目。荘選手のサーブ時に得点することができず、0-2とリードを許してからの8本連取。ストップだけでなくてサーブもとてつもなく上手い。ボールタッチの非凡さはそうそうマネできるものではない。流れに掴んだ場面での健太選手の凄みをあらためて感じた。
コロナ禍でどこまで追い込んだ練習ができているのか心配ではあるが、ビクトリーマッチを含んだ荘選手との2月16日における死闘は卓球の劣化を招くどころか、むしろ「新境地を開拓したきっかけとなった試合」として語り継がれていくものになるだろう。
まとめ
ここまでお読みいただいておわかりの通り、今回は戦術的なもの(試合内容)をかなり重視して振り返りをおこない、感情的な表現を言葉で記すのは極力控え、私の応援姿をさらすことによってみなさまへの理解を試みた。
次回の2月16日振り返りは2021年2月頃を予定。
その時には3rdシーズンも始まっているだろうから、あの最終戦から1年経ってチームはどんな状態になっているのか、そのあたりを対比しながら書いてみようかと思う。
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